表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界旅物語  作者: VelSepia
1章 ☆★アールベロ復活!?★☆
7/26

6話 水路と新住民

2週間程かかりましたかね、

意外と難しいもんです。


 さあ、新しい住民を加えた日々が始まった。

 立場的に僕が、王らしい。

 そんなに住民が居るわけでもないんだけどね……

 方針は、僕が決めて、元村長――現ワードッグロード――に言えば、住民には伝えてくれるとのこと

 とりあえず、

 ……ご飯は、大きい集会所で皆で食べること。


 ……食材採取・狩猟組と建築材料収集組に別れること。


 ……奴隷制度の撤廃


 ……男は採取・狩猟・材料収集を、女は料理・掃除・出来る範囲での建物の補修。

 として、住民総勢に働いてもらう。

 要するに、


 〈働かざる者食うべからず〉


 という事だ。

 そして、僕も修練を積むために街の外へ行き、獲物探しを開始する。

 《ねぇ、水探さなくていいの………?》

 あっ、すっかり忘れてた

 探さなきゃね。

 食料があっても水がなくちゃね〜。

[そうだね、水を優先しよう]

 ルナルとの会話は口に出さなくても、頭で言いたい事を思い浮かべると伝わるようだ。

 念話ってゆうのかな?

 まあ、そんな感じの使い勝手のいいものです。

 頭の中で地図を見ながら、歩きに歩いた結果、見事に見つけた。

 川を、見た感じ山の方から下ってきてるから、綺麗な水だろう。

 水路については、力技で何とかするよ。

 えっ?

 無理だろって?

 そんなことはない!

 僕にば、剛撃射(バーサーカーショット)があるからね。

 1射ずつだと時間がかかるので、〔3矢射ち〕を使って効率よく地面を抉って行こう。


 ――――――――――――――――



 …………………まさかこんなことになるとは。

 1射で2メートルも抉れるとは

 これは、楽な仕事になるかな。

 しかし、早朝に街を出て、帰ってきたのは、昼だった。

[腹が減っては戦はできぬ]

 と言うのはホントだね、弓を引くこともできないや

 《もしかして、スキルを使うと体力(スタミナ)を使うって知らなかったの?》

 と言われ、えっ、あぁ、そうなのね……

 と遅めの認識をすることになる。

 《それとね、ワードッグ達名前とか無いからね、ロードと、リーダーだけでも名前付けてあげれば?ついでにアタシも》


 あ、名前ないのね

 まあ、狐だし、キュウビがいいかな?

 このままでいいのかな??


[お前の名はキュウビだ]

 大丈夫かな……

 まんまなんだけど。

 《やった、名前だ!》

 おぉ!

 意外にも喜んでる。

 まあ、水路も繋がったから、一先ず安心した。

 今日の仕事は終わりにしよう。



 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



 さて、もう朝だ。

 まず、朝の伝言は、出口付近の水路の上に橋を作って欲しいと頼んだ。

 それで、僕は昨日は見つけた川の上流に行ってみることにした。

 うん。

 来て正解だった。

 リザードマンってゆうのかな。

 トカゲみたいで二足歩行してるし。

 まあ、長の所に行って、話して来るとしますか。

 現在長の前です。

 リザードマンって、でっかいのも居るのね。

 僕で178だから

 衛兵で4メートルか。

 長が………6…メートルか…な……?

 でかい、デカすぎる

 とりあえず、話した事は、此処の他にリザードマンの村が有るか無いかについて。


 応えは、ノー

 此処一つだそうだ。

 一つであるならばと、我街『アールベロ』に移住しないかと聞いたところ、リザードマンは力主義で、強い者に従うと言う掟があるから、長が決めた事は絶対なのだとか。

 結果的に、長と僕が戦闘をして、勝った方に従う

 と言う結論が出た

 僕の力がどれだけなのか確かめるいい機会だから受けた訳だけど。

 戦闘フィールドは川の中心から直径3キロ。

 つまり、相手側に500メートルの岸、僕側も500メートルの岸、残りの2キロは川だ。

 相手の庭みたいな所だし、こっちは不利だけどね、頑張るよ。

 開始の合図は、衛兵リザードマンの水泡が、川に落ちた瞬間からだ。

 ちなみに、水泡っていうのは、水を圧縮して、鉄程度の硬さにもなる水の弾だ。

 と、落ちた瞬間……


 相手が川に入り水泡が雨にように降ってくる

 ただ、水の中だと弓では攻撃を出来ないから、迫り来る水泡を避けながら考える。


 ―――――――――――――――――――

 少し前………

 魔法について、この世界では、大気中に魔力の基になる

 魔素という原子があるらしい。

 その、魔素を集めて形ができた時点でそれが魔法なのだそうだ。


 誰にでもできるわけではなく、魔法について学び、幾度も練習してやっと出来ることだという。

 さらに、1人1属性という暗黙のルールみたいなものが成り立っており、1つ属性を手にするとそれ以上は欲さず、その1つを伸ばしていく事が普通である。

 稀に、複数の属性を持っている人がいるらしいが、増やす事に集中し、力が弱く直ぐに倒されるのが現実。

 ――――――――――――――――――

 と 、キュウビと念話をしながら、聞いたことだ。

 試しに、手を開き、火をイメージしてみた。

 ちっちゃ!

 火の粉がチラチラ見えるだけなんだけど!

 でも、これだけの作業で魔法って使えるものなのか?

 〔アビリティ:貫通力増加〕

 〔スキル:常時魔法付与可能〕

 んっ?

 なんか増えたな。

 常時魔法付与可能って、どう言う意味だ?


 〔説明:矢、弓に魔法付与をいつでも可能にする。矢は、手が触れている時にのみ付与可能。弓に魔法付与をした場合、矢に魔法付与はできない。〕

 つまり、僕が触れてる時ならいつでも魔法付与をできるってことか?

 まあ、そう解釈しておこう。

 難しく考えると水泡に当たってしまう。

 弓を構え、矢を番える。

 弓に冷気が纏わり付いているのをイメージして見たけど、何も変わらない。

 どうなってんだおい、常時じゃないのかよ

 くっそ、こうなったら適当にやって正解を引き当てるしか………

 手に氷塊をイメージし、矢を持ちそれを放った。

 しかし、変化はない。

 なんなんだよもう、もう怒ったぞ。

 〔アビリティ:肉体強化(最極)〕

 〔アビリティ:各属性使用可能〕

{アビリティ:魔法使い(最極)}

 何だこれは、怒りに呼応して増えたのか?

{魔法使い(最極)の説明は、魔法を最大まで極めた人が、手にする能力。魔法攻撃の威力増加。回復魔法の効果増加。守備魔法の耐久∞。}

 ほう、これって最高じゃないか。

 というか、最極って、一番高い位なのか。

 肉体強化最極ってゆうのも常に発動らしいから、水泡を素手で破壊する事も可能かな?

 怖いから、試すのは後々……

 とりあえず、〔弓属性付与*氷〕


 剛撃射(バーサーカーショット)を放つ

 矢は水中に入っても勢いを失わず、そのまま川底まで突き進む。

 そして、水中に3本の氷柱が出来た。

 続けて6射放つ。

 計21本の氷柱ができ、水中にはもう動けるような場所はない。

 斜めに矢を放った結果かな?

 まあ、結果よければ全て良し

 最後だ!

 と心で叫び、剛撃射(バーサーカーショット)を放つ

 何故か、今までの物と比にならない程大きかった。

 そして、それを見た長は、水中から飛び出し、受け止める体勢に入ったが、時すでに遅し。

 構える前に、矢が直撃する。

 この一撃で勝敗が決した。

 長が戦闘不能になり、僕の意志に従う事が認められた。

「今日は、5人アールベロへと連れていく。7日後にこの5人で残り全員を迎えに行って貰う。」

[これでいいかな?あんまし分からないから、何かあったら教えて。]

 《大丈夫、問題ないと思うよ!》


 と言われ安心して、6人と1匹で『アールベロ』へ帰還した。

感想等待ってます。


それと、アルファポリスさんには申し訳ないですけど、この作品は、オーバーラップさんの大賞に応募しました。


次作は、アルファポリスさんの大賞に応募する予定です。


応援よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ