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異世界旅物語  作者: VelSepia
1章 ☆★アールベロ復活!?★☆
5/26

4話 犬獣人達とその村

 次の日


 この日は、狩りと並行して探索もする予定。


「はぁ~、こんなに計画的に動くのっていつぶりだろう」

 と、独り言を呟くと

 《これからは、計画的にじゃないと生きていけない》

 と、ルナルに言い返されてしまった。

 狐に言い返される僕ってどうなんだろうと思ってしまう。

 すると、出発して数分たった時に、ルナルがなにかに気づき、

 《こっち》

 と言った。

 どうやら、見つけたものは獲物のようだ。

 弓を構え、矢をつがえると2匹のラパンと1匹のラパヌがいた。

 そこで、1回射ってしまえば、逃げられると思って、一か八か、3本同時に矢を放とうと思う。

 3本の矢をつがえると、頭に中に、

 〔貴方がこの世界で使う武器は弓でよろしいですか?〕

 と、浮び上がってきた。


 その問に僕は、〔YES〕と答えると。

 〔了解しました。これより貴方には弓使いのジョブ、及びスキル、アビリティが与えられます。〕

 〔スキル:3矢射ち〕

 〔アビリティ:弓攻撃強化〕

 〔アビリティ:自動ロックオン〕


 〔なお、スキル、アビリティはこれからの経験で増えていきます。〕

 おぉ

 なんか知らんが、これは使えそうだ!

 早速、

 スキル:3矢射ち

 を使う。

 構えると、3匹の兎達にターゲットマーク的な物がついている。

 そして、矢を放った。

 すると、矢が糸で引かれているかのようにそれぞれの兎に飛んでいった。

 見事に3匹同時狩り成功である。

「3匹取れたことだし、一旦『アールベロ』に帰らないとこれ以上進めないや。」

 《そうだね、そろそろ袋でも作らないとね》

 ということで、『アールベロ』に帰ってきました。

 そこで、2匹のラパンを調理して、昼御飯を食べた。

 食べたあと、剥いだ皮をあら......う......


 そう言えば、水無いんだったな...

 しょうがないから、広げて置いておく。

 そして、再出発、目的は川

 どうにかして、探すしかない。

 と、地図と思い浮かべると頭の中に浮かび上がってきた。

 今は、『アールベロ』を中心に約2キロの範囲は、探索済みらしい。

 犬獣人の人達にも会っておこうと思い、彼等と出会った方向へと探索しに行くことにする。

 数分歩いたあと、もう一歩でも進めば未開地というところまで来た。

 たった数分で?

 と思い、そう言えばと、この世界に来てから身体能力がどうなっているのかを確かめていなかった

 と思い出した。

「確かめる術もないし、どうしようかな」

 と呟くと、

 《街に戻ってから周辺でいろいろ試せばいい》

 と答えてくれた。

 こういう時に独りじゃないって事がすごく良かったと思う。

 まあ、今は川探しを優先して、

 ついでに、犬獣人を探すとする。



 さらに進むこと30分

 平原が見えてきた。


 森と平原の境界線辺りに

 犬獣人が何人かいる

 のが見える

 斧を持っているから、(きこり)かな?

 話しかけてみたら、僕のことを、

 ☆知らずの街の住人☆

 と言う名称で呼ばれ、何だそれと言うと、

「私達が知らない街に住んでる人」

 と、普通な感じで返されたが、

 全く意味が変わっていない。

 どうやら、名前を告げてなかったせいで、

 こうなってしまったのかと後悔した。

 話し中に、「是非うちの村に来てくれ」

 と言われたので、もう直ぐ暗くなる事を含めて、泊まらせてもらうことはできないかなと考えながら、付いて行っていた。

 10分後、着いた所は、日本で言う

 吉野ケ里遺跡みたいな感じに作られていて

 物見櫓、約17番櫓まで見える。

 村の中に入ると、慌ただしく祭りでもするかのような準備が始まっていた。

 もしやと思い、聞いてみると、「お客さんが来るときはいつもこんな感じ」だそうだ

 結果...パーティーの主役として食事を摂っている。

 散々騒いだ後にやっと就寝出来た。

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