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第五話 対決(後編)

*みこさいシリーズ第五話(後編)となります!

クロノスvsオースのバトル展開です。

オースがとうとうやる気になり…?

でも、長引く戦いで2人とも消耗気味…

フライパンミコとアルヴィスも助けに来て…!?


クロノスの目的とは一体!?


クロノスvsオース決着編!!!


*怪我流血表現あります。苦手な方はご注意下さい。


*クロノスとオース決戦編。

とうとうオース、バトルモード解禁です。

決着編です。

*怪我流血表現あります。苦手な方はご注意下さい。




ーー



ーー


ーー未来管理局歴史保全保管課中央管理室前2階廊下ホールーー


ーー


ミコは、オースとカイが戻らないことで業務に手が付かず、

中央柱の巨大なホログラムモニターの時計を見ながら、

廊下を行き来して歩いていた。


ミコ「…さすがに帰り遅すぎる。

…うーん…私行ったら、話の邪魔になるかな?

…いやいやいや。でも、私、保護監督者だから!!行くべきだよ!義務だよね!!!??」


ミコは1人で納得し、一応フライパンを背中に差して、職員ホログラムパネルの自分のアイコンをタッチし、〝外出中〟に変更した。


そして、旧警備訓練ドームへと足を走らせた。


ーー


ーー


ーーー未来管理局旧警備訓練ドームーーー


広いドーム内では強大ないく筋もの赤の一閃と、

白の鮮烈な光が激しくぶつかり合っていた。


砂塵が舞い上がり、視界がなかなか晴れない。


オースは、白く輝くレーザー長剣の柄を両手で握りしめながら、肩で息を弾ませていた。


管理局の濃紺の制服が、ところどころ破れていて、

裂傷が顔、手や足にいくつも確認出来る。


オースは自身の武器である《ゼロブレイド》の〝展開〟により、自身の周囲は円形シールドで保護されていた。だが、クロノスの強力な斬撃や衝撃波に何度も耐えており、限界が近づいているのを感じていた。


オースには、刃を交えての戦闘の経験が無かった。

今は、オースの本能や感覚のみでクロノスと対峙するしかなかった。

クロノスの強力な攻撃を避けながら、自身の剣から光刃を飛ばし、牽制し応戦していた。


クロノスは、オースに向かい合い、

オースを試すように攻撃を繰り出し続けている。


それは決定打を出す訳でもなく、何かを待っているようだった。


クロノスは、オースと斬撃を交わす中で、

クリムゾンクロスを持つ手が、わずかに震えるのを感じた。

少し視線を右手に移してからまたオースに固定する。


次の瞬間、ドーム扉が開きアルヴィスが入ってきた。

オースとクロノスの戦闘を見て、瞬時に表情は険しくなった。

そして、柱の影に仰向けに倒れているカイを見て、

アルヴィスは拳を握りしめた。


アルヴィス「…クロノス!オースとカイに何てことを…

オース!大丈夫か!?」

アルヴィスは、傷だらけのオースの肩に触れる。


オース「アルヴィス隊長…良かった無事で…。」


オースは、明らかに限界に疲れてふらついていた。

ただ気力と根性で立っていることがわかる。


クロノス「…邪魔をするな。アルヴィス。

まだ俺のサイレントレインの効果で、

能力、身体活動に制限がかかっているはずだ。…大人しく見物でもしてろ。」


クロノスが、赤い十字レーザーの大剣、《クリムゾンクロス》を掲げて、赤の円形フィールドを再展開する。

赤い稲妻のような閃光と光が、クロノスの周囲を守るように囲む。磁場が歪み、足元や空気から衝撃が伝わってくる。


アルヴィス「…オース。私の後ろへ。」

アルヴィスが、自身の右眼に手を翳すが、

途端に激しい頭痛に襲われ、アルヴィスは片膝をつく。


オース「…!?アルヴィス隊長…!!?」

オースは、目の前にうずくまったアルヴィスに驚いた。


クロノスは、アルヴィスをみてやれやれと首を振りながら、

クロノス「…俺の能力サイレントレインは、精神干渉し神経系に負荷を与える。つまり〝能力一時制限〟、〝身体活動弱化〟を強制する。」

と言葉を添えた。


クロノスが、クリムゾンクロスを握る手を強めると、

呼応するように炎のような赤いオーラがドーム中に舞い上がる。風圧や衝撃波で吹き飛ばされそうになる。


オースは、アルヴィスの肩を支えると

一瞬でカイの倒れている柱の影にアルヴィスを移動させた。


オース「…アルヴィス隊長、カイをお願いします。

僕は、…決着を付けます。」


オースは、クロノスに剣を構えて向き直った。


アルヴィス「オース…!無茶はよせ、、クロノスには勝てない!」

と、アルヴィスは右眼を抑えながら、

立ち向かおうとするオースへ叫んだ。


だが、アルヴィスはオースに向かって放つクロノスの斬撃が、本気ではないことがすぐに分かった。



アルヴィス「…(クロノスは半分の力も発揮していない。…オースを試している。…待っているのか。

オースが〝左眼〟を使う瞬間を…)」


アルヴィスは、倒れているカイを抱き抱え、

2人の攻撃の衝撃波から守りながら、勝負を見守っていた。


そこに、、ドーム扉が開きフライパンをかかえたミコが入ってきた。


ミコ「………はっ!?なん…なにこれ!!??

えっ…オース怪我だらけだし、カイは…え、、たおれてる…!?」


ミコ、ドームに入るなり、状況を見て処理が追いつかずに白目になる。


クロノス「…また邪魔が来たか。

…大人しく帰るか見物するかだ。…命の保証はないぞ。」


クロノスが、クリムゾンクロスのフィールドを一旦解除し、ミコに告げる。


ミコ「何言ってんの!?いま業務中だし、オースとカイは返してもらうから!!そっちこそ仕事しなさいよ!仕事!!!(怒)」(ド正論wwwwww)

ミコが、フライパンをクロノスに向ける。


クロノス「…。」

クロノスは深紅の目でミコを見ていたが、オースへと視線を戻す。


オース「…ミコ!危ないから来ちゃだめだ…!!

アルヴィス隊長のところに行ってて!」


傷だらけのオースがミコを守るように、ミコの前に剣を構えながら来る。普段の、可愛い系オースからは想像ができないギャップに驚かされる。


ミコ「…え!?は、はい…。」

いつになく真剣なオースの表情をみて、

ミコはアルヴィスの横へとしゃがみ、大人しく待機する。


アルヴィス「…ミコとカイは私が守ろう。私から離れるな。」

(アルヴィスの尊顔ドアップ&気絶してるカイをお姫様抱っこしてる&頼もしい騎士言葉)


ミコ「…はい、守られてます…」(ミコ尊死w)



アルヴィス「…!?…どうした、しっかりしろ!」

ミコとカイ2人を抱き抱えながら困惑するアルヴィス。


オースはそれを横目に見ながら、

オース「…許せません。ミコまで傷付けるなんて…」

(*オースは怒りで訳わかんなくなっている)


クロノス「…ふっ…邪魔立てしたからだ。」

(*何故か合わせている)


オースのシールドが輝きと範囲を増した。

クロノスに向かってしっかりと刃先を固定し構えている。


クロノス「…やる気だな。本気を見せてみろ。」


オースは深呼吸して、呼吸を整えてから言った。


オース「…僕には守りたいものがある。…だから負けられないし引けない。」


それを聞いたその瞬間、クロノスの赤いオーラがドーム中に爆発的に広がり、空気が揺れ、衝撃が地面にも轟音で響き渡る。

クロノスの眼帯の中心部のライトが赤く燃えるように輝いた。


クロノス「…守るだと?…力がなくては、何一つとして、守ることは出来ない。力は制御できなくては脅威となり、…全てを破壊するのみだ!!!」


クロノスはクリムゾンクロスを構えてオースに向かって振り翳したが、自身の能力使用過多により、急なめまいと手の震えにより攻撃が外れ、巨大な赤の斬撃が地面を抉りながら、ミコとカイを守るアルヴィスの方へ放たれてしまう。


クロノス「…っ…!!」

斬撃を操作し止めようとするが、すでに限界を超えているクロノス自身にも止められない。



攻撃を予期したアルヴィスは、2人を抱えて守るように抱き寄せた。

アルヴィス「……2人だけは絶対に守る!」


アルヴィスは、覚悟を決め静かに目を閉じた。


ーーその時オースは、2人を守るアルヴィスの間に立ちはだかり、自然に右眼に手を添えた。オースの左眼が輝きを放つ。

その瞬間、ドーム中が眩い黄金の光に包まれた。


そして、オースのゼロブレイドから放たれた光の刃が、クロノスの赤い斬撃を裂いたかのように見えた。


しかし、実際にはオースが左眼を光らせたと同時に、

クロノスの能力がほんの一瞬だったが、

ーー完全に消えたことをクロノス、アルヴィスは見逃さなかった。


光が消え、砂塵が収まるとクロノスの顔には、

オースの光刃がかすめた傷跡があった。

それは、クロノスの左頬を浅く裂いていた。


クロノスが、白手袋を付けた手で頬を触ると、

白手袋には血が滲んでいた。


クロノスは、武器を空間に納めた。

眼帯が消失する。



アルヴィスは、2人を抱き抱えたまま、

オースを見守っていた。


アルヴィス「…オース。左眼を使ったのか…?。」


アルヴィスは、オースの背中へと声をかける。

だが次の瞬間、オースはゆっくりと地面に倒れた。


アルヴィス「…!オース!?」


アルヴィスが、ミコとカイを静かに地面に寝かせ、

倒れたオースへを抱き起こす。


オースは、ぐったりして青ざめていた。

左眼の能力を、無理やり使用した後遺症なのかもしれない。


クロノスが、コツコツとブーツを鳴らしながら、

アルヴィスとオースへと近付いた。

アルヴィスが、オースを抱えてクロノスを警戒する。


クロノス「…落ち着け。アルヴィス。…見せてみろ。」

クロノスがオースの元に屈み、様子を見てから、


自身の腰のベルトポーチから銀色のケースを出した。

ケースの表面には、剣と太陽の刻印がされている。

中から白い錠剤を出し、オースの口に含ませる。


アルヴィス「…!それは、古代の修復促進剤か?

まだ持っていたとは…驚きだ。」


クロノスは、深紅の瞳でアルヴィスを少し見てから視線をオースに戻した。


クロノス「戦場の名残だ。…これを飲ませれば楽になるはずだ。」


オースが飲んだのを見届けると、クロノスは立ち上がる。


次の瞬間、ミコが目を覚ましてガバッと起き上がり、辺りを見渡した。


ミコ「…どうなってるの…。え!?カイ!?オース!?2人とも倒れてる!!??な、なんで…??」

ミコを、アルヴィスが宥めようとする。


しかし、3人に背を向けて腕組みしていたクロノスが、

振り返りながら、


クロノス「…オースには、久しぶりの俺の運動に付き合って貰っただけだ。」

そう言って、ミコに向かってフッと笑った。


ミコ、それを見て、


ミコ「…く…運動おつかれさまでした…」

(尊死気絶…ww)


アルヴィス「…!?精神攻撃か!?しっかりしろ!」

(アルヴィス、倒れた3人を同時に介抱せざる得なくて若干慌て気味w)


クロノス「…オースの件、しかと把握した。すまなかった、…アルヴィス。勝手な真似を詫びよう。…今後もそいつらの世話は貴様に任せる。」


クロノスが、黒マントを翻してドームを後にする。



アルヴィスはクロノスの背中を見送りながら、

倒れた3人を見て安堵のため息を吐いた。


そして、クロノスの薬が効いて、

すこし表情が和らぎ眠っているオースを見ながら、


アルヴィス「…やはり、オース。…また君に救われたな。」

と、優しく微笑みながら呟いた。



ーー


ーーー 管理局最上層部プライベートラウンジ ーーー



クロノスは、ラウンジの赤いソファに腰掛け、

そのまま仰向けに倒れた。


右手を目の上に翳し、両目を閉じている。

ドアが開き、メガネをしたノクティスが入ってきた。


山のような書類が、ーードサッ!っと、

クロノスの前のテーブルに積まれる。


ノクティス「…処理済みだ。ティータイムする時間すら取れん。」


メガネ越しのノクティスの紫の瞳が、クロノスを見据える。


クロノスは、薄目を開けて確認すると、


クロノス「…了解した。…後で目を通しておく。」

と、すぐに目を瞑る。


クロノスの表情は静かだが、すこし額が汗ばんでいた。


ノクティスは、ソファに横になっているクロノスを見下ろしていたが、クロノスの頬の傷を目に留めた。


ノクティス「…負けたのか。」

ノクティスが、感情が読めない声で呟いた。


クロノスは、目も開けずに少し笑って、

クロノス「…子猫に引っ掻かれただけだ。」

と、小さな声で返した。


ノクティスは、クロノスの隣のソファに腰掛け足を組んだ。

肩肘をつきながら、クロノスを観察する。


ーークロノスは、数千年ぶりに武器を展開し戦闘モードを取り、力を制限しながら長時間の戦闘を行っていた。


ーー尚且つ、ドームを壊さないように、

オースを傷付けないよう、緻密な操作をしていたのだった。


結果、神経系に過大な負荷が掛かり、制御回路は限界異常をきたしていた。


そして、


ーー左頬のオースの古代武器による切り傷だ。


基本的に古代アンドロイドは、

どんな傷であっても自己修復が可能なのだが、

古代武器の傷は修復遅延を起こし、感覚同期層を損傷させる。つまり治療を施さない限り、痛覚信号は遮断されない。



クロノスは、腕組みをしソファの上で目を閉じていたが、左頬の切創は、断続的に鋭く疼いていた。

しかし、クロノスの表情はすこしも変わらない。


ノクティス「…。」

ノクティスが、静かにクロノスを見つめている。


クロノスは、目を閉じたまま、

クロノス「…小一時間ほど眠る。」

そう言って、仰向けのまま動かなくなる。


ノクティスは、珍しく眠りに落ちたクロノスを観察していたが、未来端末を確認し、上層部からの通知を確認すると、マントを靡かせながらラウンジを後にした。



ーー


ーー


ーーー 未来管理局 管理局中央棟メディカルセンター ーー


ここは、職員が業務中に負傷したり、体調不良になった場合に運ばれる、管理局内の医療区画である。管理局中央部に構えており、一般市民も利用可能な公共施設となっている。


ミコとカイとオースは、アルヴィスによって運ばれ、

3人は病棟の個室へと並んで寝かされていた。


ミコとカイは先に目が覚めており、オースのみがまだ眠っていた。

オースの表情は、穏やかだったが、

眠りが相当深いらしくぴくりとも動かない。


アルヴィス「…無理もない。…オースの能力は強力だ。その分、反動がでかい。…ここ数日は動けないだろう。」


アルヴィスが、オースの横の椅子に腰掛けながら言う。


ミコは、自分のベッドに不安そうに腰掛けていた。

カイは、まだ頭痛やめまいがするようで、横になりながらアルヴィスの話しを聞き、眉間にしわを寄せている。


カイ「…動けるようになればすぐに、

オースは私が治します。」

カイの声はいまだ弱っていた。


クロノスのサイレントレインの効果が、まだ持続しているせいだった。


ミコ「カイ!無理しちゃだめだよ…。

ゆっくり休んで!」

ミコが、カイに分厚い毛布を掛け直す。


アルヴィス「…すまない。私のせいだ。」

アルヴィスが、ミコとカイに向き直る。


アルヴィス「…私が、オースに左眼の能力を教えることを…ためらった。それで、クロノスが代わりに動いた。…オースに左眼を使わせるために。」

アルヴィスは目を閉じて、拳を握りしめていた。


ミコとカイは、不安な顔でアルヴィスを見ていた。


アルヴィス「…肝心な時に守ることもできず、、本当に不甲斐ない。オースに知らせる義務があった。それは私の役目だった。クロノスは、、、わざと敵役を選んだ…。」


アルヴィスは、眠っているオースを見ながら言葉を続けた。


アルヴィス「…オースの左眼の力は、、、全ての能力や攻撃を打ち消す〝無効化〟の力だ。」

アルヴィスは、ミコとカイに振り返りながら告げた。


カイは、アルヴィスに向かって静かにうなづいた。


アルヴィス「本来、1つの能力しか持てない。だが、強力な右眼の〝破壊〟の力が何らかの形でオースの左眼に作用し、オースの左眼に〝無効化〟の力を宿した。そして、2つの力がオースの中でバランスを取り合い共存している。」


アルヴィスは、2人を静かに見ながら言った。


カイ「…本人も意図していない力です。

今回発動したことも奇跡に近いと思われます。…過去の事象を除いて、、」

と、カイが急に言葉を止めた。


まるで、その先は触れてはならないタブーのようだった。


ミコが首を傾げながら2人の話しを聞いていたが、


ミコ「…よく分かんないけど。とりあえず、あのクロノスっていう人はやっつけないとかも!

オースをボコボコにしたからね!!(ミコ、怒ってフライパンを振り回しているw)」


カイ「…うわっ…ちょっとミコさん。ここ病院ですよ…

武器持ち込みは遠慮してください…。」


と、カイがベッドに横になりながらミコに言う。


アルヴィスは、ミコをみてクスッと笑って、


アルヴィス「…クロノスは誤解されやすい性格をしている。いち早く全体を見て動く。自身の事は後回しだ。…今回のことも、オースに左眼を使用させることで、オースが能力を制御出来ているかを、実際に確認したかったんだろう。」


そして、言葉を続けた。


アルヴィス「…クロノスの事、どうか嫌いにならないでやってくれ。クロノスは、、過去の我々のような過ちをオースにさせたくないんだ…。…伝え方が不器用なんだ。」


と、アルヴィスは2人に切ない表情を向けた。

金髪の短い髪が揺れ、銀の瞳がすこし潤んでいる。

(安定のご尊顔www)


ミコ「…もう、、、許すしかないです…」

(尊死ふたたびw)


ミコは、ベッドで眠りに落ちた。


カイは、頭を抑えながらゆっくり起き上がり、

ベッドに腰掛けてアルヴィスをまっすぐに見た。


カイ「以前、古代でオースが右眼を使用した際の映像、お見せしましたね。」

と、アルヴィスに言う。


頭がまだ相当痛むようで、常に眉間にしわが寄っている。


アルヴィス「…ああ。もちろん確認している。」

アルヴィスがうなづく。


カイ「オースの左眼は、いわば〝封印〟のようなものです。右眼の抑止となっています。オースの右眼を止めた…古代映像にあった通りです。だから、、、さっきも、、、使い方を失敗すれば、…すでに未来都市は、、消滅していたでしょう。」

カイがきっぱりした口調で言う。


アルヴィスは、真剣な顔でうなづいた。


アルヴィス「…そうだな。」


カイ「…つまり…、、」

カイが言葉を続けようとしたが、ミコを見て、その先の言葉を飲み込んだ。

まるで、言葉を隠して言わないようにしたようだった。


アルヴィスは、眠っているオースに向き直った。


アルヴィス「…オース。すまない。…ずっと、

君に重荷ばかり背負わせてしまっている。

…これからは、、、私が必ず守ると誓う…!!!」

と、オースの手を両手で包みアルヴィスは祈るように言った。


カイは、アルヴィスの背中を見ながら、

静かにその光景を見つめていた。

まだアルヴィスへ伝えていない事実を胸に秘めながらーー


オースは、アルヴィスに手を握られながら、

病室のベッドですやすやと穏やかな表情で眠りに落ちていた。



ーーこうして、オースとクロノスとの戦いは幕を閉じたのだった。


ーー


ーー


ーーーとうとう左眼の能力を解放したオース。


ーーー物語は過去から未来で衝突し合いながらすすんでいく。

そして、未来での再会を祝うこととなるーーー







*長文読んでいただきありがとうございました♪


次回は、本編小休憩を挟み、

完全ネタでギャグ回を企画してます笑

今後とも応援よろしくお願いします☆



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