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「それではせつめいかいをはじめますー。しかいしんこうはベビーデビルの「小悪魔ちゃん。おはよう、おやすみ」……ってまおーさま!? なまえをいおうとしたところでさえぎらないでください! あ、ちょっとせっかくおきたならねないでちゃんときいてくださいよ!」


おー、小悪魔ちゃんは今日も朝からよく喋るなー。


「もう、夜です!」


「うん? 夜なの?今」


「時計をよく見て下さい、ほら」


小悪魔ちゃんはそう言うと懐から懐中時計を取り出した。ていうか、この服収納スペースなんてあるんだ。


「いまはそんなことどうでもいいのでとけいをみてくださいよ!」


「ああ、ごめん。んーと、今の時間はっと……何時だこれ。」


「なにいってるんですかあ、どうみてもごじゅーはちじ、じゃないですかー」


いや、分からないよ!

数字が60個並んでる時計とか見たことないよ!


「えーと、なんだ、説明を求む。この世界についてと、私についても。」


なんだか、本格的に地球とまるっきり違う異世界に転生した気がする。どうせなら、この前聞けなかった事も一緒に聞いてしまおう。


「ようやく、せつめいきくきになったですね! ここまでながかった……」


泣いてないで説明してくれ、私が寝る前に。


「そうですね! では、せつめいをはじめますです! しかいしんこうはあたしベビーデビルのミルカディア・クイックシュタインでおおくりいたしますー」


名前長っ!


え、小悪魔ちゃん、本名そんなだったの?


「そうですよー。まおーさま、ねてばっかりでなまえもきいてくれなかったんじゃないですかー」


あー、うん。なんか申し訳ない。しかし、あの眠さには耐え難いものがあるんだ。今も、結構眠いけど。

あと、やっぱりひらがな見づらいわ。どうにかならないのかねえ。


「どうにかっていわれても……」


あ、方法無ければ良いんだ、別に。

読者の為にちょっと思っただけだから……って読者って誰だ。


考え込んでいた小悪魔ちゃんが突然閃いたといった顔をした。小悪魔ちゃんも結構顔に出るよなあ。そういやミルカディアって呼んだ方が良いのか。でも、小悪魔ちゃんの方が呼びやすいんだよね。ま、取り敢えず、小悪魔ちゃんの閃きを聞こうじゃないか。


「あ、ありますあります! ほーほうありましたよ、まおーさま!」


「どんなの?」


「ねんわをつかえばいいんです!」


「……念話?」


こりゃまた、突拍子もない。念話とかまるでファンタジーじゃないか。いや、既に色々ファンタジーだけど。小悪魔ちゃんとか魔王とか。


「はいです! あたしはまおーさまのつかいまなので、ねんわができるはずなんです! ねんわならくちではなさくていいので、ききやすくなるはずです!」


小悪魔ちゃん、使い魔だったんだ。

五話目にして新事実発覚し過ぎでしょ。ん?五話目?


「とにかく、ねんわできるはずなのでやってみますよ!」


念話か……、どんな感じなんだろ。


『魔王様、魔王様。聞こえますかー?』


『おお、凄い。声が直接頭に響いてくる。なんか変な感じだ』


『ちゃんと、使えるみたいで、良かったです。じゃあ、今度こそ説明を……』


『それは、次回ゆっくり頼む』


『ええっ、ここまで来て、次回に持ち越しですか!? ……あれ、次回って?』


『なんか、作者が疲れたらしい。……ん? 作者?』


『偶に天の声的なのが聞こえるんですよね、あたし』


『あ、小悪魔ちゃんも? 私もなんか言わされてる感が偶にあるんだ』


『やっぱりですか? 後、小悪魔ちゃんじゃないです。ミルカディア・クイックシュタインです』


『あ、天の声が早く終われって』


『逃げましたね! 魔王様!』


『さあて、次回まで寝るか』


『あ、ちょっと!』

説明回だと思ったか?

残念でしたー、ただのgdgd回でしたー



こんな駄文書きが書いた小説にお気に入り登録ありがとう御座います!嬉しいです!


後、どうでもいいかもしれませんが、魔王様の口調と地の文の違いは仕様です。

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