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みこさい番外編 未来都市ツアーの巻(前編)

*今回は、みこさい番外編未来都市ツアーの巻(前編)です♪

三副隊長ズに、未来都市を案内することになった、ミコ、カイ、オース。

*基本ギャグ回です⭐︎すこしシリアス要素はあります。

三副隊長ズは、もちろんノリノリで楽しむ気満々です♫

レグリアが度々、ハプニング起こしたり、フェイフェイのあざとチャラさでドタバタ波乱万丈www

三副隊長ズ&ミコ、カイ、オース、仲良し回です笑笑

*今回は番外編となります♪

三副隊長ズと、ミコ、カイ、オースで、

未来都市ツアーに行きます!

一体どうなるのか…??


ーー


ーー



今日の未来都市の空は、隅々まで晴れ渡り、雲ひとつない青空が広がっている。


ゆったりとした風が吹き、都市全体へと暖かな陽気を運んでいる。


ミコ、カイ、オースの三人は、未来管理局にて三副隊長ズへの、未来都市を案内する、『未来都市ツアー』のため、管理局中央メインエントランスで待機していた。


3人は、紺色の管理局制服に身を包んでいる。


ミコ「よーし、今日はしっかり〝未来都市ツアー〟頑張ろうね!」

と、ミコは未来端末を使いながら、今日のスケジュール確認をしている。


オース「えへへ!観光案内、楽しみだな〜♡」

と、オースはお出掛け気分満々でいる。


カイがオースを制し、

カイ「オース…。気持ちは分かりますが、業務のひとつだと思ってくださいね?私たち、遊びじゃないんですよ?」

と、カイも古代端末で観光スポットの確認などを行っている。


3人がエントランスで待っていると、管理局エントランス目の前に、黒塗りの高級未来車が止まる。


車の扉が開き、三隊長と続いて、三副隊長ズが降りてきた。

もちろん、三隊長のクロノス、ノクティス、アルヴィスは、きっちりと普段通りの黒のジップスーツ、マント、黒ロングブーツの最上層部コーデをしている。


一方、三副隊長ズはというと、、


ーー全員が、動物パーカー+ジーンズというラフなカッコをしていた(www)


ーーここで*三副隊長ズのコーデ内訳入ります♪ーー

ーー


①レグリア(ヘアバンドなしversion)

⚪︎ペンギンさんパーカー(クチバシ、ペンギンの顔、尻尾つき)

⚪︎デニムジーンズ

⚪︎未来スニーカー(夜道で光ったり、その日のコーデに合わせて色を微細変化できる。今日は青。多機能w)


②フェイフェイ

⚪︎ぶたさんパーカー(ぶた耳付き、しっぽも付いてるw)

⚪︎デニムジーンズ

⚪︎黒い中華靴(靴はこれじゃないと駄目らしいw)

⚪︎水色サングラス


③オスカー

⚪︎くまさんパーカー(巨体なので本物のクマに見えるw)

⚪︎デニムジーンズ

⚪︎黒のぴかぴかのミドルブーツ(靴はブーツ派。ぴかぴかにするのは軍隊時代の習慣w)

⚪︎黒色未来リュック(未来技術により圧縮性。見た目よりたくさん物が収納可能。重さも軽量に感じるよう設計されているまさに未来のリュックw)

ーー


と、ラフな観光スタイルで来た三副隊長ズだった。


三副隊長ズは、管理局内だが、完全にワイワイはっちゃけモードで騒いでいる。


クロノスが、ミコ、カイ、オースのもとへ歩いてくる。


クロノス「…おはよう。到着遅れてすまない。

…今日は、三副隊長に都市案内をよろしく頼む。」

と、三副隊長ズとミコたちを見比べながら言う。


3人のもとに、アルヴィスが疲れた顔と足取りで来る。

アルヴィス「ミコ、カイ、オース、おはよう。…何かあればすぐに駆けつけるから…連絡をくれ。」

と、アルヴィスは目の下のクマがさらに濃くなって若干やつれていた。


カイ「お、おはようございます。アルヴィス隊長…ってだいじょうぶですか…??感情値が大幅異常をきたしていますが…。」


ノクティス「…アルヴィスは、最近レグリアの世話で忙しくしている。…昨晩も深夜まで騒ぎをしていたからな…。」と、渦巻きメガネのノクティスが言う。(尊死予防w)右手に、虹色棒付きキャンディーを手にしている。


アルヴィス「…くっ…だが、副隊長の問題は、隊長の責任だ。…私が責任を持って教育する。」

と、アルヴィスは頭を手で押さえている。


ーーレグリアの世話が余程大変らしい。


ミコ「…なんか皆さん格好がラフですね…?」

と、ミコが三副隊長ズの動物パーカーを指差した。


レグリアが得意げに、

レグリア「ふふっ♪昨日、未来モール行ってさ!買ったんだぜ⭐︎俺、こーゆー服とか初めて着たわ〜♪」(古代発言w)


フェイフェイ「僕も、あんまりこういう服、着えへんな〜。」

と、フェイフェイも着慣れない感じでいる。


クロノス「…フェイフェイ。…貴様は、今日1日あえてその服でいろ。…他の服は認めん。」

と、クロノスはフェイフェイに語気強めに言う。


フェイフェイ「…えー?なんでやねん!」

と、フェイフェイは、クロノスに鋭くツッコむ。


ノクティスが、虹色のキャンディーを齧りながら、

ノクティス「…三隊長命令だ。従うんだな。フェイ。」と、やれやれとしながら言う。


カイが分からず、アルヴィスを見る。


アルヴィス「あの格好なら、…観光以外出来ないだろ…。何より安全設計だ。」(いろいろ察しw)


フェイフェイはムスッとした顔で腕組みし、

フェイフェイ「…もー、信用なさすぎやな〜。僕、けっこう真面目やねんけどな〜。」

と、ミコに振り返り微笑む。


フェイフェイは、ミコの両手をぎゅっと握り、水色サングラスをずらして、見つめながら言った。


フェイフェイ「ミコちゃん!今日はよろしく頼むわ!…あとで2人でお茶しよな〜♡」

と、輝く淡紅色の瞳でウインクした。


淡い金髪に、長い三つ編みが肩から垂れており、ドロップ型のピンク色の宝石ピアスが右耳で煌めきを放ち揺らめいている。


オース&カイ「絶対だめ!!!!!」

と、ミコをガードしながら2人で声を合わせて叫ぶ。


フェイフェイは、もー、難儀やな〜と、そんなオースとカイに爆笑している。


ミコ「やばい…尊死案件きそう…!!!」(ミコは精神を高めて耐えているw)


アルヴィス「…フェイフェイ…出たな!…だから、ぶたパーカーしか許可できない!!!」


ノクティス「…古代から、こーゆー奴だ。…フェイは。…つまりは、〝あざとチャラい〟。」


フェイフェイ「ちょっ…ノクティス!?人聞き悪いなぁ〜。…僕はな?…人が大好きなだけやねん♪」

と、あえて純粋そうな笑顔で言った。


ノクティスは、黙ってフェイフェイに近づき、水色サングラスをサッと取る。

そして、ポケットから予備の渦巻きメガネを出し、スッと差し替えた。(体感時間1秒wフェイフェイの顔面封印www)


フェイフェイ「…なっ……あかんあかん!!…ちょっ….ノクティス!やめてや!!頼むって〜…。」

と、半ば無理やりに、渦巻きメガネに変更された。(wwww)


クロノスは、黒ロングブーツをコツコツ鳴らしながら、フェイフェイにゆっくり歩み寄る。


クロノス「…今日1日渦巻きメガネ、ぶたパーカー着用を命ずる。…いいな?フェイフェイ。」

と、クロノスは表情変えず静かに深紅の瞳で見た。

瞳の中で、深紅の光が燃えるように強まる。


フェイフェイ「(…これはあかんやつやな。…〝赤い死神〟…か。相変わらず物騒やなぁ〜。)

…了解しました、クロノス隊長♡」

と、フェイフェイは笑顔でクロノスに頭をペコリと下げた。


クロノスは、視線をオスカーに向ける。


クロノス「オスカー。みんなをまとめてくれ。…頼んだぞ。」


オスカーは、クロノスを見下ろして軽くうなずき、

オスカー「…了解。任せてくれ、クロノス。あと、、」

と、オスカーはリュックからクロノスに、

可愛いクマ柄の刺繍の巾着に入った、お弁当を手渡す。


オスカー「…お弁当。昼に食べてくれ。」


クロノスは、受け取りながら顔がほころんだ。


クロノス「オスカー……!!!…ありがとう。」

と、大事そうに両手でお弁当を胸に抱えた。


クロノスは、クマ柄の刺繍の入った巾着を見て、幸せそうに微笑している。


オスカーは、アルヴィスには猫柄、ノクティスには…亀柄の巾着のお弁当を渡す。


アルヴィス「…え、あ、ありがとう。オスカー。」

と、アルヴィスはすこし照れながら受け取る。


アルヴィスの、疲れた顔に笑みが溢れた。


ノクティス「亀…。」

ノクティスは、亀柄を気に入ったのかじっくり眺めている。


オスカー「みんなにもお弁当作ってある。」と、オスカーは未来リュックを指差す。


レグリア「え!やったー!オスカーの弁当楽しみだ♡」


フェイフェイ「ほんまに美味しいからな〜♪」


ミコ&カイ&オース「手料理嬉しい!!!!」


一同が、ワイワイしていると、

クロノスが咳払いし、皆が注目する。


クロノス「…それでは、行って来い。…あと、ミコ。これを使え。」

と、クロノスは手元の自身の未来端末から、

ミコの未来端末に、銀色の未来プリペイドカードを送信した。


ホログラムで浮かび上がり、銀色にキラキラと光り輝いている。


クロノス「…支払いはそれを使え。…残りはチップだ。」

と、マントを翻しミコに背を向けた。


ミコ「え!でも…は!?金額やばいんですけど!!!」

と、ミコがあたふたする。


クロノス「…日頃、オースとカイも面倒みてもらってるからな。…ふっ。…受け取れ。…臨時ボーナスだ。」

と、クロノスは振り返り、ミコに微笑した。


それから、黒ブーツを鳴らし去って行く。


ミコがオース、カイと金額をみて顔を見合わせていると、アルヴィスが後ろから声を掛けた。


アルヴィス「ミコ。頼んだ。…何かあれば、

私がすぐ駆けつける。」

と、アルヴィスも疲れ気味の顔で言う。


レグリア「アルヴィス、大丈夫!俺がついてるから☆」

と、アルヴィスにレグリアは笑って言う。


アルヴィス「だから、それが一番不安要素なんだ!(怒りMAX)」

と、レグリアにアルヴィスは一喝した。


ノクティスは、飴を持ちながらフェイフェイに近づき、


ノクティス「…土産よろしく、フェイ。」

と、渦巻きメガネ越しに静かに言う。


フェイフェイ「ふふ、甘いもんやな?任しとき〜

♪」と、同じく渦巻きメガネ越しにノクティスに笑顔を向ける。(渦巻きメガネ同士ww)


ーーこうして、ミコ、カイ、オース、レグリア、渦巻きメガネフェイフェイ、オスカーは、同じく渦巻きメガネノクティスに見送られ、未来都市ツアーに向けて元気に出発した。


ーー


ーー


ーー未来都市公立歴史文化博物館ーー


未来都市の管理局の外円にある四区画のひとつ、『教育・文化区』の中に位置している。巨大な白い外観の建物である。

歴史保全保管課が、主に管轄している公的な機関の一つである。


ーー未来都市公立歴史文化博物館とは


未来都市の歴史・文化・生活様式を保存・展示し、市民や研究者に向けて学びの場を提供する公的機関です。

古代文明から未来都市建設までの時代を網羅し、歴史資料の保全・文化芸術の紹介・教育プログラムの提供を通じて、未来へ文化を継承することを目的としています。

博物館内には常設展示・特別展示・体験型学習施設が整備され、来館者は時代を超えた歴史と文化を体感できます。

(公立歴史文化博物館 パンフレット記載 以下略)


ーー


レグリアは、ホログラムパンフレットを見ながら、

レグリア「ほえー、、めっちゃ広いし色んなものがあるんだな〜…」と、感心している。


ミコ「…未来都市はね?〝過去〟も大事にしているの。〝過去〟があるからこそ、〝未来〟があるんだもの。…だからこそ、すべての歴史に敬意を持って接する。それが大切だと思うの。」

と、ミコが腕組みしながら目を閉じ語る。(歴女wwww)


少しの間、レグリア、オスカー、カイは深く考えるような顔をした。


しかし、すぐにフェイフェイが手を叩き、笑顔で、

フェイフェイ「…よし、ほなさっそく見て回ろか、ミコちゃん〜、案内してやで〜!」

と、渦巻きメガネ越しにお願いする。


ミコ「よし!乗り気ね。さっそく展示見て回ろうか!」

と、ミコが先導する。


常設展示では、未来都市の建設から、今までの歴史がホログラムで説明されている。未来都市の建設計画や、都市設計の模型、古い図面がクリアケース内に飾られている。来館者は、タッチパネルで3Dで閲覧可能となっている。


オスカー「すごいな。…すべて立体映像化され閲覧可能ということか。…興味深いな。」と、オスカーは、実際に資料をタッチし、模型を手元で動かしてみている。


カイ「…これは、触覚フィードバック付きの3D展示システムですね。閲覧したいパネルに触れるだけで、形や質感を再現し、実物に触れなくても閲覧や操作可能です。」と、オスカーに解説する。


オース「僕も初めて来た時は驚いたけど、すごいですよね!」と、オースも笑ってパネル操作し、ミニチュア模型を手に浮かび上がらせている。


オスカー「うむ。…未来の技術の進歩だな。」

と、オスカーは微笑んだ。


ミコ「もう前進しかしません、私…」(ミコはパンフレットでガードし、尊死を防いでいるw)


レグリアは、隅の壁に展示された史実を静かに眺めていた。それは、未来都市の成り立ちを書いたものだった。


未来都市の成長と、それに至る古代文化の発展が、年号順に整然と並んでいる。

古代文明の記録はあるが、〝とある時期だけ〟、


ーー《現在調査中 空白の時代》とだけ、記されていた。


かつて何が起きたのか、誰も知ることは無い。

その後、人類は再び大陸で新たな文明を築き上げ、進歩を遂げ、未来都市を創り上げたのだった。


レグリアは、何とも言えない表情で見上げていた。


それに気付いたフェイフェイが、後ろから声を掛けた。


フェイフェイ「大丈夫か?…レグリア。」

と、渦巻きメガネ越しに言う。


レグリアは俯き、

レグリア「…ああ。平気だ。…ちょっと、…思い出しただけ。」

と、フェイフェイに切ない笑顔を向けた。


オスカーも近づき、史実に目を向ける。


オスカー「我々が覚えている。…それで充分だ。」

と、レグリアの頭に大きな手を置いた。


レグリアは、俯きすこし涙ぐんでいた。


ミコ、オースは、次にどの展示を観た方がいいか、ホログラムパンフレットを開き話し合っていて、気づかない。


カイも三副隊長に近づき、

カイ「…私も覚えています。…忘れません。」

と、柔らかく微笑した。


ミコ「おーい、そろそろ次の展示行って大丈夫!?って何かあった??」

と、ミコが近寄ってくる。


レグリアは顔を上げ、ミコに元気に笑った。

レグリア「…何でもない!次行こうぜ!!」

と、ミコに続いて次の部屋へと歩き出した。


ーー


次の展示は、文化・歴史コーナーに来た。

壁にずらっと並ぶクリアケース内に古代の服飾、生活道具、工芸品、美術、芸術、絵画、彫刻、楽器などが並ぶ。

巨大な室内に、ホログラム説明とともに、3Dで修繕中の様子が投影できたり、楽器類は、最新技術により、再現で実際に音も再生される。


レグリア「すっげー!!!広い!!!」

と、レグリアは展示を見て喜んでいる。


オスカー「…走ってはいけない。レグリア。」

と、オスカーはレグリアを静かに注意する。


フェイフェイ「珍しいもんいっぱいあるやん!…お、これとかめっちゃおしゃれやな〜♪」と、かわいい花柄の櫛を見て指差す。


フェイフェイは、ミコを見つめながら、

フェイフェイ「ミコちゃんに、よく似合いそうやけどな〜?」

と、背を屈めて、ミコに近づき囁いた。


耳元に、ピンクの宝石ピアスがキラキラ光っている。

渦巻きメガネ越しに、淡紅色の瞳がミコに微笑みかけている。


ミコ「うわ、ちょっと…ええっ///」(ミコ尊死寸前wwww)


オース&カイ「近い近い近い近い近い!!!」

と、2人でガードする。


オース「ミコの三つ編みは、僕が毎日結んでるんだから!!(フェイフェイをキッと睨むオース。怒りMAX)」(マウントオースww)


カイ「それもそれで…どうかと思いますけど、オース。」と、カイがオースの肩に手を置く。


オース「え、そうなの?」(純粋すぎるw)


フェイフェイ「おもろいな〜、この3人!ほんま、ええトリオやわ〜⭐︎」

と、フェイフェイが笑いすぎて、渦巻きメガネをずらしてしまう。


とたんに、周囲が反応。尊死の波発生wwwwwww


レグリアが渦巻きメガネを、フェイフェイの顔に押し付ける。


レグリア「何してんだ!だから、クロノス達から外すなって言われたじゃん!!!」

と、レグリアがぐいぐいと渦巻きメガネを、フェイフェイの顔に押し付ける。


フェイフェイ「…ちょっ…痛い!…めっちゃ力強いな〜、、もう分かったで〜!」

と、フェイフェイは、渦巻きメガネを再装着した。


一同、大騒ぎを起こしたため、次の展示コーナーへと強制移動した…。


ーー


次の展示は、歴史文化体験コーナーである。

古代の服や、道具が実際にディスプレイされていて、触れる事が出来るコーナーである。

古代の衣服を実際に着れたり、昔の土器を作る体験、古代文字の写しなど、参加型体験が出来る。

そして、人気なのが古代の戦闘武器体験コーナーである。

レプリカだが、さまざまな古代の剣、盾などが展示されていて、手に持って重さをみることも可能となっている。


6人が行くと、1番にレグリアが駆け寄った。

レグリア「おお!!弓あるじゃん!!!」

と、展示された弓に手を伸ばした。


レグリアは展示されていた弓を手に取り、自然と矢を引く構えをとった。


ーーその姿は、まさに弓兵そのものだった。


肩の力を抜き、矢先を見据える目には迷いがなく、レグリアの古代の弓兵姿を彷彿とさせる。


周囲の来館者達が、思わず振り向いている。


ミコ「え…すごい!」

と、ミコはレグリアが弓を構える姿勢をみて思わず声を上げた。


レグリアは笑って振り向き、

レグリア「当たり前だ。…俺は弓兵だったからな♪」

と、右指で弓の弦をピンっと弾いた。


その瞬間、鋭い風が走り、真正面の展示用クリアケース一部にビシッと亀裂が入った。


突然の出来事に、周囲がざわざわする。


レグリア「うわっ…やらかした…。」

と、レグリアが青ざめ左手で口を覆った。


オスカー「レグリア。…弓を置くんだ。」


フェイフェイ「…こんなとこで能力使うやつおるんかいな…。」


ミコ&カイ&オース「え!!??割れた!!??」


レグリアはオスカーに連れられ、博物館職員に謝っている…。ミコが、事情説明(誤魔化すw)し何とかその場を収めることが出来た。


レグリアが破壊したクリアケースを、修理ロボットが修復作業に入っている。


レグリアは、しょぼんとしていた。


レグリア「うう…ごめん。弓とか久しぶりだったから。つい嬉しくてやっちまった…。」


カイ「まあ、あの程度だったら、…すぐに修復可能ですので、問題ないかと。大丈夫ですよ、レグリア副隊長…。」

と、カイが俯くレグリアの背中をぽんぽんする。


オスカー「…館内展示も見終わったし、そろそろ昼食にしよう。」と、オスカーが提案した。


ミコ「じゃあ、近くの未来公園に行こう。いい天気だし♪」


オース「いいね!今日はピクニック日和だからね〜♡」


一同は、博物館を後にし、未来公園へと移動した。


ーー


ーー未来公園 未来人口芝生エリアーー


広大な未来公園に足を踏み入れると、目の前に広がる緑と噴水の光景に癒される。

未来都市の中で、ここだけ時間がゆっくり流れているかのように感じられる。

噴水の水しぶきが陽光を受けて輝き、木々や草の匂いと混ざって、穏やかなリラックス空間を創り上げている。


6人は、未来人工芝生エリアに来た。

人工的に芝生が敷かれており、地面に座る際には芝生が消え、フカフカの座れるクッションになるエリアである。お昼寝したり、ピクニックも可能となっている。


オスカーは、未来リュックを下ろし、中から綺麗な花柄の刺繍が入った白の風呂敷に包まれた黒い重箱の3段重ねのお弁当や、紙皿、箸、紙コップ、水筒などを次々取り出した。


5人「用意が良すぎる!!??」


オスカー「…口に合うか分からんが。好きなものを食べてくれ。」と、紙コップにお茶を注いで配りながら言う。


重箱の中は鮮やかで、花形の人参が入った筑前煮や、クマやウサギの形の動物おにぎり、唐揚げ、エビフライ、ハンバーグ、ハートの卵焼き、星形ポテト、かわいいカップに入ったポテトサラダなどがずらっと並んでいた。デザートは、ぶどうに苺とウサギ型のりんごが用意されている。ーー全体的にオシャレ、カワイイ、メルヘンである…♡


ミコ&カイ&オース&レグリア&フェイフェイ

「わーい♪いただきまーす⭐︎」


一同「おいしい!!!!!!」


ーーー(全員の感想入ります♪)ーーー

ミコ「えっ!美味しいーーー!お料理習いたい!!!」

カイ「私の味付けより…深みがある味わいです。とっても美味しいです…!」

オース「えへへ。ウサギのおにぎり食べるのもったいないな♪」

レグリア「やっぱオスカーの唐揚げだわー!マジで美味い!!!」

フェイフェイ「野菜も食べなあかんで、レグリア〜。(お茶すすりながら。)」


オスカー「ここは広くて穏やかで…。とてもいい場所だな。…連れてきてくれてありがとう、ミコ。」

と、オスカーは、ミコに優しく微笑んだ。


ミコ「何度でも連れてきます。」(尊死気絶したwww)


オース「うわっ!み、ミコー!!!でも、、ここ寝れるから大丈夫かな…。」


オースは、未来人工芝生にミコを寝かせた。

オースの横で、ふわふわのクッションマットにミコは横になった。


オスカー「…ミコ、大丈夫か??」

と、オスカーは心配そうにしている。


カイ「あ、大丈夫です。これ、平常運転ですから。」

と、カイはオスカーにきっぱり言う。


フェイフェイが、渦巻きメガネ越しにニヤッと笑う。


フェイフェイ「えー、僕も、ミコちゃんとお昼寝しよかな〜♡」と、ふざけまじりに言う。


フェイフェイが言った途端に、素早くオースが立ちはだかり、ガードした。


オース「絶対に駄目!ミコと、僕だってお昼寝したいんだ!!!(???)」


カイ「いや、だから。…オース?…それもそれでどうかと思いますので…。

」と、カイは寝てるミコをうちわで煽ぎながら言う。


フェイフェイ「あははは!オース、からかいがいあるわ〜、ほんまにおもろいやん♪」と、フェイフェイは爆笑している。


オスカーは、冷静にカイを見て言う。


オスカー「だが、…警戒して無駄はない。」


カイはうなずきながら、

カイ「…間違い無いですね。」


レグリアを見ると、すでにミコの隣で昼寝していた。

仰向けになり、両腕を頭の下に置き、気持ちよさそうに眠っている。


オース「…って、うわー!ミコの隣はだめ!!!!」

と、オースはレグリアをひっぺがし遠くへ運んだ。(オースは怪力ですw)


レグリアは、オースにお引越しされ、未来人工芝生最果てにて、起きずにすやすや寝ている。(どこでも寝れるタイプw)


カイ「オース…。あとで感情値を整えましょうね…。(オースの感情値がストレスで若干乱れている。)」

と、カイは古代端末を取り出し時間を確認する。


オスカー「しばらく過ごしたら、次のポイント(観光)に行くか。」

と、オスカーが綺麗に空っぽになった重箱を、きっちりと包み直し未来リュックに仕舞いながら言う。


ミコ「次はどこに行こうかなあ??」(急な完全復活w)


カイ「そうですね。」


フェイフェイが横から、渦巻きメガネ越しに目を光らせた。

フェイフェイ「行ってみたいカフェあるねん!みんなで行こや〜!」

と、手を挙げる。


オスカー「…却下だ。」

と、オスカーは目を背けた。


フェイフェイ「えー、なんでやねん!」


ミコ「いいんじゃないかな。…ちょっと食休みで。お茶してから観光再開ってことで。」と、ミコが未来端末で、フェイフェイから教えられたカフェを調べている。


カイ「ここから遠くはないみたいですよ?」

と、古代端末で検索し、カイがフェイフェイに言う。


フェイフェイ「やった!絶対行きたい思っとったんや〜♪」と、ノリノリで喜んでいる。


ミコ「じゃあ、カフェに移動するとしようか!」


と、一同が準備していると、


果てに眠っていたレグリアが、くしゃみした。


レグリア「くしゅっ!!!」


その瞬間、ブワッと強い風が吹き、木々が揺れ、未来人工芝生がなびき、噴水の水が舞い上がった。

雨のように、一同に降り注ぐ。


ーー幸い周りには、一同しかいなかった。


レグリア「んー?寝ちゃってたかぁ。」

と、目をこすりながら起き上がる。


オスカーとフェイフェイが近寄る。

オスカー「…能力制御しろ。レグリア」


フェイフェイ「びしょ濡れやんか!」


レグリアは、またやらかしたのを自覚し、てへへと笑う。


レグリア「ごめん。俺、花粉症かもしれないから〜♡」

と、言い訳する。


一同、諦める。


ミコ「すこし服乾いたら、移動しようか。」

カイ「はい。そうしましょう。」

オース「うん。そうしようね。」

オスカー「日向ぼっこだな。」

フェイフェイ「せやな。」


レグリア「じゃあ、もうちょい寝るわー…。」


一同「もう寝るな!!!!!」


ーーそうして、未来都市ツアー後半へと続くのだった…。


ーー


ーー


ーーー物語は、古代から未来へと動き出し、未来での出会いと再開を通じてゆっくりと進んでいく。


ーーー風が運ぶ。古代から未来へとさまざまな想いを紡ぎ、出会いと失われた記憶を繋ぎ合わせながらーーー


*長文読んでいただきありがとうございました♪

次回は、未来都市ツアー後半になります!

応援よろしくお願い致します☆


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