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第六話 嘘 (後編)

*みこさいシリーズ 第六話 嘘(後編)となります。

アルヴィスが、古代のカイについて思い浮かべます。

オースも眠っているカイを見て思い出しながら葛藤します…

さまざまな想いが交錯しますが、、

オースとカイの関係は果たしてどうなるのか…?

*フライパンミコvsクロノスでどんちゃん騒ぎありますwwww

ノクティスは審判してますwww



*カイ主軸、シリアス回です。

アルヴィス、オースが、

カイについての古代の記憶を思い返します。


*過去描写に少々戦争表現や、怪我描写あります。

苦手な方はご注意下さい。


*何故かフライパンミコvsクロノスで未来テニスの試合してますwwwwギャグ入ってますw


ーー


ーー


ーーー未来都市管理局 最上層部 執務室ーーー


夕方、広い窓から執務室へと夕陽が差し込んでいる。

アルヴィスは、円卓テーブルの自身のデスクに向かい、大量の書類や資料と向き合っていた。

様々な会議の報告、都市開発の進捗資料など、項目は多岐にわたる。

管理局全体の業務内容や課題、そして未来都市全体像を、常に把握する必要がある。手元の資料を置き、目を閉じてすこし天井を向く。


アルヴィスは、カイの事を考えていた。


ーー古代。未来都市が出来る遥か昔。

アルヴィスが所属していた、中立国家〈エクイリウム〉という国があった。

そこは、争いを決して好まない、星を崇拝する平等と平和を掲げる美しい国だった。

カイは、オースが極秘に中立国へと連れられて来られた際に、同行してきた古代アンドロイドだった。


オースとカイは、〈テクノリス〉という科学と技術の国の出身だった。

テクノリスは、古代科学技術、古代兵器の開発に特化した巨大科学都市である。商業貿易を通じて、古代の様々な国へと、最先端の技術や戦争兵器の受け渡しをしていた。


カイは、テクノリスの優秀な技術者古代アンドロイドだった。第一線で科学技術や、兵器開発に携わっていた。オースが中立国へと移送される際に、オースのメンテナンスとして、同行業務を命じられたのだった。


アルヴィスから見たカイは、とても優秀な研究員であり、人柄も穏やかでそつが無く、中立国の研究所でも一目置かれた存在だった。

だが、中立国の中でテクノリスは差別をされていた…。


中立国では、特に平和を重んじる。

古代、戦乱の世に、テクノリスが兵器を流通させている事は、明らかだった。

ーーもちろんそれは各国からの要望により、抑止力としての為だった。


しかしながら、オースやカイへ自然と矛先は向く。


アルヴィスが隊長としてできる事は、常にオースとカイを気にかける事だった。


ーーそう、これ以上2人が傷付けられないように…。


カイは常にアルヴィスに対しては、心を開いているように見えていた。

だが時折、表情がどこか寂しげな時があった。

カイは、感情表現が上手ではない。

古代では、特に感情は最低限使用しているように見えた。


だから、自分の想いを言葉にして他者へ伝えることが不得手だと、アルヴィスも理解はしていた。


オースとカイ、アルヴィス3人で星を見ていても、カイだけ何処か違う場所に居る気がしてしまう時もあった。


オースとカイは、仲睦まじいようにアルヴィスの目には映っていた。


しかし、2人の置かれた境遇はあまりにもーー残酷だった。


アルヴィス「……私に責任がある。」

と、小声で呟くとアルヴィスは目をゆっくり開き、執務室の天井を見上げた。


夕陽が反射し、白い室内は黄色とオレンジ色に染まりつつある。


アルヴィスは、椅子に座り直すと、空いているクロノスとノクティスの席に目を向けた。

2人のホログラムパネルが、《特別会議参加中》となっている。


アルヴィス「…?会議…??」

と、アルヴィスはホログラムパネルで確認するが、

ーー本日は会議参加の予定はない。


アルヴィスは、目を閉じてため息をついた。


アルヴィス「一体何処へ行ったんだ…クロノス、ノクティスは…。」

と言いながら、手元の資料をチェックし印を押していく。


オースとカイの様子が気になるため、早めに終わらせて向かわなくてはいけない。


アルヴィスは、1人夕暮れに包まれた執務室でせっせと資料と向き合った。


ーー


ーー


ーーー管理局歴史保全保管課 旧医務室ーーー


夕暮れが差し込む旧医務室で、オースはベッドに仰向けに横たわるカイの手を握り、ベッド横の椅子に腰掛けていた。

眠っているカイは、片眼鏡も眼帯もなく、静かに眠っていた。


オースは、涙もすでに流れていなかった。

カイのことが心配すぎて、オースはカイから目が離せなかった。

古代から、当たり前のように2人でずっと一緒に居た。

ーーだからこそ分からなかった。


ーー何故、カイがオースの前で泣いて謝るのか…。


オース「…分からない。考えたけど。どうして…カイは辛いの…?」

と、オースは目を閉じ、カイの手を強く握りしめた。


オースは目を閉じながら、古代のカイとの思い出を思い浮かべた。


ーー


ーー



ーー古代。中立国家 地下最深部極秘研究施設内 オースの自室(幽閉所)ーー


ーー


ーー


オースの能力訓練後に、カイがいつも通り手当をしてくれた。


カイの手つきは優しく、包帯も上手にしっかり巻いてくれる。


オース「カイ…。いつもごめんね。ありがとう。」

と、オースは巻いてもらった、腕の包帯を触りながら言う。


カイは白衣を着ていて、普通のメガネを掛けていた。

オースの言葉を聞くと、微笑んで、

カイ「どういたしまして。オース。…他に痛むところはないですか?」

と、オースに笑いかけてくれる。


オースは、カイが唯一の心の支えだった。


オース「ううん。もう痛くない。元気だよ!」

オースは、優しいカイが大好きだった。


カイが、

カイ「実は、今日がオースの製造された日。〈誕生日〉なんです。」

と、優しくオースへ微笑んだ。


オース「…?誕生日って?」

 

オースは、誕生日が何かわからない。


カイ「…人間は、この世界へ生まれた日を〈誕生日〉として、お祝いするんです。私たちからしたら、つまり製造された日に当たります。…ささやかになるのですが、、オースの誕生日を、お祝いしたいと思って…。」

と、カイがメガネを直しながらオースに小さな包み紙を手渡す。


オースは、目を輝かせる。

オース「え!?僕にくれるの!?開けていい??」


カイ「はい。…私の手作りで、、あまり上手じゃないので申し訳ないんですが、、」

薄ピンクの包み紙を開けると、中からはさまざまな布で継ぎ剥ぎに作られた小さなウサギのマスコット人形が出てきた。


ーー手縫いで、ところどころ歪んでいる。


オース「あ、うさぎだ…。」

オースの手のひらサイズで、紐がくくりつけてあり、身につけられるようだ。


カイ「すいません。材料があまり入手できなくて、、ありあわせなのですが…」


途端に、オースがカイに抱き付いた。

オース「…カイ!ありがとう!絶対大事にするよ…」

オースは、目に嬉し涙を浮かべている。


カイは驚きの表情でオースを見たが、すぐに目を細めて、両目を瞑りながらオースに抱きしめ返す。


カイ「…ええ。どういたしまして。オース。」


カイは、子どものように抱きついてくるオースの頭をポンポンした。


オースにとって、


ーーカイは、家族のような特別な存在だった。


ーー


ーー


ーーー未来管理局 屋上施設付属 未来テニスコートーーー


管理局屋上に位置する未来テニスコートにて、ミコはフライパン片手にクロノスと向き合っていた。

コートは未来仕様であり、透明なエネルギーネットが中央に貼られていて、白のホログラムラインが地面に光輝いている。


クロノスは、コート中央に腕組みしながら余裕の表情で立っている。


クロノス「…ふっ。俺と未来テニスの試合だと…?

…勝算があるとでも…?」(でもテニス未経者ですw)


ミコは片手でフライパンをひゅんひゅん回しながら、

ミコ「…そっちこそ引き返すなら今のうちよ?」

と、フライパンを高速で回している。


ノクティスはというと、審判席に座り、緑茶をすすっている。

ノクティス「…やはり夕方は緑茶に限る。」

と、夕日を見ながら黄昏ている。(審判する気ゼロwwww)


クロノス、ノクティスを見て

クロノス「ワンセットマッチだ!しっかり審判しろ!ノクティス!」

と、ノクティスに言う。


ノクティス「…俺は夕日と対話中だ。(クロノスの言うことは聞きませんw)」


ミコ「ノクティスさーん!お願いしますね!!」

と、ミコにお願いされると、


ノクティスは、緑茶を置き、

ノクティス「…ワンセットマッチ。ゲームスタート(wwww)」


ーー今、、、前代未聞の未来テニスの試合が開始されようとしていた…!


ーーで、事の始まりはというと…?


前回、ノクティス、クロノスがおにごっこしたせいで、歴史課の調度品が次々割れてしまったのだった…。復元器で現在修復中だが、、ーーミコの怒りは収まらない。


ミコ「あのさ?…業務中にやってるの?《おにごっこ》がお仕事なんですかねえ…?(怒りMAX)」

と、ミコがクロノスを挑発する。


クロノス余裕の笑みで、

クロノス「ふっ…俺たちは〈特権〉を認められている。

有事の際には、《高速移動》許可は取得済みだ…。」

と、勝ち誇ったように言い放つ。


ミコ「へえー、、有事ねえ…?歴史課の廊下やオフィスでおにごっごしまくって調度品叩き割ってましたが???」

と、ミコはフライパンを回しながらキッと睨みつけた。


クロノス、一瞬目を閉じ黙る。

そして、

クロノス「…まあ、その件に関しては後ほど正式に謝罪す…」


クロノスが言い終わる前に、ミコが、


ミコ「…もういいわ!踏みにじられた歴史の重み、、、教えてあげる。…私が勝ったら、歴史課に謝ってもらうからね!!あと、リフレッシュラウンジの全商品価格半額にしてもらうから!!!(なんか条件増えてるやつw)」

と、フライパンをサーブ体制に構える。(なんかスポーツ漫画になってきたww)


クロノス「…面白い。いいだろう。俺に勝てたらの話だがな…!(条件全部飲んでくれる優しすぎるwww)」


ミコの手に、ホログラムテニスボールが生成される。ミコは、振りかぶりフライパンでサーブするwww


光速で球はクロノスの真横通過し、ホログラムラインに突き刺さって消えた…。


クロノス「!?…なんだと!?」

と、クロノスが未来ラケットを構えていたがまったく反応出来なかった…。


ノクティス「…15ーLove。」(フィフティーンラブ)

と、目を閉じ緑茶をすする。


クロノス動揺を隠しつつ分析する。

クロノス「(あきらかに、、人間が出せる速度を超えている…なんだ?あのフライパン…古代武器か何かか??)」


クロノス「…なかなかいい球打つな。経験者か?(ラケット肩に掲げながら)」


ミコ「…?いや、初めてだけど。(初めて同士の試合www)」


クロノス「!?(初心者であのサーブだと…!?)」


クロノスはニヤリと笑った。


クロノス「面白い!…やってやる。来い!」

と、クロノスは未来ラケットをの先をミコに向ける。(剣の構えw)


ミコ「よっし!いっきまーす!」

と、ミコ振りかぶってフライパンで軽く打つが、打った瞬間、フライパン一瞬光ってやはり光速豪速球を放つwww


クロノスは、未来ラケットを持ち打ち返した。

が、、、次の瞬間、クロノスのコートに球が剛速返球され消えた…。


ノクティス「…30ーLove。」(サーティラブ)

審判席でノクティスは、あんぱん片手に緑茶を飲んでいる。


クロノス「…おい、待て。ミコちょっといいか?」

と、ミコはクロノスに呼び止められる。


ミコ「ん?」


クロノス「…そのフライパン、どういう原理だ。」


ミコは、フライパンをクロノスに見せながら、

ミコ「え?…未来都市の古代遺物骨董品やさんの露店で買ったんだけど。」


クロノス「…古代兵器並みの威力が秘められているぞ…。(おそらくミコの身体能力も同時に底上げしている…。)」



ミコ「あとは、発掘中にお料理にも使ってる!」

と、フライパンを片手で回しながら言う。


クロノス「…侮れんな。すこし本気出すか。」

クロノス、未来ラケットのホログラム弦を指で弾いてから構える。


ミコの高速サーブを打ち返す。


そして、更に返球しようとするが、


だが、球に光速回転がかかっていて、…打ち返せない。


クロノス堪えるが、コート内がミシミシ割れて床が悲鳴をあげるwww


やっと返したが、球が浮いてしまい、ミコのフライパン光速スマッシュが決まる(wwww)


ノクティス「…40ーLove。マッチポイント。」(フォーティラブ)

と、ノクティスは沈む夕日を見ながら言う。


クロノスは、汗だくで息を弾ませながら、

クロノス「…まてまてまて!!!!おかしいぞ、そのフライパン!だいたい、ラケットではないだろう!もはや兵器だぞ!!」

と、クロノスが猛抗議する。(正論w)


ミコは肩にフライパンを担ぎ、

ミコ「…へえー、負け惜しみ?」

と、クロノスに向かってほくそ笑んだ。


次の瞬間、空気が変わった。


クロノス「….どんと打ってこい。…やってやろう。」


クロノスは本気テニスモードに入った(wwwww)


ミコ「終わりだからね!!!」(光速サーブ炸裂wしかもカーブしまくってるww)


だが、次の瞬間、ミコのコートにボールが叩きつけられていた。

ミコ「…っ…なんですって!?」


ノクティス「…40ー15。」(フォーティーフィフティー)

と、ノクティスはかりんとうもぐもぐしながら急須から緑茶を注ぎ、ずずーっと飲んでいる。


フライパンを構えながら、ミコは目を見開いた。


ミコ「私と…フライパンの防御をすり抜けた…!?」


クロノスは笑って、

クロノス「速いなら、…より速く動けばいい。それだけだ!(出来るのがすごいw)」

と、未来ラケットを構えている。


ミコ「…まぐれでしょ。フライパンのサーブは防げない!(フライパンでテニスする奴はいないw)」


しかし、次もその次も、クロノスは正確に打ち返し決めていく。

とうとうデュースに…!!!(同点ww)


ミコ「なかなかやるじゃないの…!」

と、すこし汗を袖で拭いながらミコが言う。


クロノス「ふっ…!当然だ。俺を誰だと思ってる。…負けは俺の辞書にはない!!」

と、クロノスも余裕発言の割にはかなり汗だくである。


ミコ「こっちも本気出すからね!!!」

と、ミコはフライパンを掲げる。

途端に、フライパンがオレンジに発光し始める。


クロノス「光っただと…!?やはり古代道具だな…。」

ミコの打つサーブに、より速さと重さが加わる。


クロノス打ち返すが、球が速く重すぎる。


クロノス「…くっ…!」


しかも、クロノスが打った球は全て吸収されるように、軌道を変えてフライパンに絡め取られている。


クロノス「なんだあのフライパンは…。」


クロノスは浮かんだ球を光速返球するが、


ーーミコが下に既にいた。


ミコ「…ふふふ、見えてるから!」

と、クロノスのコートに球を叩き込む。


ノクティス「…アドバンテージ、ミコ。」

と、ノクティスがどら焼きをもぐもぐしながら言う。


クロノス「…ちっ…なかなかやるな…。だが、、諦めんぞ。勝ちに行く!」


クロノスは、未来ラケットに赤のオーラを付随させる。


ミコ「…とうとうチート使い出したね。…いいよ、でも次で終わる!!」


ミコが光速サーブを繰り出す、


そして、クロノスが打ち返す。


ボールのラリーが止まらない(www)


ミコ、ボールがフライパンの淵に当たり、球が浮いてしまう。


ミコ「うわっ!!」


クロノス「…ふっ!勝者は俺だ!!


クロノスが、スマッシュに走る。


しかし、ここでノクティスが、クロノスの足場に緑茶を溢してしまった。

ノクティス「…おっと。」


クロノスは、気づかず突っ込み緑茶に足が滑ってしまい、

テニスコートの柱に額を激しくぶつけて、うつ伏せに倒れ動かなくなった(wwww)


ミコのボールがぽとっとクロノスのコートに転がった…。


ノクティス「…ゲーム、ミコ。」

と、ノクティスは言ってから、どら焼きを口に咥えて緑茶セットのお盆を持つとミコにバイバイと手を振り逃走した(wwww)


ミコが呆然としていると、クロノスが赤いオーラを出しながら起き上がる。


おでこにおっきなたんこぶが出来ている(wwww)


クロノス「…ノクティスめ。…何してくれて…。…二言はない。先の条件は、後ほど対応しよう。だが、負けとは認めんからな!…失礼する。」

と、クロノスはノクティスを追いかけて走り去った。(wwwwww)


ミコは、1番星が光る薄暗くなった夜空を見上げながら、フライパンを肩に担いだ。


ミコ「…ほんとなんなの?」

と、首をかしげる。


ミコのフライパンが、きらっと一瞬光る。


….この日、歴史課に習字で書かれた謝罪文が届いたと言う。


《歴史課 各位

ノクティスとの鬼ごっこの最中、

私の不注意で備品を破損させた。

ーー全面的に私の責任だ。

深く詫びる。

修復には全力で協力する。

再発防止を徹底する。


追記:特別会議決定により、

今後、歴史課リフレッシュラウンジ全商品ーー半額提供とする。

 

最上層部統括管理官 クロノス》


(wwww)


ーー


ーーー歴史保全保管課 旧医務室ーーー


ーー


薄暗い医務室で、カイはうっすらと目を開いた。


オース「…カイ!…具合どう??…大丈夫??」

と、オースはカイの手を両手でにぎりしめている。


カイ「…オース。…すいません、運んでくれたのですね。」

と、カイは半分起き上がるが、こめかみを手で押さえた。

まだすこし頭痛がしていた。


オース「…カイ、無理しないで。」


オースは、カイの背中を支える。


カイは、オースの目をまっすぐ見た。


カイ「オース。私は、あなたに謝らないとなりません…。」


オース「…どうして?」

と、オースはアルヴィスのアドバイス通り、聞こうとする。ーーカイの心の声を。


カイは深呼吸してから、言葉を続けた。


カイ「古代で、、私は、オースの研究を自ら名乗り出ました。…そして、オースの研究に着手していました。…治療もその一環です。だから、、私には本当は、、オースの隣にいる資格は…」

と、カイが言い切る前に、オースはカイの言葉を遮った。


オース「…知ってるよ。」

と、オースは涙を浮かべて俯いた。


カイは驚きの表情で、オースを見た。

カイ「…え?」


オース「…だって、他の研究アンドロイドから言われてたもの。〝カイは僕を研究対象として見ているんだ〟って。」


オースの透き通った金色の左眼が、カイをまっすぐ見つめる。


カイは、唇を噛み締めた。


カイ「…それで、、オースはどう思ったんですか。」

カイは、顔をこわばらせながら聞く。


オース「…え?…あー、そうなんだ!と思ってた。」

と、オースは笑った。


カイは、拍子抜けした。


カイ「なぜ…だって、、、私は実験に参加し、止めもせずに…データを集め、、これでどうして…〝友達〟と言えるんですか。まるで〝嘘〟…ついてるのと同じです。」


オースは、立ち上がってカイの両肩に手を付いた。


オースは目を瞑っていたが、目を開けて言った。左眼が、金色に輝きを放っている。


オース「…僕は、カイと出会って幸せだよ。ミコもいて、今とっても楽しいんだ。…それじゃあ、だめなのかな?」


カイは、オースの言葉に目を丸くし、薄緑色の両目から涙を溢れさせた。


カイ「…こんな私でも、、、オース。あなたと〝友達〟で居ていいんでしょうか。」

と、カイは膝を抱えて泣いた。


オースは、泣いているカイを抱きしめた。

オース「うん。カイは〝友達〟だよ。…古代でも、未来でも。…ずっと変わらない。」


カイは、ベッドの上でオースに優しく抱きしめられながら涙を流した。


カイ「…まだ、オースに話せていない〝オースの過去〟の話も…言えていない。それでも、、許してくれるのですか。」


カイは、泣きながらオースに言う。


オースは笑って、

オース「それはさ。カイが、話せると思ったらでいいよ。僕、いつでも待ってる。」

と、カイの涙をうさぎ柄ハンカチで拭きながら言った。


オースは制服の胸ポケットに手を入れ、つぎはぎのうさぎ人形をカイに差し出した。


カイ「…!…これは…。」

カイが、震える手で取って触る。


オース「…へへ、カイがプレゼントにくれたやつ。古代の服のポケットにあったんだ…。」

と、オースが笑ってカイを見る。


カイ「…ずっと、大切に持っていてくれたのですね。…未来まで。」

カイは、オースを見てふわっと笑った。


オースは、カイに向き直って言った。

オース「カイは、これからは僕に話していいんだよ。辛かったら泣いてもいいし。…ちゃんと聞くから。それと、僕とカイは古代からずっと〝友達〟だよ。…それを疑ったら、それこそ全部〝嘘〟になる。…何が本当かは、僕とカイで決めていいと思うんだ!」


カイは、オースの言葉を目を潤ませながら聞いていた。


オース「…古代で何があったか、全てを覚えているわけじゃない。でもね、僕がカイを大好きなことは、…真実だよ!」

と、オースはカイの両手を強く握りしめた。


カイの両目から、再び涙が溢れた。


カイ「…っ…オース。私も、オースが大好きです。…私は、あなたとずっと〝友達〟になりたかったんです…。」


オース「じゃあ、もう叶ってるよ。最初から友達だもの。…えへへ、変な感じだね笑」


カイ「…はは。そうですね。」

と、2人で笑い合った。


ーーその姿は、まるで無邪気な子ども同士のようだった。


部屋の外では、、


ーーアルヴィスが目を閉じて腕組みしながら2人の話しを聞いていた。


アルヴィス「…良かった。2人がお互いの〝心の声〟を聞くことが出来て…。…星の導きは未来へ繋ぎ、届けてくれていたんだな…。」

と、アルヴィスは廊下の窓から見える一番星を見ながら呟いた。


ーー今夜も星は瞬いている。

すべてを平等に希望の光によって、明るく照らしながらーー


ーー


ーー


ーーー物語は未来で過去の絡まった想いを紐解き始める。

そして、古代での真実がだんだんと解き明かされていくーー


ーーー未来と過去を交錯しながら、物語は入り乱れつつも続いていく



*長文読んでいただきありがとうございました。

カイとオースが、お互い友情を再確認出来て良かったです…

次回作も頑張ります♪

クロノスとミコがなんで急にテニスしてるんだか分かりませんw

ちなみに、作者はテニスのルールは微塵もしらないのですいませんwww


今後も応援よろしくお願いします⭐︎








*長文読んでいただきありがとうございました。

カイとオースが、お互い友情を再確認出来て良かったです…

次回作も頑張ります♪

クロノスとミコがなんで急にテニスしてるんだか分かりませんw

ちなみに、作者はテニスのルールは微塵もしらないのですいませんwww


今後も応援よろしくお願いします⭐︎




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