番外編 事件勃発 2
んー…
なんか…腕が重い…
なんか乗ってる?雫か?
はぁぁぁ!?!!!
コイツ何してるんだよ!?!
鈴樹…こいつ、いつまでたっても変態だな…
てことで、俺は容赦なく頭を殴ってやった。
当然の報いだ!あれ?なんか違う…まあいいか…
てか、何でいるんだっけ?
あ…ぁあ…そうか…
昨日のことを思い出して納得する。
俺のベッドの上にいたことは納得はしていない。
ので、また殴ってやると 唸り声をあげていたが、無視。
まあ、めんどくさいので 下に降りてくことにして、ベッドを降りる。
と、下にはある人物が寝ていた。
本当、こいつ等は馬鹿なんじゃねえのか?
馬鹿だな、絶対馬鹿だ。
「お前ら、何してんだよぉーーー!!!!」
爆発して叫ぶと、下からバタバタと駆けてくる音が聴こえる。
これは、雫だな…。
怒られそうだわぁ…
ガチャッ!!
「澪!何叫んでるの!ご近所さんに迷惑でしょ!!」
はい、やっぱ怒られたー…
なんで俺がぁ……(´._.`)シュン
とか思ってると俺のベッドの周りの光景を見て雫の表情が
一変した。
そりゃ、驚くよね。
まだ、4時30分なのに、何故か馬鹿共が俺のベッドの周りの屯してるんだからね。
気持ち悪いし、驚くよね、うん。
「雫…悪いけど、救出してくれ…」
手を伸ばして言うとアタフタして雫も俺に手を伸ばした。
なんか、これ…楽しいかも…///
生死の境で映画のヒロインと主人公がやるのとか…
あんな感じのが頭をよぎる。
「よいっしょ…っと!大丈夫?澪。って、わっ///」
可愛すぎるので廊下の方に押し出して部屋の扉を閉めた後に雫を抱きしめてキスしてしまった。
大丈夫、うちには、大きい子供はいない。
「雫さーん、どうしたのー?」
あれ?下から声がしてくる。桜の声かな?
あー…そうか。家には大きな子供がいなくても
大きな居候人がいるんだった…。
「あー、い、今降りるから!」
ぶふっ…雫 焦ってて可愛い。
全く…俺はコイツにベタ惚れすぎか?
笑いをこらえて、俺も雫に着いて降りていった。
下にはエプロンをつけた桜と、柚樹と、しず(滴のこと)と、那緒と、錐夏がいて、台所にたっていた。
「桜、柚樹、しず、那緒、錐夏、おはよう。早いね。」
女子軍は早いなぁ…
そうして、見てると 皆が、唖然とした目で見てる。
ぁあ、いまスエット姿だからか。
それとも、眼鏡かけてるか?
「ぁあ、おはよう。」
「意外と早いのね、おはよう」
みんなバラバラ言ってるわ(笑)
笑う所じゃないかもしれんが面白かったわ
ぁあ、シャワー浴びようかな…
「あ、雫 ちょいアレなんだけどアレとかどこにある?」
「ぁあ、アレはね…んー、ついてきてね」
「あ、おっけ」
本当、こいつとの、会話は早く短く終わる。
長年の付き合いだからか『アレ』『ソレ』などで
大体伝わる。いつもの日課からも考えてわかるのであろう。
ちなみに、今のの意味は
『ちょいシャワー浴びてきたいんだけど着替えとかタオルってどこにある?』
っていうことだ。
場所を全く把握してないわけではなくて
エコ好きな、雫が 必要最低限のものしか買わないから
朝は物がどこにあるかわからないのだ。
てことで、雫に出してもらった。
「ありがとな、雫。」
ぁあ…しっかし、自分の方の問題もあるのに
あの、お人好しの馬鹿共の問題まで解決しないといけないから
大変だな…
別に、お人好しで助けただけなら…て思うんだが
それが通らないのが法律だ…
俺はただの医師免許と教員免許持ってるだけだからな…
いざってときに助けてやれねえしな…
服を脱ぎながらモンモンと考えていた。
最初から正直に刑がなかったり軽かったりするんだろうが
隠れたり逃げたりしてるからな…
しかも、手伝ってしまったって人は
15年前からずっと探されたりニュースで騒がれてる凶悪犯だ。
しかも、あいつらは 私服警察官がその犯人を逮捕しようと
してるところを邪魔して公務執行妨害の罪もある…
ただの、犯人の邪魔より重いはずだ。
その後、また凶悪犯は、姿を眩ましているし
また、人を殺害しているのである。
只事では済まない事件だった。
それ以前にその凶悪犯とは、知らずに数日匿っていたのだ。
しかも、鈴樹の馬鹿野郎は、痴漢の疑いもかけられている。
その場でどうにかしてこればいいのに
逃げるから…
てか、俺の家も匿ってるってことで、罪に問われかねないんだがな…
頼れる宛が無いわけではない…。
だが…その頼れる宛というのが…
俺の問題にも関わってくる親なんだよな…
色々考えていて気付いたらシャワーを長いこと浴びていた。
着替えを済ませて、今日は忙しい日になるため
気合いを入れるために頬を思いっきり叩いた。
「よし!」
頑張るしかない!
けど、やっぱり頬を叩くには強すぎて
マジ痛いわー……
さてとっ、リビングに行くと
既に皆が起きていて朝ご飯の支度もできていた。
「澪、出たんだね!
ご飯の支度できちゃったよ!
冷める前に、食べちゃお!」
「おう」
飯は女子達が作ったし、手の込んだものだった。
普通に超うまいぞ
だが、呑気に食べてるわけにはいかない……
はなさないといけないしな…
箸を置くと、みんなの視線が集まった。
真剣な顔になっている。
「早く解決しないとならないし
これは、お前らに弁護士つけるべきだと
俺は思ったんだ。
決心した、母さんに今日、会いに行きたい。
お前らにもついて来てもらいたい。
どうだ?」
そう言うと、みんなは顔を見合わせた。




