表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

第一話 歴史調査員 ミコ

みこさいシリーズ第1話。

未来都市で働く歴史調査員ミコと、

古代アンドロイドのオース&カイの日常コメディ。

ほのぼの日常を通じ、

彼らが背負った過去が少しずつ明らかになります。

ここは近未来の未来都市。

科学が発展し、

人間とアンドロイド、ロボットが、

助け合いながら共存し暮らしている。



ーー未来都市最地下層最深部古代発掘エリア第6区画作業場ーー


未来管理局歴史保全保管課の職員達が、


ーー日々歴史のロマンに触れながら対話し、

過去への、敬意をもって接する場所ーー


「わわわっ!!!…落ちるとこだった危なーい!ここ、要注意箇所に登録っと!」


緑色の髪、三つ編み、メガネを掛けた女の子が、


未来端末を操作している。

彼女の名前はミコ。

歴史を愛する歴史オタクである。

つまりいわゆる「歴女」。


管理局制服を着て、

頭には未来ライト付きの未来ヘルメット。


背にはなぜかフライパンを身につけている。


歩きながらミコは第6エリアの端まで来ていた。


この先には採掘禁止エリアが広がる。


第7エリアは規制線をされて


入れないように固く閉ざされている。


ミコの先輩の男性職員が、

端末操作し歩くミコを見かけて呼び止める。


調査員A「おーい!ミコ。

そっちの区画、

第7エリアは侵入禁止だからな。気を付けろよ。」


毎回無茶するミコが、

とくに熱中していることに気付き、

心配して声を掛けたようだ。


ミコ「あいあいさー!了解しましたー!!」ミコが元気に返事すると、


先に戻ると言って、

先輩職員は上層に未来エレベーターで上がっていく。


ミコが辺りを探索すると、

未来端末におかしな反応が一瞬起きた。


ミコ「ん?一瞬だけど、

古代遺物反応があった気がしたんだけど…」


未来ライト付きドローンを飛行させ、、

辺り一面を照らすが、

広がるのは岩と岩壁、採掘の穴のあとばかり。


ミコ「んんん?疲れてるのかな?

…はー、そろそろ戻ろう。

報告書溜まってるし…」


ミコが帰ろうと背を向けた瞬間、

地盤が崩れ、ミコは下へと落下する。


ミコ「…え、うそ、わ、きゃ、きゃああーーー!!」


ーーーーー


第6エリアと第7エリアの間から

崩れた穴に落下したミコは、


未来ライト付きドローンが掴んでくれたおかげで助かっていた。


ミコ「…し、死ぬかと思ったああ…」

(未来ライト付きドローンがミコの背中の服を掴んでゆっくりと降下している)」


ミコは未来ドローンにありがとうとお礼を言う。


未来ドローンはノイズをだしそれに反応するかのように応えている。


最深部に到達すると、未来ライト付きドローンはミコをおろし再び周囲を照らす。


ミコ「ここ…第7エリアだよね…」


ミコが未来端末操作するも、データ無し。


周囲に一寸の光もない。


ミコが見上げると、第6エリアからかなりの深さ落下したことがわかる。


ミコ「どうしよう…こんなの…(ミコがうつむく)」


が、次の瞬間、


ミコ「興奮してきたーーーー!!!」

《*歴史オタクの血が騒ぎ始めた》


ミコの声に反応するかのように

未来ドローンがミコの頭の周りを旋回する。


ミコ「何もないよね、、、ここ…」

未来端末を操作しながら見渡すと、

穴の中はかなり広い空間だった。


ミコ「あれ…?」

岩壁を触っていたミコが、何か違和感に気付く。


ミコ「この壁、、、壁じゃない。

何か触った感じが岩じゃないもん。

でも、ホログラムでもないし…」


ミコが壁を触ると、壁が青白く発光した。


ミコ「…ええっ!!なになになに…!!」


ミコが同様していると、未来ドローンが照らした先、


岩壁の中面に丸い古代の遺物があった。

壁に埋め込まれている。


手のひらサイズ、黒い球場で青白い古代文字が浮かんでいる。


ミコ「…なんだろ、、、これ???」

ミコが触ろうとしたが、

触れようとすると壁のようなものに遮られ触れられない。


未来端末で確認しても、何とも照合しない。


だが、歴史調査員をしては見逃せない。


ミコ「これ持って帰ったらきっとすごい発見になるかも!!!」


ミコ、背からフライパンを取り出す。


ミコ「…いくよ。」(ミコがフライパンを構える。)


ミコ「うおりゃあああああっ!!!!!!」(ミコのフライパンが古代遺物に炸裂)


その瞬間、古代遺物は落下し、地面に転がった。


次の瞬間、地面が地鳴り始めた。


ミコ「あれ?…う、うそ!やっぱ殴るのまずかっt…」


ーー瞬く間に、ミコの目の前の岩壁が徐々に消え、巨大な古代の壁、扉が現れた。


ミコ「…えええ。なんだろ、、、中に古代のお宝でも入ってるのかな…?」


ミコが古代遺物を手に持ち、扉の前に立つ。すると、扉は音もなく上下左右に解錠した。


ミコが扉の中に入ると、

広く白の無機質な部屋。

淡い緑と白に輝く古代文字が壁一面に彫られ辺りを照らしている。


そしてーー


部屋の中央には二つのカプセルがあった。

ミコが恐る恐るちかづくと、


容姿がとても整っているミコと同い年くらいの若い青年2人が眠っていた。


ミコ「…ええっ!!!ひ、人!?なになになに…!!??」


ミコが驚き古代遺物を床に取り落とす。


すると、古代遺物はミコの手を離れた瞬間に自動で浮遊し、

部屋の中央の柱の丸い窪みにピタッとおさまった。


古代文字が赤色に輝き始める。


ミコ「…まぶしっ!!!」


ミコが目を閉じる。

あまりの光の強さ、古代文字からの衝撃波で


ミコは意識を失った。


倒れる瞬間、誰かの声がした気がした。


ーー


ーーねえ、起きて。…カイ。本当に怪我してない?この子。


ーーはい。感情数値安定しています。…時間が経てば目を覚ますはずです…


気がつくと、ミコは第6エリアの床に寝かされていた。


ミコ「あったまいた…!…なにがどうなってんの…って…」


横を見ると、

うっすら記憶にある古代遺跡の中に眠っていた二人組がいた。


ミコ「…」(無言で見つめる)


カイ「数値安定してます。…損傷はゼロですね。奇跡的です、オース。

あなたの方が気がかりですが…右眼に異常はないですか?」


オース「僕は大丈夫だよ。カイ。この子のが心配だよ、、、大丈夫?本当に怪我はない?」


ミコのそばにいて心配そうにしているのは、

オースと呼ばれた青年。


見た目は薄いピンクの短い髪。

古代を思わせる年代物の服。

片耳に銀のライトが光るピアス。


…そして、美しい金色の瞳。


カイ「それにしても、、、、

一体どのくらいの間眠っていたのか、、

見当もつきませんね…

地形的にここはどの辺りなのでしょうか?」


カイと呼ばれる青年も、

オースと同じような年代物の服を着ている。

左眼に片眼鏡、栗色の短い髪、薄緑色の目をしている。


どこから出したのか古い端末を操作している。

左耳には同じピアスをしている。


そして、

2人とも、黒の機械的な眼帯を右眼に装着している。

中心にライトが淡く光っている。


ミコ「…ちょっと!待って!情報量が多すぎっ

!!!!」


ミコが2人の間に割って入る。


オースとカイはミコの勢いに圧倒される。


ミコ「あなたたちは何者!?

で、さっきの部屋はなに

!?なんで眠ってたわけ!?!?」

(パニック&質問攻め)


オースが口を開く前に、

カイ「…少し落ち着いてください。仕方ないです」


カイが右眼に触ると、辺りが黄色い光に包まれた。


ミコ「…え?」


光がなくなると、ミコは目線を2人に再び合わせた。

なんとなく気持ちがさっきより安定している。


カイ「感情数値が大幅異常だった為、微修正してます。これで安心です。」


オース「カイ。急にそんな…びっくりしちゃうよ。

僕はオース、彼はカイだよ。君、名前は…?」


あまりに整った容姿の顔が近づき、ミコは赤面する。


ミコ「み、み、…ミコで、す…」(尊死寸前)


オース「ミコっていうんだ。…かわいい名前だね!」(にこっ)


ミコ「…」(尊死耐えろ、尊死耐えろ、、、)


カイ「私たちが眠っていた部屋が、実はあの後大爆発してしまいまして…」


ミコ「…は!!!??」


カイ「眠っていたミコさんを、

オースと私でここまで連れてきたんです…」(冷静に説明するカイ)


オース「そう。まさか爆発が組み込まれていたみたいで、、、

一体すべて吹き飛んじゃっったんだ…」(少ししょんぼりしながら)


ミコ「…」


ミコが白目になっていると、

辺り一体に警報装置が鳴り響いた。


すると、たくさんの足音がして、

ミコ、カイ、オースを取り囲む。


2人の人物が3人に向かってくる。


「失礼。未来警察所属アンドロイドのオラクルと申します。

…こちらで爆発事故があったとのことですが…」


長い金髪を三つ編みにし、

メガネをかけ未来警察のスーツを纏っている。


「歴史課から緊急通報があってきた。調査員ミコは無事か???」


ガタイのいいアンドロイドが、

ミコの前に来る。

ミコはブンブン首を振りうなづく。


オラクル「クロウ。失礼のないように。

まずは、彼女の保護を最優先。

崩落、爆発箇所の確認は後です。

…おや?そちらのアンドロイドは、、

登録が確認出来ないのですが、、」


オラクルが未来警察の端末を操作し、

メガネを直しながら、


「では、ひとまず署までご同行をーー」


オラクルが言いかけた時に、

後ろから低く鋭い声が走った。


ーーーーそこまでだーーーーーー


一同がみると、

黒のスーツ、黒のマントを着た人物が、

数十名の管理局特殊警備部隊とともにいた。


堂々たる威風に包まれて、歩み寄ってくる。

黒いブーツがコツコツ鳴って歩くたび反響している。


オラクル「なぜ、、管理局がここへ…??」オラクルが困惑する。


クロウ「聞いてないぜ?」



金色の髪に、澄んだ銀色の瞳。

整った容姿。まっすぐな背筋。

左耳に銀のライトが点滅するピアス。

周囲が自然と道を空ける。


そして、黒マント左胸には、

管理局エンブレムと銀に光るピンバッジが輝いている。


ーーそれは紛れもない、

管理局最上層部の証だったーー


オラクル、クロウはそれを見て即座に敬礼する。


ミコ「…え?なになに?付いてけないんだけど…」

ミコが困惑する。


金髪の謎の黒マントの人物は、


状況を飲み込めずにいそうなカイ、オースを一瞥する。


たった一瞬だが、

銀色の瞳が驚きを隠せないかのように、

見開かれたのをミコは見逃さなかった。


地面に座ってポカンとしているミコに歩み寄り、


膝をついてミコの手を取る。


そして、なぜかミコに

とても優しい微笑みを向けた。

(尊死寸前どころか振り切ってる)


「…君がやったんだな。

…本当に感謝する。

私の名はアルヴィス。

…以後、よろしく頼む。」

(ミコ赤面尊死案件ww)


それからカイ、オースに近づき2人の前に立つ。


カイ、オースは困惑した顔で顔を見合わせ、ぺこりと頭を下げる。


アルヴィスは、どこか寂しげな顔を一瞬したが、


すぐにそれはなくなる。


「この件は管理局があずかろう。…口外禁止だ。」


アルヴィスは、マントを翻しながら

オラクル、クロウへそう告げる。


オラクル&クロウ「…はっ!承知いたしました」(敬礼しながら)


未来警察撤退後の後、

アルヴィスは、3人を管理局へ連行した。


管理局専用未来車の中で、


アルヴィス、オース、カイ、ミコは、

終始沈黙していたが、静寂を振り切り、


ミコ「あのー、私たちどうなるんですか??」と尋ねた。



アルヴィス「…会わせたい人物がいる。それだけだ。」


腕組みをし、目を閉じながら簡潔に答える。


車内ではオース、カイは顔をみあわせながら終始不安げに見えた。


たが、しばらくすると、

オースとカイは、


窓から見える景色を、

指差したり、

小さな声で話し合っていた。


ミコ「…(本当に何者なの?この人たち)」


ミコは、

何か大きなことに巻き込まれたことを

うっすらと感じながらも、


近づいてきた未来管理局を、

静かに車窓から眺めた。


ーーーー偶然か。それとも必然か。すべての出会いがつながっていくーーーー



※一部執筆整理にAIを補助的に使用しています。

*長文すいません。読んでいただき感謝です♪




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ