第七話 風(中編)
*みこさいシリーズ第七話 風(中編)です♪
とうとう三副隊長が全員集結回となります。
管理局エントランスにて、迷っている謎の二人組。
新キャラ登場です笑笑
たまたま歩いてたミコ、カイ、オースが声を掛けられて……??
クロノス、ノクティスの相方、古代の副隊長!!!???
三副隊長は、一言で言うならば、…かなーり個性豊かです!!!!(爆笑wwwww)
読んでいただけたら幸いです♡
*みこさいシリーズ第七話 風(中編)です♪
とうとうクロノス、ノクティスの副隊長登場です。
三副隊長集結回となります☆
みんなで楽しくおしゃべりが中心な回となります笑笑
ーー
ある朝、数日に渡る嵐の後、
未来都市に、再び晴れ間が広がった。
空は澄んで晴れ渡り、穏やかな陽光が再び都市全体を明るく照らしている。
未来都市の一区画に位置している、
たくさんの未来型飛行機や電車等が経由する、
巨大な未来ターミナル(空港、駅一体型の施設)に、
飛行機から降りた、2人組の人物が立っていた。
どうやら、別大陸から来たようだ。
地図を見ながら、何やら話し合っている。
ーー
ーーー未来都市管理局 一階 中央エントランスホールーーー
時刻はそろそろ夕方の時間になろうとしていた。
管理局、中央エントランスホールでは、今日も市民や職員など多くの人が行き交っている。
ミコとオース、カイは、予定より発掘調査が早くに終了し、早帰りすることになった。
エントランスへ向かって、3人はご機嫌で未来エスカレーターに乗っていた。
ミコ「やったね!今日は帰るの早い♪」
と、ミコは、ルンルンで歩いている。
カイ「良かったですね。たまには早めに上がらせてもらえると、リフレッシュになりますからね。…帰ったらみんなでお茶してゆっくりしましょう。」
と、カイもにこやかに言う。
オース「ふふっ♪今日は、〝未来ウサギマン〟の最新話観ようかな〜♡(未来都市で人気アニメ)」
ミコ「オース、好きだね〜!!最新話出たもんね。じゃあ、私も一緒に観ようかなぁ…。って…ん?なんか、服が変わった人たちが居るような……??」
と、ミコがメガネを外し掛け直す。
オースとカイが見ると、エントランスの中央のあたりに、変わった二人組が立っているのが見えた。
1人は、肌色の立襟のロングコートを纏い、赤の中国風の服を着て、黒いズボン、中国風靴を履いていて、姿勢良くすらっとしている。
淡い耳までの金髪で、髪後ろを細く長い三つ編みにしており前に垂らしている。
左耳には青ライト点滅ピアスが光る。右耳に揺れる、ドロップ型のピンク色の宝石ピアスをがきらりと光っていた。
顔立ちがとても整っているが、ーー目には円形の水色サングラスが光る。
黒の革手袋に、旅行用の茶色のトランクを下げている。
もう1人は、とても身長が高く、2メートルほどある。立ち姿は圧倒的な存在感があり、思わずすれ違った人々が振り返ってしまうほどだ。
がっしりしていて、すごく筋肉質なのが見て分かる。
黒い立襟のロングコートを纏っており、中は白のシャツ、黒ズボン、ピカピカの黒ロングブーツを身に付けている。
左耳に赤ライト点滅ピアスをしており、茶色の革手袋に、黒のトランクを持っている。
ーー2人とも色は違うが、軍の制帽のような帽子を被っている。
中国風の人物「…あはは!やっと未来管理局着いたわ〜、半日もかかってもうた!建物、めっちゃ広くて立派やん。…道に案内板、もうちょいあったら助かるのにな〜!」
と、中国風の服の人物が、笑いながら話している。
すると、黒のロングコートを着た人物が冷静な声で、
黒のロングコートの人物「…落ち着け、…フェイフェイ。ここは、誰かに案内を頼む方が無難だ。」と、中国風の服の人物を宥めた。
フェイフェイは笑顔でうなづき、
フェイフェイ「…なるほどなぁ、僕、方向音痴やしな。…あっ!ごめんやけど、ちょっとええか?」
と、目が合ったミコ、オース、カイへと話し掛けた。
フェイフェイは、少し屈んで目を細め、水色サングラスを上げ、オース、カイの顔をじーっと見つめた。金色の前髪がさらりと揺れ、隙間から見えた綺麗な淡紅色の両眼が、3人に注がれ輝いた。
そして、オースとカイの左耳に銀ライト点滅ピアスを認めて、水色サングラスを戻してから、にこっと笑って言った。
フェイフェイ「…探してる人がおるんや~。ごめんやけど、案内してもろてもええかな〜??」と、3人に微笑みかけた。
フェイフェイの笑顔は、まるで光が舞うように辺りに眩しい輝きを放っている。(周囲がざわつき尊死の気配を発生させているwww)
ミコ「もちろん,今から大捜索出来ます…!!(ミコ尊死鼻血気絶www)」
ミコは、フェイフェイの輝く笑顔でダウンした。
オース「えっ、、わわっ!!み、ミコーー!!」(ミコを抱き上げて鼻にティッシュ突っ込むwもう慣れた手付きw)
カイ「…ミコさん!?…あちゃー、大丈夫ですか!?」
と、カイも駆け寄る。
ーーカイは、2人の人物に何処か見覚えがあった…はるか昔、古代で…。
カイは、爽やかな笑顔を向けるフェイフェイを、少し緊張した目で見上げた。
フェイフェイ「…あれ、オスカー、僕なんかしてもうた??」
と、フェイフェイは困ったように、黒のロングコートを着る、オスカーへと聞いた。
オスカー「…失礼。急に呼び止めてしまい申し訳なかった。」
と、オスカーは、黒く硬めの生地で作られた軍帽を取る。
鮮やかな赤い生地がぐるりと巻かれ、正面中央には銀色の太陽の飾りが輝いている。
そして、オース、ミコ、カイを真っ直ぐに見ながら、目を閉じて軽く頭を下げた。
動作のひとつひとつが、完璧で無駄のない、美しい所作だった。
短く刈り上げた紺色の髪に、少し浅黒の肌、凛々しい眉、そして優しげな黒い瞳に端正な顔立ち、背の高さが存在感を一層際立たせている。だが、それと対照的に物腰や声色、雰囲気はとても柔らかく穏やかだった。それから、片手で再び深く軍帽を被り直す。
ーーまるで、熟練された軍人のようだ。
ミコ「えっ!うわっ、、、、か、かっこいい…。」(軍人動作を見てwすでに回復ミコwww)
と、ミコはオスカーを見上げた。
フェイフェイは、白地に黒の線が巻かれ、真ん中に 銀色の三日月飾りが入った軍帽を手に取ると、
フェイフェイ「びっくりさせたなぁ〜、すまんかった!!」
と、3人に深々頭を下げた。
やはり、きちっとしたおじぎの動作で無駄がない。
3人はうなづいて、声を揃えて大丈夫です!と笑った。
オスカー「…もしかして。」
と、オスカーは、オースとカイの左耳の銀ライト点滅ピアスに気付き、隣のフェイフェイを見る。
フェイフェイは、水色サングラス越しにオスカーへと視線を送り、軍帽を被り直しながらうなづいている。
オスカー「…同族か。」
と、オスカーは3人に視線を戻しながら、低い声で呟いた。
カイは、フェイフェイとオスカーの点滅ピアスに、最初から気付いていた。
すでに、、ポケットの中の端末で、ーーアルヴィスへと連絡済みだった。
エントランスの中央、上層部直通エレベーターから、最上層部三人が黒マントを靡かせ降りてくる。黒のロングブーツの足音が辺りに響き渡る。
最上層部統括管理官のクロノスを先頭に、アルヴィス、ノクティスが続く。
三人の圧倒的な存在感で、周囲の職員達が思わず道を開けていく。自然と周囲がざわついている。
ミコ、オース、カイも端へと避ける。
オスカーは、クロノスの方を真っ直ぐに向き、節度を持って即座に右手で敬礼姿勢を取った。
それを見て、クロノスは腕組みしながら、静かにうなづいた。クロノスの反応を確認してから、オスカーはさっと右手を下げる。
ーーまさしく完璧な軍人の姿勢と所作だった。
クロノス「…久しぶりだな、オスカー。…ざっと数100年ぶりか。」
と、微笑しながら、自分より遥かに背が高いオスカーを深紅の瞳で見上げる。
いつもより、クロノスの表情や声色が若干柔らかい。
オスカーは、クロノスを見下ろしながら、胸ポケットから届いた手紙を取り出す。
オスカー「クロノスも元気そうで何よりだ。…手紙、読ませて貰った。…しばらく世話になる。」
と、軍帽を取り、頭を下げた。
クロノスは、満足そうに微笑みうなづく。そして、近づいてオスカーと右手で固く握手をし、軽く抱きしめ合った。背中をポンポンとお互いさする。
クロノスの目や表情には、古代の戦友との久しぶりの再会により、なんとも言えない喜びがいっぱいに溢れていた。
ーー厳粛で落ち着いたクロノス、オスカーの再会の反対側で、ノクティス、フェイフェイ側も再開を喜んでいた(!?!?)
フェイフェイ「ノクティース!!久しぶりやな〜!!僕が会いに来たで〜!!元気やったか!!元気そうで何よりや!!あはははっ!!」
と、フェイフェイは、表情が変わらないノクティスに思いっきり抱きついている(wwww)
ノクティスは、白手袋した手でぐいっと押しのけ、
ノクティス「…近い。」
と、ポケットからチョコの箱を取り出し、もぐもぐ糖分摂取を始めた。
フェイフェイ「あ!…ノクティス!…甘いもん好きになったんやな!?あははは!!僕の影響やな!!いつもポケットに甘いもん入っとるやろ!?やっぱりや~!!」
と、フェイフェイもポケットから、飴やチョコの包みを取り出し見せる。
ノクティス「…効率的栄養補給だ。」
と、フェイフェイを少し見て、無愛想に言う。
フェイフェイは、ノクティスを見てから、
声を立てて大笑いした。
フェイフェイ「あははは!!…ほんま、変わっとらんな〜…ノクティス!…〝甘いもんは正義〟やからな!!!」
と、フェイフェイは笑いながら言う。
フェイフェイが、スッと右手の拳を差し出すと、ノクティスもチラッと見てから右手を出した。
それから、2人で軽く拳をトンッと合わせた。
フェイフェイ「ほんま、久しぶりやな〜♪相棒!!」
と、フェイフェイはキラキラ光るような笑顔で、ノクティスへ微笑んだ。
フェイフェイが笑うたびに、周囲に明るい光が差すようだ。
ノクティス「…そうだな、…フェイ。」
と、ノクティスは静かにうなづいた。
フェイフェイ「手紙!読んだで〜…ノクティスの最新事情が知れて良かったわ〜!!」
と、胸ポケットからプリン柄の便箋を取り出す。
フェイフェイ「…ほぼ未来都市でハマったお菓子の話やったな〜。ほとんど笑てもうたわ!」
と、手紙をしまう。笑いすぎて涙が滲み、サングラスを押し上げ拭っている。
その瞬間、ノクティスの中で、古代の記憶が鮮明に、揺らめく紫の瞳を通じて思い出されていた。ノクティスは、ほんの少しの間目を閉じた。周囲の喧騒も、何もかも聞こえなくなる。
そして、ーー目の前のフェイフェイを再び見据えた。
無意識に、ノクティスはほんの少し微笑んでいた。(周囲に尊死反応がでそうになり、ノクティスは渦巻きレンズメガネを着用したw)
フェイフェイ「なんやその変なメガネは…?」
と、フェイフェイはノクティスにツッコミする。
ノクティス「…治安維持の為だ。」
と、渦巻きメガネを指で掛け直す。
そこで、アルヴィスが一同を制した。
アルヴィス「…ちょっと待て!!ここは、人目が多すぎる…。クロノス、まずはラウンジで話さないか…??」
と、アルヴィスはクロノスに提案する。
クロノス「…そうだな。…こっちだ。付いて来い。」
と、オスカーとフェイフェイを先導する。
フェイフェイは付いていくが、オスカーが足を止め、オースとカイを見る。
オスカー「クロノス。手紙に書いていた例の3人もいいか?…ぜひ話しをしてみたい。」
と、オスカーがクロノスに言う。
クロノスは、足を止めて振り返り、ミコ、オース、カイを見た。
クロノス「…ふっ…まあ良かろう。貴様ら全員付いて来い。」
と、少し口角を上げて笑いながら、マントを翻し歩く。
ミコ&オース&カイ
「「(謎の集会に呼ばれた…………!!??)」」
3人は戸惑いながらも、最上層部のエレベーターへと、一同に加わって乗ったのだった……。
ーーオースの心は、実を言うとレグリアに出会った後から少しざわついていた。
ーーあと少しで、何かが思い出せそうで思い出せないのであった…。
ーー
ーーー管理局 最上層部 プライベートラウンジーーー
ーー
最上層部メンバー3人専用の広めのプライベートラウンジは、本来ならば、3人しか使わないため、広々しているが、今はにぎやかになっている(wwwww)
クロノス、オスカーはソファへ隣同士で腰掛け話し合い、向かい側ソファに寝転がりお菓子を食べる、レグリアと、隣でそれを叱責するアルヴィスがいて、その隣でノクティスとフェイフェイが中国茶を嗜んでいる。
そして、それらを見ながら真横のソファに腰掛けてるミコ、オース、カイがいた。
フェイフェイが淹れてくれた中国茶を飲みながら、何故か話しの場にいる。
クロノス「まあ、ミコ、カイ、オースよ。…説明するが、3人は我々の古代の各国それぞれの副隊長だ。…現在、別大陸に住んでいるが、しばらく未来都市へ滞在するそうだ。…俺たちが忙しい時、世話を頼むやもしれん。以後、よろしく頼む。」
ミコ&オース&カイ「「えっ!?!?」」
と、3人は、飲んでた中国茶を吹き出しそうになった。
ミコ「ええっと…ってことは、皆さん、全員〝古代アンドロイド〟ってことでいいですか?」
と、ミコが聞く。
フェイフェイが中国茶の茶器を持ちながら笑って、
フェイフェイ「せや、古代アンドロイドやで〜。数百年ぶり?いやもっとやな〜。こうして集まるのは〜。」
と、フェイフェイは嬉しそうに言った。
ノクティスが、無言でマドレーヌをもぐもぐ食べている。
レグリア「俺は、アルヴィスにはたまーに配達来てるから。ちょくちょく会ってたけどな!!」
と、ソファにひっくり返りながら、マドレーヌを齧っている。
アルヴィス「レグリア!きちんと座れ!!菓子が床に落ちてるだろ!!!(教育中のアルヴィスwwww)」
と、アルヴィスはレグリアを叱っている。
レグリア「うー、分かったよ〜…。」
レグリアは、口にマドレーヌを咥えたまま、アルヴィスの隣へと座り直した。
カイは、オースの様子を確認しながら、終始不安げにしている。
考えを求めるかのように、アルヴィスの方へと、視線を送る。
アルヴィスは、カイの視線に気づくと、大丈夫だと言う風に笑顔を返した。
するとカイの表情が、ほんの少しだけ和らいだ。
クロノス「オスカー、最近は何をしている?」
と、クロノスは、ミルクを入れた紅茶を、ティースプーンでかき回しながら聞く。
オスカーは、黒のトランクを開き、何やら本を取り出しクロノスに手渡した。
クロノス「…これは?」
ーー〝LOVEクッキング〟ーー
分厚い料理本だった。ハートやリボンの可愛い表紙で、中の料理写真もクマやうさぎなどの動物、ハート、星型などかわいい料理レシピが並ぶ。(wwwwwww)
オスカー「個人の料理教室を開いている。料理本の出版と、あとは、ホログラム動画配信で料理動画を上げてる…。毎日忙しくしていた。(人気料理教室講師wwwww)」
ーーー《以下、一同の心情リアクション入ります》ーーー
ミコ「(…え、あの外見からお料理の先生!?)」
オース「(うさぎのハンバーグレシピかわいいなあ…♡)」
カイ「(…え、え、え?料理…??筋肉増強レシピとかではない、可愛いやつ…!?)」
アルヴィス「(…クロノスの副隊長…侮れん…。)」
レグリア「(…あーでも、古代から手先器用だったな〜、オスカー。)」
ノクティス「(…プリンも作れるのか?)」
フェイフェイ「めっちゃ料理美味しいんやで〜!?オスカーの料理!!!」
クロノスは、ぱらぱらと本を見てから、オスカーを見上げる。
クロノス「…うむ。素晴らしい!…さすがだ、オスカー!!」
と、クロノスはオスカーを心から褒めた。
クロノスの目は、とても嬉しそうに笑っている。
オスカー「…そうだ、お土産にクッキー作ってきた。…配っていこう。(個包装済www)」
ミコとオース、カイにも手渡してくれた。
水玉柄のピンクの袋に赤のリボンが巻かれた、カラフルなかわいい動物のクッキーの詰め合わせの袋だった。
3人は顔を見合わせ、袋を開けて一枚取るとパクッと食べた。
ミコ&カイ&オース「おいしい!!!」
クロノス「ふっ…さすがだ。オスカー。古代から料理センスに秀でているからな。」
と、クロノスは紅茶カップを傾けつつ言う。
一同「「女子力高い!!!!」」
オスカー「クロノス。ハンカチ、、名前の刺繍してやろう。」
と、クロノスの膝上のハンカチを、すっと手に取る。
それからオスカーは、トランクから小さな針と糸のケースを出すと、目にも止まらぬ速さで縫っていく。
オスカー「…出来たぞ。」
クロノスの膝上に置き直すと、白のハンカチの隅に黒糸でクロノスの〝C〟の文字と、かわいいクマや花、星の刺繍が…。
クロノス「ほぅ…悪くない。腕を上げたか?オスカー。」
と、クロノスはハンカチを眺める。
オスカー「最近は、生花、刺繍、編み物教室にも行っている。」
一同「「(やばい…意外が止まらない…www)」」
オース「うさぎの刺繍して欲しいです♪」
と、オースはハンカチを出した。
オスカー「….もちろんだ。」(高速で縫ってくれるwww)
うさぎの刺繍したハンカチを、オースへ手渡す。
オース「うわー!かわいい♡ありがとうございます☆」と、うさぎとにんじんの刺繍をとても喜ぶ。
フェイフェイ「オスカー、さすがやなあ〜!!」
と笑った。
ノクティス「いまは何をしてる…フェイ。」
と、ノクティスは中国茶を飲み、お土産の饅頭を食べながら聞く。
フェイフェイ「…今は別大陸で占い屋やっとる。あとは、ぼちぼち医者業もやっとるな〜♪」
と、フェイフェイは目を閉じて中国茶をすする。
一同「「…占い師と医者…!?!?」」
フェイフェイ「そうそう。僕の占い、結構当たるって評判なんやで〜。」
と、腰のタロットカードを示す。
カイ「え、、医師なのですか…?!」
と、カイは思わず聞いた。
フェイフェイは、カイを見てにこやかに、
フェイフェイ「僕はなー、元平和主義国家の副隊長兼軍医やってて、古代アンドロイドの医療発展にも貢献した人やねんで〜。」
と、笑って言った。
カイは目を丸くし、
カイ「…!?も、もしかして、、テクノリスで古代アンドロイドの治癒の開発に第一線で携わっていた、平和主義国家の軍医って……」
フェイフェイ「あ。それたぶん僕のことやな〜。」
と、笑顔でうなづいた。
カイ「お見せしたいものが…。」
カイは目に手を翳し眼帯装着し、ヒール・コア・ユニットを取り出す。小さな光るキューブ状の物体が、カイの両手の上に浮かび上がる。
フェイフェイ「あれま。…これは、僕が開発した、古代アンドロイド用の応急治療道具の一つや。なんせ扱いが難しくてな〜。誰も使いこなせんでお蔵入りになったやつや…。」
と、フェイフェイは腕組みをし真面目に話す。
フェイフェイは、カイの手元で揺れる、ヒール・コア・ユニットを見て、カイに視線を戻した。
フェイフェイ「…まさか使いこなしてる人がおったなんてなー。すごいやん、君!!」
と、カイに近づき、両肩をポンポンした。
カイ「えっと、、…確かにこのユニットは、古代アンドロイドの構造原理を把握していないと扱いきれません。ですが、科学者として理解があるもので…。」と、言葉を詰まらせた。
フェイフェイは、サングラス越しに目を光らせる。
フェイフェイ「…感動や。」
と、フェイフェイは目に涙を滲ませる。
フェイフェイ「使いこなしてくれてめっちゃ嬉しいわぁ〜…この子、かわいがってやってや〜!!!」
と、カイに抱きつく。
カイ「わわっ!!わ、わかりました!!」
と、カイは目をぐるぐるしながらうなづく。
ミコ「あのー、占い興味あります!!」
と、ミコがキラキラした目で手を挙げる。
フェイフェイは、ミコを見て、
フェイフェイ「よっしゃ!任せとき!運勢みたるわ!」
と、ミコの前の机に椅子を持ってきて座った。
タロットカードを丁寧にシャッフルし、静かにカードを並べめくっていく。
フェイフェイ「…ほな、いくで!…ミコちゃん、いま少し迷っとるな?でも、心配いらん。未来にはちゃんと、〝光〟が出とる。『太陽』のカードや。これは、成功、回復、明るい兆しの意味や。前向いて進めば、全部が、ええ方向に向かう。…大丈夫やで。運気は上向きや♪」
と、ミコに笑顔を向けた。
ミコ「へええ、、すごい、ありがとうございます…。」
と、感心しながら手をぱちぱちする。
フェイフェイ「…もっと詳細知りたかったら、店に来なや〜、未来都市でも、お店出すつもりやねん♪」
と、ミコに紙のカードを差し出す。
カードには、確かに占い屋のお店情報があるが、裏を見ると、ーー端末番号が記載されている。
フェイフェイ「…いつでも電話待ってるな〜♪」
と、水色サングラスをずらし、淡紅色の瞳でミコにウインクする。
ミコ「ええっ…!!///」
オース&カイ「「絶対させない!!!」」
と、2人は両手でミコを守りガードする。(www)
突然アルヴィスが、立ち上がった。
少し疲れた表情が浮かんでいる。
アルヴィス「….で、今日から三副隊長が、、一緒に暮らすことになったからな…。」
と、アルヴィスが言う。
アルヴィスは、すでに連日のレグリアの世話で疲弊していた。うっすら目の下にクマがある。
レグリア「やったー!楽しく過ごそうな♪アルヴィスと、ノクティスと、クロノスの家、めっちゃでっかいんだぜ!?」
と、レグリアは大はしゃぎしている。
オスカー「未来都市の観光をしてみたい。」
フェイフェイ「行ってみたいカフェ、めっちゃあるしな〜。」
レグリア「いーじゃん!!みんなで行こうぜ☆あっ!!ミコ、オース、カイ詳しいんだろー?案内頼んでもいいか?(ミコともすでに知り合いwww)」
ミコ&オース&カイ「「あ、案内できるかな…。」」
三副隊長が騒いでいる横で、クロノス、アルヴィス、ノクティスは真剣な顔で密談会議をしている。
アルヴィス「…レグリアには、私が全責任を持つ。」(すでに全責任の気配しかないwww)
クロノス「…オスカーは何の心配もいらん。」(絶対の安心感しかないwwww)
ノクティス「…フェイのことは知らん。」(全責任放棄wwww)
クロノスが咳払いし、一同はクロノスに視線を集めた。
クロノス「…頼みたいことがある。ミコ、カイ、オース。業務の一環として、この三副隊長に〝未来都市を案内〟してやって欲しい。」
と、クロノスは腕組みしながら3人に言う。
オース「え、僕たちでいいんですか?」
と、オースはニコニコ言う。
クロノスはうなづきながら、
クロノス「俺やアルヴィス、ノクティスはなかなか管理局から離れられん。明日、〝特別出張〟の名目で、三副隊長へ、未来都市案内を命ずる。….以上だ。」と、クロノスは、目を閉じてオスカーが淹れ直した紅茶を飲む。
カイ「未来都市案内ですか…プラン練らなきゃですよ。」
オース「楽しいとこ案内しなきゃだ!!!」
ミコ「うーん、やっぱ、歴史スポット巡りかなぁ!?!?」
と、早くも3人は意見が割れまくっている。(www)
レグリアは3人に近づき、カイとオースの肩に手を置いた。
レグリア「明日、楽しみにしてるな♪」
と、屈託ない笑顔で3人に笑った。
アルヴィス「…もう不安要素しかない。」
と、アルヴィスは両手で頭を抱えた。
ミコ、カイ、オースはそれぞれのおすすめ未来都市スポットを提案すべく、観光プランを練るのだった….…!!(ちなみに、三隊長もそれぞれおすすめスポットがあるみたいw)
ーー
ーーー物語は、過去から未来での再開を喜び合う。未来での出会いは過去の記憶への架け橋となっていく
ーーー未来と過去が繋ぎ合わされ絡み合い交錯しはじめていく
ーーー〝風〟が出会いを運び古代への想いを紡ぎーーまた通り過ぎていくーー
ーー
*長文読んでいただきありがとうございます♪
とうとう三副隊長ズ集結です♪
なかなか個性豊かですが、全員いい人です笑笑
次回は未来都市ツアー予定です笑笑
良かったらいいねやコメント、
今後とも応援どうぞよろしくお願い致します☆




