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      異世界5爺  作者: 五右衛門
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妖精の贈り物

 「ふぅ〜やっと着いたな」

 抱えた魔物の肉を釣るし、俺は座り込む。

 

 魔法で火を起こし、肉を火にかける。

 「上手に焼けましたーってか」

 

 ほどよく焼けた肉を食らいつつ、長年過ごした洞窟を見渡す。

 「住めば都とゆうのもあながち嘘じゃないな」

 

 少し、ここに来た当初のことを思い出しながら、肉を食い終わった俺は横になる。

 明日はついにあの因縁の相手に挑むことになる、

寝るにはまだ早いが、早めにやすむことにした。 

 

 「明日あのトカゲ野郎を倒して、そのまま森を抜けるか」

 そろそろ美味い飯も食いたいし、やりたいこともたくさんあるしな。

 そんなことを考えつつ、俺の意識は闇の中に落ちていった。



――――――


 まだ日も登りきらないうちに起きた俺は、昨日の余った肉を焼きつつ、今日の予定を考える。 

 

「これを食ったら出発するか。あいつは森の奥深くにいるからな」

 ずいぶん独り言が多くなったなと、苦笑しながらおれは肉を食べきる。

 

 そこら辺に生えてる草で作ったお茶を飲みつつ、食事休憩をする俺は、ふと奥にガレキのようにつまさってる魔物の素材に目を向ける。

 

 「そういえば、街に向かうにしても金がないな、、、どれか売れるものがあればいいんだが」

 

 そう言いつつ俺は売れそうな素材を適当にまとめつつ、魔物の皮で作った鞄に適当に放り込む。


 「よし、こんなもんでいいだろう。そろそろいきますかね」

 

 俺は立ち上がり、長年暮らした洞窟を見渡し、そして振り返ることなく出て行った。


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