つめた〜い未来予想
…栄養ドリンク?
…
………
…………栄養ドリンク〜〜!?
は、は、はぁー?
ちょっと待って?理解が追いつかないんだけど
え?もしかして栄養ドリンクを作ってる工場に行ってる途中だったから栄養ドリンク??
だったら適当すぎんだろ!ヴォケ!ヴァカ!ヴァホ!
てかこれ誰が決めてんだ!決めた奴ぅ〜!許さん!神だろうと悪魔だろうとかかってこいや!
はぁはぁはぁ…OK落ち着こう…一旦ね?
慌てたもん負けだって言うし
まずね?栄養ドリンクに転生したの次に言いたいのが…なんで動けてんの?
それにこの視点…まるでガラス瓶の表面全てか目になってるみたいな…
……想像しちゃった、気持ち悪。
うん、まぁ自分の姿は確かめたからそれはありえないし
これは動けなかった場合を考えての転生させてくれた神様?の配慮なんだろうよ…まぁそれなら生物にしろって話だけど…
この話はこれで終わりだけど…これからどうしようか、こういう転生物では大体「元の世界に帰りた〜い」なんだけど…
もう元の世界に私の居場所無いんだよね、悲しいけど
だって死んじゃったんだもん…
は〜…こんな事ならタピオカ奢るなんて言わなきゃよかった!ミカにどやされるー…
どやしてくれるミカも居ないかー…
よし!気分を切りかえて考えよう!これから何する?
多分このままここに居ても空腹でダウンでしょ…腹減るかわかんないけど…
でも少なくとも動物とかが来て遊び道具にされるだろう
こっからが人間様(栄養ドリンク)の知能の見せどころだ!
…はい、私です栄養ドリンクです
これは私が栄養ドリンクに生まれ変わった時点で奴らの存在を予測しておくべきでした…今までの経緯をお話します…
まずあの宣言から私は私が単独で動物を倒す方法を考えました…
落とし穴…はまず掘れる手がありません
槍…は作る手も扱う手もありません
…となると自然にこうなります
自らの体で戦う…
今の貴方「お前が敵を倒せる…プーッwお前には無理だぁww」
と思いましたね?初めの私もそう思い(人生)リセマラするかぁ!と思いました
しかしその時奥から奴らが現れたのです
緑色の恐ろしい肌に下品な笑みと尖った鼻や爪
そう、異世界の定番『ゴブリン』です
そうです、ここは異世界でした…
まぁ現実世界に動く栄養ドリンクがある訳ありませんが
しかしゴブリン…魔物の現れは私にとって喜ばしいことでもあります
ゴブリンの体格は痩せた子供並…
これなら速度をつけて私が落ちればいとも簡単に頭蓋骨を粉々に出来るでしょう!
次回!私の無双回!お楽しみに!