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《2-04》

続けて投稿します。



ジルベルトルートについては、ヒロインがフェリクス、アレックスと友情以上の好感度になると招かれる王宮庭園で出会うのだ。

この庭園デートには実はいくつかの好感度ランクがあって、この最初に訪れる庭園は、一般公開されている。実は貴族であれば誰でも入れる庭園なのだ。ランクは3種類、好感度が上がるにつれて奥まった庭園に誘われる仕組みなのだ。

その第一段階、王宮庭園でジルベルトとヒロインは出会う。

ジルベルトは妹のダリアを探して、一般公開されている庭園に来てしまったのだけど、貴族たちの心ない噂話を耳にして人気のない隅で落ち込んでいたところを一緒に来た攻略対象者と逸れて迷子になってしまったヒロインと出会う。

元気のないジルベルトに、学園で学んだばかりの魔法で虹を作り出し、まだ使えないジルベルトがすごいと瞳を輝かす。しかし、まだ学生の身では授業以外で魔法を使うことはご法度。すぐに魔力に気が付いた攻略対象とお城の警備に見つかり叱られる。


そうよ不思議なんだけど、魔法を使ったのはヒロインなのに警備の人は何故かジルベルトを責めるのよね。


自分の行いで叱られるジルをかばうヒロインにひかれていくジルベルト。

放課後や休みの日にこの王宮庭園を選択すると、ジルベルトとの逢瀬ができる。

その時々、ダリア王女の邪魔が入るが、ダリア王女はライバルキャラではなくお助けキャラ。ジルベルト攻略の鍵はダリア王女攻略と言っても過言ではない。時には百合ゲームか?というくらいダリア王女とデートしたり一緒に勉強して親密になると、2人が3人で会うようになり、気を利かせたダリア王女がジルベルトと2人きりにしてくれる。その頃にはかわいい弟キャラのジルベルトの男らしいイベントもあったりする。

ジルベルトルートのミニゲームは、庭園迷路。迷路の途中にシルヴィアや落とし穴、番犬がおりそれを避けてゴールのジルベルトのいる秘密の花園に辿りつけるかというもの。このゴールの花園迷路はとってもとってもとってもとってもとってもきれいだった。花弁舞い散る庭園でジルベルトに手を取られて見つめあう・・・


うはぁ~、おもいだすわぁ・・・普段は幼げな男の子が不意に小悪魔的な色気で迫って来たりとか・・・もうギャップ萌がすごかった。

因みに3回失敗でジルベルトに会えずにデートをすっぽかしたことになる。好感度は一気に下がり、ダリア王女との好感度上げからやり直しになる。


ジルベルトルート対策!


ダリア王女と仲良くする。


攻略の鍵がダリア王女なのは間違いないので、もしもヒロインがジルベルトルートに入るのならば、その時はダリア王女と共に応援する、サポートキャラ擬きになろう!






次にオスカールートの対策だが、こちらは出会いから親密になるまで割と早い。

学園内でオスカーはフェリクスの護衛を密かにしている関係上、常に一緒にいる。そのためフェリクス攻略のスピードと並行してオスカー攻略も友情以上恋愛未満までは早い。

しかしオスカーが恋愛感情に気づくと距離を一旦置かれる。オスカーの攻略の鍵は、昔怪我を負わせてしまった兄との関係なのだ。騎士団長になるはずだった長兄が怪我をしてしまい、騎士団をやめて伯爵領地に引きこもってしまったことにひどく責任を感じていた。幼いころに見ていた長兄は強くて大きな存在だった。そんな兄の夢を代わりに叶えるんだと騎士の中で一番になるために頑張っているオスカー。お調子者の性格はそのままと思わせといて、本心に近づけないように心に壁を作っていた。最強の騎士になるために恋愛なんて自分には必要ないとヒロインを避けだすオスカー。そんなオスカーに涙ながらにそんなことを長兄が望んでいるもんかと訴え、あの事件から話をしていないと聞くと、心を開いて話すべきだという。そのヒロインの言葉に勇気をもらって兄に会い仲直りをする。

その勇気を与えるのに、ここでもミニゲームがある。学園内での剣術大会での応援ゲーム。所謂、リズムゲームのようなもので、タイミングよくボタンを押せばいいのだが、リズム感ゼロだった前世はこれに苦労したもんだ。このミニゲームをクリアするとオスカーが決勝でフェリクスに勝ち、兄に会いに行く勇気をもらったといいエンディングへの道筋ができる。負けるとフェリクスにこのままだと護衛騎士なんて任せられないと言われ、オスカーは剣術の練習があると言われて会う回数が減る。好感度は一気に下がってしまう。


・・・オスカー対策、・・・うん・・・何もないや。

だって、兄弟問題シルヴィアにどうこうできないし・・・ってそういえば、オスカー長兄のサイラスって小説で見た時系列ならもうすでに重傷を負ってるはずだけど・・・聞かないなぁ。

どうしたのかな?

これはちょっと情報収集必要かな?

死亡フラグじゃないけどオスカーの場合、娼館エンドだから・・・どっちかっていうと死んだ方がマシっていうレベル。そうならないに越したことはない。






ブライアンルートも考えよう!

この方はお兄様アレックスと仲が良い。アレックスと対照的に口元にいつも微笑みを浮かべているけど、アレックスと同様無口の部類に入る。

しかし!ゲーム内お色気担当らしく、少したれ目に左にある泣きボクロは鐵板!細くしなやかな体に制服シャツを少し開けた胸元、垣間見える鎖骨の窪みがとっても滑らかで美して、ぐはっ!って、違う!今は、断罪対策しないと!

そう、お色気たっぷり行動や言動が柔らかく女性に優しい男性。貴族社会になれないヒロインにも優しいブライアン。実は姉が3人いて、侯爵夫妻が諦めかけていた時に出来たのが嫡男ブライアンなのだ。それまで男子が生まれなければ代わりに侯爵家を継ぐ予定だった姉がいたのだが、ブライアンが生まれたことでその必要がなくなりでも納得できずにいたらしい。

トラウマはその姉になるのだけど、これは小説に詳しく書いてあった。というよりそのその姉を題材にして別物語ができていたのよね。『天才魔術師ブリアナ』って

そのブリアナは幼少から魔力が強く、魔法を巧みに操っていた。それに師事していたのがブライアン。ブライアンはブリアナに強いあこがれを持っていたけど、ブリアナは微笑みを顔に張り付けて壁を作っていた。その理由が自身が生まれたことなんだって知ってしまいブリアナと話せなくなってしまった。そうしているうちにブリアナは、世界を回る冒険者になってしまい会うことができなくなってしまった。そのことがいつもあり、姉ならばもっとすごい魔法が使える、姉ならばもっと緻密に使いこなせると誰が褒めても納得しないでいた。そんな時にヒロインの魔法が開花して聖属性の魔法が使えることが分かった。その指導をブライアンがすることになったのだが、なにかの折に生まれてこなければよかったとヒロインに零すブライアン。ヒロインは聖魔法は、人の傷や病気は治せるけど死んだ人は治せない。早くにこの魔法が開花していたら母を死なせなかったという。でもそういう人を救うことが、できる魔法だから私は生きていたいという。そんな前向きなヒロインに惹かれていくブライアン。

親密度が上がって、勿論ミニゲームの出番である。魔物退治というゲーム。シルヴィアによって魔物のいる森に置き去りにされたヒロインは魔物を倒しながら先に進んでいく。最後のボスの前にブライアンと合流してボスを倒す。ゲームクリアでハッピーエンドに向かうが3回失敗してしまうと森に閉じ込められてしまいバッドエンディングに行くのみ。ここまで好感度を上げたのにである。容赦ない作者。

多分、作者はブライアン推しだったのかな?ブライアンについての物語は、スピンオフがたくさんあった。

そして、シルヴィアは断罪後、死なないけどこの森に転移されて閉じ込められてしまう。しかも思考を狂わせる魔法をかけられて・・・


うん、どう考えても死んじゃうよね?


ということで対策としては、まず魔法について勉強しよう!

シルヴィアは水属性の魔法が使えたはずだから頑張ってその時に備えよう。


因みに

魔法属性の有無は、12歳の誕生日に神殿で行うことになっている。

これは、すべての国民の義務。

生まれた時に神殿や教会で洗礼式を行った時に魔力封じを行う。これは幼い子供が魔力暴走や魔力熱で死んでしまうことが多かった昔、生まれたての赤ん坊の時に魔道具を使い魔力を封印することでそれを防ぐことができたから。以来それは儀式のようにすることになったのだ。

その封印は12歳で解き、属性を調べるのだ。

貴族の7割は魔力もちだ。平民も2割ほど魔力もちがいる。平民でも貧しい家庭や孤児が魔力もちだった場合は教会で教育と育成を行うことになる。ヒロインはそういうことで教会育ちになったのだ。




最後に、まだ出会っていない最後の攻略対象、ニコラス・マーティン

伯爵令息だ。

ニコラスの叔父様が宮廷絵師で、何代も続くアーティスト一家だ。ニコラスも絵を描いており、出会いは入学式放課後、美術室のある特別校舎の門で出会い頭にぶつかるというよくあるものだ。

ニコラスは芸術家らしく神経質で潔癖症、ぶつかった時に持っていた絵具を汚いと言って拾わずに去っていく。次に会ったときにヒロインはそれらを拾って綺麗にしていつも持ち歩いていた。会った時に渡そうとしていたのだ。そんなニコラスから見て不思議な行動をするヒロインに徐々に興味を持ち出す。デート先は公園、王宮庭園、美術館の3通り。好感度が上がってイベントに入るとヒロインのいた教会に行く。そこできれいなフレスコ画やステンドグラスを見て感動するニコラス。ミニゲームは、お絵かきパズル。今までのデート先のスチルがパズルになっていてそれを合わせていくもの。合わせたら抜けている色があるので塗るのだが、間違えると君の記憶にも残らないのか・・・と好感度が下がる。クリアすると君の肖像画を描かせてほしいと言われる。

エンディングは確か、その絵を花束と共に送られて、『君の新しい絵をこれからも描かせてほしい』と言われる。


そして!

そして!!


そ・し・て!!!重要なのは!!!!


このニコラスに、シルヴィアは一切関わらない!!!!!


だから、ニコラスには断罪されない。







がっ!





なぜか、エンディングでシルヴィアはフェリクスに婚約破棄されている?


何故?




絶対に、製作者にアンチシルヴィアがいた!




ずぇ~~~~~ったいに!!!!!




ニコラスルートのマーガレットにシルヴィアは関わっていないにも関わらずである!






何故?




これはこのゲーム最大の謎だって言われている。







読んでくださりありがとうございます。


ゲーム内容少し触れます。そして新キャラ(予定)についてやっと触れられます。

因みに私の乙女ゲームは初期の有名な王女に選ばれるアレの2作です。その後はしたことないですね。もっぱらRPGばかりでしたから・・・

参考に現在の乙女ゲームを調べてみたら色々ありすぎて何がなんやらわからんわぁでした。ということでゲーム設定はオリジナルです。


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