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28勤目

2人はただ真っ直ぐに荒野を歩くのみであったが表情は明るかった。

「ねぇウィル…川までいつもどのくらいかかるの?」


ウィルは肩を回して答えた。

「いつもは走って20分位?かな?」


何だ近いじゃん…♬


ちょっと待て、ウィルの走る速度で20分は人間の感覚とは違うな…

「ウィル…ゆっく〜り、歩いたらどの位かな?」


ウィルは口元に指をつけ話す。

「う〜ん…1時間?」


…察するに2時間かそこらか…結構エグいな…


リンコとウィルが何も無い荒野をただただ歩く事…2時間、川が見えて来た…


疲れた…こっちに来てからは強制健康生活だなぁ…


川へ着くと変わった輓獣が引く荷馬車を目にした。

カエルの様な頭をした生き物は足に水かきに近い形の足に丸っこい馬の様な体格であった。


荷馬車には箱が積載されていたが箱の中は空だった。その近くに水を汲む獣人と人間が1人ずつ居た。


人間の方は20代後半で獣人の方は外観からナマケモノの獣人の様だった。…ほとんどナマケモノの姿だった。


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