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9勤目

「何と!?女神の加護とな!…して何という女神じゃ?」

王は驚きを隠しきれぬ様で大きな声をあげた。


術者は魔法で出したディスプレイの様な物を操作して読み上げた。

「女神の名は…『ハニヤスビメノカミ』」


王は自国に役立ちそうな恩恵を期待して術者に問う。

「して、その女神は何を司る?」


術者は一言口にすると黙った。

「だ、大…」


王は術者に億劫な表情を見せた。

「いや大はもう聞いた…何の女神じゃ?」


術者は渋々口を開いた。

「…大便の女神…です」


王は自国の利益になるとの期待を裏切られ再び怒りを露わにした。

「大便?ぬうぅ…ふざけおってぇ!縛り首にせよ!!」


リンコは命乞いをしなければと思った。


…思ったが、突然召喚され縛り首という理不尽さに怒りが湧き気がつくと怒鳴っていた。


「ハァ!?叩いたのは確かに悪かったけどさ!勝手に召喚したのそっちじゃん!縛り首?ふざけんな樽腹ジジイ!」

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