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我が名は栄養ドリンク!  作者: 栄養剤
異世界《ファーマート》
1/7

あったか〜い記憶

なろう初心者が思いつきで描き始めた稚拙な文ですがよろしくお願いします!

  ここは…何処だ?…

 私は……あれ?誰だっけ?

 とりあえず…落ち着いて今までのことを思い出そう…


  今までの…思い出すだけで元気が出る…記憶を…



…30分前


???「お母さーん!」

大好きな人「あ!やっと起きてきたの?」

「やっと起きてきたの?…じゃない!」

「どうして起こしてくれないの!?」

大好きな人「もう高校生なんだから!1人で起きなさい!」

???「まだ高校生じゃないよ!今日友達と約束してるって言ったじゃん!」

大好きな人「次の学期から高校生でしょ?ならもう高校生じゃない」

???「あー!もう!良いから朝ごはんの用意して!」

大好きな人「もう…来学期から独り立ちするんだから、1人でご飯ぐらい用意しなさいよ…」


大好きな人「……一人暮らし…するのよね」

???「?…お母さんどうしたの?」

大好きな人「いや!何も無いよ!」

大好きな人「はい!玉子焼き!」

???「え?今日は市販のパンじゃないの?」

大好きな人「そんなのどうでもいいから早くご飯食べてミカちゃん迎えに行ってやんな!」

???「はーい!」


……

  あ、…お母さん……

 綺麗でご飯が美味しくて優しいお母さん…

 なんでこんな事…忘れちゃってたの…

 ごめんなさい…ごめんなさい…

…もう少し先を思い出さないと


……5分前

???「ミカごめん!」

???「今向かってる!」

大切な友達「別にいいよ、ちょっと早めの集合だしね」

???「本当にごめんね!後でタピオカ奢るよ!」

大切な友達「え?本当?なら工場行く前にスタバよろ!」

???「分かった!またせたの私だし仕方ないか!」

大切な友達「というか奢るって言ったのあんたでしょ、仕方ないかってさ」

???「そんな爆笑しなくたっていいじゃん!」

???「良し!信号変わった!」

大切な友達「ゆっくりで良いからねー?」

???「分かっt(グシャ

ザザザー


  あれ?頭にノイズがかかって思い出せない…

 でもこれで思い出せたことがある

 私は友達のミカと一緒に栄養ドリンクの工場の見学に行く約束をしていた…

  まぁ栄養ドリンクの工場に行くなんておかしいけど私達飲み物の工場に行って作りたての物を飲むのにハマってたんだよね…

 始まったのはミルクティーの工場からだっけ…

 まぁそれは置いといて…

  だけどその途中に何かがあった…大体予想はつくけど…多分信号も守れない奴に轢かれたんだろう…

 ミカ…お母さん…ごめんね…


 と、なれば!ここは死後の世界?

  こんなに暗かったら地獄かなぁ?…それは嫌だぁ

 でも地獄って感じではないよね?なんかの洞窟?って感じ

  あ!あっちに明かりが見える…


 ちょっと移動しますか!

カラカラカラ〜…

 うん?

 何今の音?…ちっと飛んでみるか…

カキンッ!!

 ガラス瓶が落ちたような音?…

 こんな音聞いた事あるなぁー!嘘だよねー?

 明るいところに早く移動しないと!

カラカラカラ〜…


コツン…

 水辺!物の輪郭がわかりそうな水辺!転生物ではだいたい鏡代わりにされる水辺!どこだ!



 あ!水辺ではないけど巨大なキラキラ輝く石みっけ!

カラカラカラ〜…


コツン…



…そこにあったのは『勇気と元気1000倍!ナベランスG』と大きく書いたラベルが貼ってある茶色い中身が入った瓶ボトル…


 つまり栄養ドリンクだった

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