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第18話:廃村改造計画 ―装置の力を活かせ

青白い光を放つ古代装置の前で、四人は新たな計画を練っていた。天音が解析した封印解除の結果、装置が廃村全体にわずかながら影響を及ぼせることがわかってきた。


「この装置の力を活かせば、屋根や水路の補強、さらには土地改良まで可能かもしれない」天音が図面を広げる。

「本当に、こんな力で村全体が変わるのか?」翼が眉をひそめる。

「理論上は可能ね。でも、慎重にやらないと、逆に被害が出るかも」天音は慎重に付け加える。


凛花は資材と作業計画を整理しながら、「まずは小規模な改造から始めましょう。瓦の修復、水路補強、倒木整理……順序を守れば安全です」

拓海は笑みを浮かべて、「俺、楽しみだな。力を合わせて、廃村を本当に生き返らせるってわけだ」


四人は作業を開始する。瓦の軋み、泥の匂い、風の流れ、装置の光――すべてが微妙に連動し、作業効率を高める不思議な感覚を生む。


天音は装置を操作し、微細な振動で瓦の配置を安定させ、倒木を動かす。翼と拓海は重い資材を運搬し、凛花は水路や土地の整備を指揮。


作業の合間、四人は微笑み合い、瓦の上で手を休める。

「昨日の外敵襲撃があったから、チームとして強くなれたんだな」翼が言う。

「そうね。協力して初めて、廃村が生き返る」天音が答える。

「俺たちなら、もっと大きな改造もできる」拓海が力強く言い、凛花も頷いた。


日が傾き、丘の上から見下ろす廃村は、瓦の修復、水路の整備、倒木の整理が進み、かすかに生命の息吹を感じる。瓦の軋み、風の音、装置の光――すべてが、廃村国家の第一段階の完成を象徴していた。


「これが、私たちの力……廃村国家、確実に始まった」天音が静かに呟き、四人の目が未来を見据える。


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