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第33話:廃村国家の戦略 ―外敵との全面対決

霧が薄れ、朝日が廃村を黄金色に照らす丘の上、四人は戦略会議を開いていた。瓦の軋み、水路のせせらぎ、風のざわめき、装置の青白い光――すべてが緊張感を増幅させる中、未知の外敵が再び迫っている。


「前回の防衛戦で勝利はしたが、次は全面戦争になる可能性が高い」翼が地図を広げながら指示を出す。

「装置の力は最大限に引き出せるが、無制限ではない」天音が解析画面を見つめる。

「住民も戦力に組み込めるように配置を考えないと」凛花が資料を整理する。

「俺は物資運搬と現場指揮を確実にする。攻防の両方に対応だ」拓海が決意を示す。


四人は丘から廃村全体を俯瞰し、瓦、水路、倒木、装置の光を連動させた防衛ラインの配置を確定。住民も避難区域と支援ラインに分けられ、国家全体で戦闘準備が整う。


「敵が来たぞ!」凛花が丘の向こうを指差す。霧の中から、前回より巨大で強力な影が迫る。瓦の軋みや水路のせせらぎが異常に反応し、装置の光が青白く強く脈打つ。


「装置、フル稼働!」天音が封印歯車を操作し、青白い光を丘全体に広げる。瓦や倒木、水路が自律的に動き、防衛網が瞬時に形成される。


翼と拓海は防衛ラインに立ち、凛花はデータ解析で敵の動きを予測。瓦の軋み、水路のせせらぎ、装置の光――すべてが連動し、敵の動きを遅らせ、戦力を分散させる。


未知の外敵は霧の中で全力で進行するが、廃村国家の連動防衛に阻まれ、思うように攻められない。


「これが、廃村国家の力だ!」翼が号令をかける。

天音の操作で光の脈動が変化し、防衛ラインが敵の動きに応じて自動調整される。瓦の軋み、水路の流れ、倒木の配置――すべてが戦場となり、敵は徐々に押し返される。


戦闘の末、敵は霧の中へと撤退。廃村は再び静寂に包まれる。瓦、水路、風、光――すべてが勝利の証として調和する。


「全面戦闘に勝利……これで廃村国家の防衛力は証明された」拓海が息を整えながら笑う。

「装置と人の力の融合があれば、どんな敵も防げる」天音が微笑む。

「でも、これで終わりじゃない。国家として、さらに成長する段階が始まる」凛花が静かに言う。

「廃村国家は、これからも挑戦を受け入れ、発展し続ける」翼が未来を見据える。


瓦の軋み、水路のせせらぎ、風の音、装置の光――すべてが、廃村国家の戦略と結束、そして未来への希望を象徴していた。


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