表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボケッとしてる  作者: ミーリア
4/25

前世を思い出した瞬間は、シリアスモードに

短いです

「え。 本当に大丈夫か?」

驚いている兄をみても、自分の表情が動かないのを感じた。


「はい。大丈夫です。 ベッドルームで休みます。

すみませんが、連れて行ってもらうことはできますか?」


「うん。ほんとうに、どうした?」


兄を見ても、シリアスモードは、変わらない。

もとの心境には、戻れない。


「お兄様、いろいろ迷惑をかけてごめんなさい。

それと、ありがとう」


部屋まで来ると兄は私のおデコに手をあてた。


「やっぱり、熱がある。 いいから、寝ておけ」

「はい」


私は、服を脱いで下着姿になり

さっき着ていたパジャマを着ると

もそもそとベッドに入った。


目を閉じるとあの光景が蘇る気がする。

違う違う。

あれは過ぎたこと。

今じゃない。

私じゃない。

もうあそこには戻らない。

大丈夫。

もう大丈夫。

二度とあんなことはしない。

失敗をしない。

そして

あの夢じゃなくて、この家族の夢を見よう。


さっきおデコに置かれた兄の手の感触を思い出しながら

目を閉じた。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ