5話 犬獣人たちの移住
結構時間が.........
もう少し早く更新出来るよう頑張ります。
次の日
朝起きると、まだ騒いでいたから、びっくりした
ルナルはまだ寝ている。
頭上で......
それは置いといて、丁度、犬獣人の朝の狩り出発する頃だったらしい。
弓を装備した人達が3人組で出発している。
そのうち1組に声をかけて、一緒に行けないか聞いてみると、快く了承してくれた
ルナルはまだ寝ている。
頭上で......
丁度、犬獣人の朝の狩り出発する頃だったらしい。
弓を装備した人達が3人組で出発している。
狩場は各パーティーで違うらしい
その為
取れるものに差が出る。
いつも同じところにいるとは限らないからだ。
そのため
捕れなかったパーティーが、沢山捕れたパーティーに、交渉するという形だ
こうして交渉した後は、約束事が守られるまで、
リーダー同士で契約が結ばれる。
もし、逃げたりしたら 、動きがとれなくなり、身元を拘束されて、奴隷に身を落とすことになるそうだ
っと、身分制度については、ほぼ全ての獣人族の村で同じなのだとか。
まあ、違う村もあるらしいけど。
階級は、
村長
↓
指揮官
↓
戦士長
↓
戦士
↓
鍛冶職人
↓
農耕民
↓
住民
↓
奴隷・家畜
と言う感じだ。
この制度は、村長が決めるらしいが、変わることはほぼ無い
ちなみに、指揮官は村長が決め、戦士長は村長、指揮官が決める。
いつもは、少人数のパーティーだから統括出来ても、大人数の軍となると、指揮官に統括のセンスが問われるのだとゆう。
しかし、そうゆう事態は村創設から3度しか起きていないと言う文献が残っているのだそう。
話がそれたね。
戻そうか。
現在、僕のいるパーティーは、熊とぱったりとであってしまった訳である。
焦ったよ正直。
ルナルも寝てたから、無警戒状態だったわけで......
上から落ちてきた時には、どうなってるんだと、目を疑ったよ。
まだ森の中に入ってなかったので、戦闘場所はギリギリ平原だ。
前衛が3名
後衛が2名
前衛が引き付けてる間に、後衛が矢を射掛ける
有効打を与えることが難しく、前衛が一人になってしまった。
他の2人は
攻撃を盾で受けた際、吹っ飛ばされて、気絶している
最後に残った僕の手に握られた一本の矢。
最後の前衛が吹っ飛ばされた。
後衛の女性の矢も尽きている。
このままだと、皆熊に食べられるのは見えている。
そうなりたくないし、ならせたくもない。
全身全霊を込めて弓を引く。
もう1人の女性も僕の後ろで祈る様に見守っている。
〔アビリティ:剛撃射を使用可能になりました〕
よしきた、
早速、一か八か
スキルを使用する
狙う部位は、「足だ!!」
そう言い放ち、矢を放つ
見事にあたった
相手の足をはじき飛ばし相手を逃げられないようにした。
痛みで悶えている間に、
地面に刺さった矢を数本回収し、〔スキル:3矢射ち〕と〔スキル:剛撃射〕の併用を試してみる
この試しは、見事に成功した。
熊の、残っていた片脚と片腕を吹き飛ばし、脇腹を抉る。
流石の熊でもこれほどダメージを受けると、生命維持も無理だろう、
思い道理で、熊は倒れた。
前衛だった人達は、暫くすると起きてきた、
しかし、完全に回復したわけではないので、よろよろだ。
だから、少し待機したあとで、戻ることに決定したわけだが。
まあ、その休憩中、僕は斧を借りて枝を切って集めて、矢を量産してたから損はしてないよ。
程よい感じに動ける様になったらしいので、熊を引っ張って村に戻っていった。
そして、戻ってきたが、見事に英雄視されちゃってます......
そして、村長に呼ばれました......
村長曰く「我が民の危機を救って頂き有り難う。そして、助かった者達にとって命の恩人であり、忘れる事の無いお人であろう。」
余談だが「それとな、最近人口増加が止まってな」
「何故でしょう?」
「設備が悪くてどうしようもない。」
そうか、そのあたりはしょうがないと言う範囲に入るのか
「そこでだ、もし宜しければ貴方の住んでいるという『アールベロ』に移住したいのである。」
これが、ホントの目的だったのだろう
ルナルとも話し、許可をだした。
移動は今日中だ。
持てるだけの荷物を全て持ち、村の正門に住民皆が集まる。
それはなぜか?
草原・平原に住む民族は、移住する際、今まで住んでいた家に火を放ち、新たな土地を目指すのだとか。
その行事を行なった後、僕の街『アールベロ』へと帰っていくのであった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
無事『アールベロ』へと帰還した。
今日はもう直ぐ暗くなってくるから、狩は無し。
朝に捕った熊肉があるから、その肉で盛大に祝う。
何をって?
もちろん、新しい住民と、これから始まるであろうこの街の発展に!!