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テスト終わったので休止中だけどこっそり投稿。
前回とは比べ物にならない短さ。そう、これが、本来のこの小説の長さ!前回が異常だったんだ!
これが魔王様のステータスだ!
ででんっ
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name/Maya Kukurugi
sex/女
race/眠り羊
class/魔王
Lv.1
HP 15/15
MP 10/10
ATK Ⅰ
DFE Ⅰ
AGI Ⅰ
MAG Ⅰ
MDF Ⅰ
DEX Ⅰ
CHR Ⅱ
LUK Ⅰ
種族特性/《過剰睡眠欲》《眠りへの誘い》
クラス特性/《不老》
スキル/【創造】
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「ふむ? まるでゲームだな」
表記がアルファベットでも数値でも無く、ローマ数字とか初めて見たぞ。
これじゃ、私が強いのか弱いのかも分からない。
それにしても最近あまり眠くないな……考えてたら眠くなってきた、ふああ。
『率直に申し上げます。貴方、本当に魔王ですか』
突然、小悪魔が厳しい顔で言ってきた。
は、いかんいかん。寝るところだったわ。
しかし、何故小悪魔ちゃん、そんな事を聞くのかねえ?
「え? 魔王なんじゃないのか? きちんとclassに魔王って書いてあるのだが」
『じゃあ、何なんですか! これは! ふざけてるにも程がある!』
小悪魔ちゃんが、怒鳴るように言った。しかし、私には全く持って小悪魔ちゃんが何に対して怒っているのか心辺りが無いんだけど……。
「ええっ? 小悪魔ちゃん取り敢えず落ち着けよ!」
『これが落ち着いて居られますか! 魔王様の癖に! 弱すぎますっ!』
「私、そんなにも弱いのかっ!?」
えええええ、小悪魔ちゃんがそこまで必死に成る程酷いの!? このステータス……
『魔王様、順を追って説明していきますから、よおく御自身について理解して下さいね』
ニコォという擬音が付くような微笑を浮かべた小悪魔ちゃん。
目が笑ってないよ、目がっ
『一番上は名前ですね、ローマ字表記なのは天の声の趣味です』
天の声の趣味かよ!
てっきり、異世界だからとかそんな理由だと思ってたよ!
『まあ、そんな当たり前な事は置いといて、性別、種族、と続きます……が!』
「が? 何か問題あるのか?」
『大ありです! 魔王様の種族のせいで色々壊滅してるんですよ!』
「え……、え?」
『なんで、な、ん、でっ、寄りにもよって! 眠り羊なんですか! 魔王様のばかあああああ』
そう言うと小悪魔ちゃんは部屋を飛び出していった。
「小悪魔ちゃん!? あ、ちょっ、まだ説明の途中……」
……そんなにまずい種族なの? 眠り羊って……。
安定の口調迷子。
ステータスってどの位細かく分かれてる方が良いのかしら。分からなかったので思い付いたの全部加えました。
ついカッとなってやった、今は後悔している。
次回がいつになるか分かりませんが、ちょこちょこ書いていこうと思ってます。