表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

第一話



 郊外にいる魔物を討伐する。今日の魔物は、Fランクぐらいの魔力しか感じない。


「ユイ、氷刀を出して。」


ユイが異空間から、氷刀を取りながら言う。


「無理だけは絶対にしないでよ。」


氷刀を受け取り


「ああ、わかつてる。リリース」


魔物と適切な距離を保ちながら、俺の中にあるわずかな魔力を開放させて剣に纏わせる。飛びかかってきたところを氷刀で首を切断する。魔物は力なく倒れ動かなくなる。


「さすがね、一撃でしとめるなんてね。」


「ユイ、お世辞はよせ。」


「お世辞じゃないんだけど、はぁー」


俺は魔物を解体し、魔石を取り出して


「後は、頼む。」


「了解、離れててねー♪」


ユイは光魔法を使い魔物の亡骸を跡形もなく消し去った。これは俺たちが倒したことを魔法庁にばれなくするためだ。魔石は魔法庁が買い取ってくれる。その為、魔物を倒し魔石を売るのは、お金を稼ぐには丁度よかった。ユイと協力して、残った魔力で魔物と戦う術を探した。それで見つけたのが、魔剣を使って戦うことだった。魔剣は魔石を使用者の魔力で馴染ませて、素材と魔石を融合させて造る剣のことだ。だから、少量でも魔力があれば魔剣が造れる。そして、魔剣は魔石によって強さが変わる。俺が使っている魔剣は、ドラゴンの魔石から造った。だから、Aランク以上の魔物と互角に戦うことができるが、俺が使える魔力的に、Cランクぐらいの魔物しか倒せない。だから俺は毎日、Dランク以下の魔物を狩っている。安全を考慮してだ。


 

 

 魔法庁で、魔石を換金してから病院に向かう。病室には葵がいる。あの時、ドラゴンとの戦闘によってかけられた呪いの影響で、目を覚さない。呪いを解くには、奴を倒し完全に消滅させるしか無い。奴の魔力は現在感知できる場所にない。

 病室に着いたら、魔法庁の雪姫さんがいた。


「お久しぶりです、雪姫さん。」


こちさを見て雪姫さんが


「優希君、久しぶりね、1年ぶりになるかしら」


「そうですね、だいたい1年ぶりですね。葵は目覚めそうですか?」


雪姫さんはため息を吐き、申し訳なさそうに、

「そんな気配はないのよ、全く手掛かりすら見つからない」


「そうですか、それで今日はなぜこちらに?」


雪姫さんは鞄から紙を取り出してさしだしてきた。俺は受け取り内容を確認する。


「この事を、医師に伝えるためね。そんな大したことじゃないから貴方は気にしないでね」


内容は、魔力が毎日一定量減っていることが書かれていた。命に関わるほどの量じゃないため、それほど気にする必要はと。


「これで失礼するね。」


雪姫は椅子から立ち上がり、病室から去っていった。


「ユイ、これ確実に呪いによものだよな?俺みたい。」


ユイが背後から現れ


「うん、確実あいつの魔力を感じるよ。」


多分、奴と戦うことがあると思う。近いうちに起こるかはわからないが、準備をしておいて損はないだろう。


「早くなんとかしないとな、この呪いを」


「えぇ、貴方のはあと少しで解けそうだから、急ぎましょう。」


「あぁ、取り戻すために」


病室を後にした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ