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第二話 再会

*みこさい第二話です*

管理局最上層部で、クロノス、ノクティスとの再会を果たします。でも、オースは記憶がないみたいで…?


ミコ、カイ、オースの3人暮らしの描写もあります♪

ーー


ーー

ーー未来都市。夕日が未来ビル群を照らし始めた頃、

オース、カイ、ミコはミコのマンションに来た。


ーーーー管理局官舎15階ーー


エレベーターを降り、たくさん並ぶ扉の前で、

ミコは真ん中の扉の前で立つ。


《本人確認。ーー解錠ーー》

短く機械音声が流れ、扉が上下左右に消える。


ミコ「さ、入って入ってー!」


ミコがオースとカイの背中を押しながら部屋に入れる。

ドアは自動で閉まった。


カイ「…失礼します。」


オース「えっと…僕たち、、」

部屋に押し込まれた2人が室内を見渡す。


室内は広く、整えられていた。

カーテンからは夕日が差し込み、


天井には明るい未来照明が付き、

広々としたオープンキッチンが備え付けられている。


壁に備え付いている大きなモニターテレビがあり、

その前には透明なガラステーブルに


座るとふわふわに変化する白の未来ソファがある。


エル字型になっており、余裕で大人5、6人は座れそうだ。


オース、カイは緊張しながら、

ミコに促されてソファへと腰をおろす。


ミコがキッチンから、あたたかいお茶を持ってくる。


ミコ「最近、仕事が泊まり込みだったから

…ほとんど帰ってなかったんだよね。

はい、お茶飲んで!」


ミコが温かい香りのいいお茶のカップを、

2人に差し出す。


2人はお礼を言い、口付ける。


しばしの間、無言。


ミコ「で、なんだけどさ。」


ミコが口を開くと2人の肩がビクッとする。


ミコ「…古代アンドロイドってなんなの?」

(ミコの歴史オタクスイッチに火がつく。)


オース、カイは顔を見合わせながらうなづく。


カイ「…少し記憶が混濁していまして。

つまり、少し前のアンドロイドだと認識していただけたら結構です…」


(明らかになにかを隠している)


オース「そうそう。

そういう風に考えてもらえたら全然いいよ、ミコ。」


(ニッコリ笑うオース。)


ミコ「いやいやいやいや!!!!!」

(大声で机をバンっと叩く)


2人がきょとんとした顔で見る。


ミコ「さっきこっそり移動中調べたけど、

記録にもなし、データにも該当一切なし…

怪しすぎるんですけどーーーー!!??」


(ミコが発狂しながら2人を指さす)


オース、カイは顔を見合わせ、

オースがうなづき、立ち上がる。


オース「じゃあ、調べていいよ?

(ミコに両手を広げる無邪気さ)」

(尊死寸前wwwww)


ミコ「とぼけるんじゃなーい!!(怒)」

(フライパンを掲げる)


カイ「落ち着いてください。

一応、ミコさんが私とオースの監督者に任命されていることですし。」


(カイが目を閉じ、落ち着き払って両手でカップを持ちお茶を飲んでいる。)


ーー事の発端。遡ること1時間前。ーー


ーー未来都市管理局最上層部ーー


ミコ、オース、カイはアルヴィスに連れられて、

未来都市管理局の最上層部へと来た。


管理局勤務のミコですら、

普段なら絶対入室厳禁の最上階。


エレベーターを降りて、

白の美しい絨毯で敷き詰められた長い廊下を歩き、

最奥の大きな扉の前で一同は止まる。


アルヴィスが扉の前に立つと、音もなく扉が上下に開いた。


アルヴィス「…入れ」アルヴィスがミコ、カイ、オースを先に室内に招き入れる。


中には巨大な円形の透き通ったテーブルに、

いくつもの高級そうな未来椅子が並んでいた。


巨大な窓からは未来都市が一望出来る。


そして、窓辺に2人の人物が立っていた。

一同が入室すると、2人の人物はゆっくりと振り向いた。


アルヴィス「…到着した。」

アルヴィスが中の2人へと声を掛ける。


1人は短い黒髪に深紅の瞳。

左耳に赤いライトが点滅するピアス。

整っている顔立ちに凛とした佇まいをしている。圧倒的な威圧感、存在感がある。


歳は若く見えるが、鋭い深紅の視線が

ミコ、オース、カイを凝視していた。


口もとは笑っているが、

眼光は鋭いままだ。


もう1人は対照的に、

少し長めの耳までの白銀の髪、

紫色の瞳、左耳に青く点滅するピアスをしている。


顔立ち、容姿が恐ろしいほど美しく、

紫の瞳に吸いこまれそうになる。


2人ともアルヴィスと同じ

管理局の黒いマント、黒いスーツ、

そして黒の長いブーツを着ていた。


ーーミコは尊死寸前だった。


「…ふっ。よく来た。まあ、座れ。」

黒髪の人物に座るよう促され、

ミコ、カイ、オースは椅子へ腰掛けた。


アルヴィスも近くに腰を下ろした。


白銀の髪の人物は窓辺から腕組みしたまま動かない。

眼差しは、カイ、オースに固定されている。


「それで、、、…?」

黒髪の人物が円形テーブルの上座へと座り、一同を見ながら話し始めた。


「…発掘層、第7エリアが壊滅状態になったという話しだが…そこの歴史調査員、説明しろ。」

声は低すぎず、真っ直ぐにミコへと飛ぶ。


ミコは、整った容姿ではあるが、

深紅の瞳の眼光に鋭く見つめられ、

一瞬言葉に詰まる。


アルヴィス「…クロノス。手柔らかくしろ。

…彼女も困惑しているのだ。」と、アルヴィスが制す。



クロノス「…偶然にしては有り得ん話しだ。

(クロノスの視線がカイ、オースを交互にみる)」


クロノス「どうやって封印解除した。」

ミコが尊死寸前になりながら、


ミコ「…フライパンで殴りました」


クロノス&ノクティス&アルヴィス「!?!?!?」


クロノスが咳払いし、

クロノス「…まああれだ。処理しきれん部分はあるが、結果は成功か。」


(オース、カイを見ながらテーブルに腕組みし、その上に顔を乗せる)


クロノス「…貴様ら(カイ、オースを見ながら)

…俺たちのことを知っているか?」


クロノスが先ほどより、

落ち着いた声で尋ねる。


ミコが、首を傾げてオース、カイをみると、

オースは顔が難しい顔になり、


「…????」(首を左右に傾げている)


カイはクロノス、ノクティス、アルヴィスを見て困ったように笑った。


カイ「…はは。」(はっきりと答えない。左眼の片眼鏡を直す。)



クロノス「…そうか。分かった。」

(少し目を伏せるが、再び視線を3人に戻す。)


ミコ「あの~…」

(手を挙げながら)

ここでミコが静寂を破る。


クロノス「…なんだ?」

(腕組みしながらミコを見て)


ミコ「オースとカイとお知り合いですか?」


ーーーー場が沈黙するーーーー


窓辺に立って外を見ていた白銀の髪の人物が、

ミコを見て静かに答える。


「…そうだな。…まあ、古代から」


その瞬間、アルヴィスとクロノスが叫ぶ。


アルヴィス&クロノス「ノクティス!!!!!!」


ノクティスは何がいけないことか分からないようで、


ノクティス「…?俺たちが古代アンドロイドなのは事実ではないk……」


いつの間にかクロノスが立ち上がり、

ノクティスの両頬を白い手袋をした両手で抑え込んでいた。


クロノス「…ノクティス貴様…!…何平然と話して…」


テーブルを見ると、

ミコがアルヴィスに質問攻めしている様子が目に入った。


ミコ「…古代アンドロイドって、なんですか!?

史実では聞いたことがなくて~、、

え、じゃあすごい昔からいるってことですか!?」


アルヴィス「…」

(目を閉じ腕組みしたまま答えない)


クロノス「…致し方あるまい」


クロノスが右眼付近に手をかざし、

クロノス「…」

すると、空間が僅かに歪み、

一瞬で黒い重厚な眼帯がクロノスの右眼に装着された。

眼帯中央が赤く光って点滅する。


ミコ「…え?」

クロノスが黒マントを翻し、ミコの前に来る。

アルヴィス「…クロノス!そこまででは…」


クロノスが止めようとするアルヴィスを制する。


クロノス「…眼を見ろ。」

クロノスがミコに顔を近づけた瞬間、


オースが横から出て立ちはだかった。。


オース「…駄目です。」

ミコを自然に守るよう、


ミコの前にオースは立つ。

カイが不安げに見つめる。


クロノス「…ほう。何故庇う?

…面識などないはずだ。」

(明らかな上位者の笑みを浮かべてオースを威圧する。)


オース「…分かりません。ただ、、」

(一瞬振り返ってミコを見ながら)


オース「ミコは僕が守ります!!!(言い切ったw by作者)」


ミコ「…」(ミコ尊死気絶)

(机に突っ伏し気絶)


オース「えっ…ちょっ…ミコ?み、み、ミコーーー!!」

(慌ててミコの肩を揺すってしまうオース)


ノクティス「…賑やかだな。」

(夕日が傾く未来都市の景色へと目線を戻す。)


クロノス「…分からん。何故気絶した…?

まだ能力は使っていないんだが、、」


静かに眼を閉じていたアルヴィスだったが、

瞳を開け、


アルヴィス「…もういいだろう。クロノス。」


低く凛とした声でその場を鎮まらせた。


アルヴィス「…ミコに2人の監督者として、

今後世話係になってもらう。」


クロノスがアルヴィスの提案を聞き、

鋭くアルヴィスを見つめる。


クロノス「…アルヴィス。何故だ。」

クロノスが右眼に手をかざすと

次の瞬間、瞬時に眼帯は消える。


夕日に照らされ、白銀の髪が揺れ

ノクティスの紫の瞳が怪しく輝いている。


感情を感じさせない視線は、

アルヴィスへ向けられている。


アルヴィス「…それが今のオースの望みだからだ。」

アルヴィスがオースを見た。


オースはアルヴィスの銀色の瞳を見て

何か懐かしい気がするが、

その気持ちは、すぐに雲散してしまう。


アルヴィス「…2人が目覚めて良かった。

…いまはただ、それだけだ。」

アルヴィスが顔を背ける。


心なしか少し肩が震えている。


だが、一瞬でそれはなくなり、

柔らかい銀色の瞳はカイに向けられた。


カイは、アルヴィスの目を見ながら、

軽くうなづいた。

(カイの目はすこし潤んでいた。)


ミコを気にかけていたオースは知らない。


アルヴィスはクロノスへ目線を戻す。


アルヴィス「…2人を歴史保全保管課へ配属。

ミコの業務の手伝いをさせる。

今後2人はミコの保護課へ置くこととする。」


アルヴィスがカイに尋ねる。


アルヴィス「カイ…異論はないか?」

(よく知っている仲のような親密さ加減で話す)


カイ「…はい。もちろんです。アルヴィスたいt…はい。」

カイは慌てて言い直す。


アルヴィスはカイに微笑み返す。


クロノス「…いいだろう。だが、いいか。ミコ。貴様は国家最重要機密に触れた。

責任を持って2人を監督しろ(圧)」


(テーブルに肘をついて、

顔の前で腕組みをし話すクロノスの周りに不思議な赤いオーラが舞う。)


ミコ「…え?古代アンドロイドなんですよね?皆さん。」

(平然と。いつの間に起きたw)


クロノス「…。やはり記憶を消したほうがいい。」

(クロノスが立ち上がる。)


すると、ノクティスが動いてミコのそばへ行く。

ミコの眼前に背を屈め、

ミコの顔に近づく。


ノクティス「…ミコ。俺たちは表向き未来アンドロイドとして現在生きている。

…古代アンドロイドの存在は…機密にしてほしい。」

(儚げな紫の瞳+キラキラオーラ全開+美しさMAX御尊顔)


ミコ「…命に変えても守ります」

(鼻血気絶尊死)


オース「…み、み、ミコーーー!!!」

(ミコの鼻にティッシュをし介抱するオース。)


アルヴィス「…では。問題なしだ。…以上。」


クロノス「…腑におちん。解せぬ…何故だ。

何故、ノクティスお前だと尊死し俺では駄目なんだ…(謎の嫉妬)」


ノクティス「…黄昏時が1番美しい。(窓の外を見て聞いていない)」


アルヴィスとともに、

管理局最上層から外へ出て、


アルヴィスが3人を管理局専用車に乗せ、

ミコの自宅へ送るよう手配してくれた。


ーーーーで、冒頭に至る。ーーーー


ーーー


ーーー



ミコ「…まあ、誰にもとくに話したりするわけでもないけど…」


オース、カイがソファでくつろいでお茶を飲みながら

立って演説しているミコを見る。


カイ「もちろん。…住まわせていただくからには、

掃除、洗濯、料理させていただきます(模範的回答)」


オース「…そうだな。ミコのお手伝いたくさんするよ!

(まあ可愛いからok!」)」


ミコ「…じゃあ、お部屋に案内するね。」(ミコが2人を案内する)


リビングから右側の壁にミコが手を触れる。

すると壁がなくなり廊下が現れ、


ドアが二つ並んでいる。


ミコが手をかざすと二つの部屋が開いた。

中は天井の未来照明が明るく照らし、


窓からは、色とりどりの未来都市の夜景が綺麗に見える。


ふかふかの未来ベッド、机、椅子が窓辺に並んでいる。

本棚、棚も完備されている。


オース、カイは目をキラキラさせている。


ミコ「客間だけど。好きに使っていいよ。」


オースとカイは嬉しそうにもうどちらの部屋か決めたようで、


ベッドに座ってみたり、窓の外を眺めたりしている。


ミコ「…ぷっ…子どもみたい(2人がはしゃぐ様子を見て笑うミコ)」


ーー3人はこうして一緒に暮らすこととなったーー


ーーーーしばらくしてからーーー


ーーある休日の朝


ミコ「おはよ…(パジャマ姿完全に寝ぼけてる)」


カイ「おはようございます。ミコさん。

今朝はコーヒーと紅茶どっちにしますか?」


白エプロンを付けたカイがさわやかな笑顔をむける。眼帯はなく。片眼鏡だけだ。


ミコ「…んー、コーヒーにする。オース起こさなきゃ…」


ミコはオースの部屋に行く。

手をかざし扉を開けてから、


ベッドに丸まって起きないオースを揺さぶる。


「オースー!!起きて〜!!!

今日はみんなでピクニック行く日って約束したじゃんー!!!」


ミコがカーテンを開ける。

オースが布団を被りながら、あと5分と呟く。


ミコは布団をひっぺがした。

ミコ「だめ!いつも起きないでしょっ!!!」


ミコの追撃でオースは、

左目をこすりながら起きる。


ふと、ミコはオースの右眼の眼帯を見る。

黒く中心で白のライトが点滅する重厚な眼帯。



オースが右眼の眼帯を外すのを、

ミコは一度も見ていない。

…特別気にしてはいなかった。


オース「…分かった。起きる…」

ウサ耳パジャマで起き上がるオース。


もう見慣れた光景だ。


カイのお弁当できましたよー!という声が聞こえる。


ミコ「やったあ!天気もいいし、

みんなで未来公園に行って食べようよ!」


眼帯のことを忘れて、ミコは嬉しそうにはしゃぐ。


オースの手を引っ張り、ミコはリビングへ強制的に連れ出す。


オースはふわあとあくびしつつ引きずられていく。


3人でカイ手製のお弁当のバスケットを持ち、未来公園へ行ってピクニックを楽しむ。


そんなほのぼのな日常。


クロノス、ノクティス、アルヴィスは最上層から3人の日常を静かに見守っている。


ーーーー


ーーーーー管理局最上層部にてーーーーーー


ーーー


ーーー



…クロノス「…あの、ミコという人間に託していいのか?…万が一、力の暴走があれば…」


…アルヴィス「…何かあれば私が責任を取る。

…今はただ、オースとカイが笑顔でいられればいい。」


…ノクティス「……」(無言で静かに目を閉じる。*多分単に眠くなっただけ*)


ーーー


ーーー



ーー物語は、未来と古代を行き来しながらゆっくりと着実に動き出していくーー




*長文読んでいただきありがとうございました♪

文章読みづらくてすいません、、

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