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全員●罪者予備軍 共通シナリオ①

私は引きこもり。友達と学校はどうでもいいけど恋愛はしたい。


よし、今日こそ外に出よう。と思った。


なんか視線を感じる。ストーカー!?私モテてる!?


んなわけねー!!ギブアップ、家に帰った。


あ、なんか物がなくなってる。愛用のペンと消ゴムがない。

空き巣か、金目の物は無事だからいいや。


なんか隙間から視線を感じる。


「…やあ」

「どうも」

「やっほー」

「失礼します」

不法侵入者!!イケメンだすんごくイケメンだ!!


どうせなら心にも侵入して!


「あの…」

「ななななに!?」

ひさびさに人からはなしかけられた。


男は上半身裸で腰に布を巻いている。

背中から翼をはやし、天使のコスプレをしているみたい。


「無断で入室してすみません」

「はあ」


「かくかくしかじかで彼らは罪を犯す寸前なのです」

「はあ」

「ですから彼らが罪を犯す前に、叩き直そうと思いまして」


「で?」

「貴女に協力していただきたいんですよ~」


「どえええええ!?」



私どこにでもいる平凡なスペックの引きこもり女子高生ミツ。


昔から給食費が盗まれたり悪いことがあると全部私のせいにされちゃうだけで、いわば家柄も文武も普通の一般人。


なんだけど、とうとうヤバイ不幸が!

内に変な奴らが現れて、私は近場の銀行まで逃げてきた。


「お前がテロリストだな!!」


武装警官が私に銃を向けている。


「テロリストオオオ!?」

なんで私がテロリストになっちゃってるの!?


「おいおい待てよ、こんなかわいい女子高生がテロリストなわけないだろ」


なんとか助け船がはいり私はどさくさにまぎれてその場を去り事なきをえた。


「あ…」


家の前には挙動不審な青年がいる。


「はい、なんですか?」

「なんでもないです!!」








青年が慌てておちつかない様子で身体をうごかしたら、ピッキング道具がジャラジャラとちらばった。


「空き巣?」

「まだやってません!!」

「未遂ならいっか」

「ありがとうございますありがとうございます…!」


土下座されてしまった。

余程生活にこまっているんだろうなあ。ひとまず家に帰ろう。


「だっだれかー!」

「騒ぐな!

撃つぞ、頭パーンってなるぞ」


私、絶賛銀行強盗の人質なう。



「よし、金はあつまったな」

「逃げるぞ」


強盗が逃亡をはかる


「待て!!

人質を解放しろ!!」


警察があらわれた。


「いやなこった!!」


私は渾身の一撃をはなつ


自力で私を解放した。



強盗は逃亡したけど、私は無事に救助された。




「動いたら首ザックリだぞ!!」


翌日、別の人質にされた。


「また君か!?」


昨日の警察官さんだ。


「また私です」


「彼女はなんの罪もない一般人だ、解放するんだ!」


「なんの罪もない。たしかにそうだ。だが断る!」


「あ、UFO!!」


なんとか自力で逃げた。



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