26勤目
枯れた雑草が数本見える程度だった廃屋の周りは緑の生い茂る場所へと様変わりした。
「すごい!!すごいねリンコさん!!」
ウィルは大はしゃぎだった。
よーし!大豊作となる事間違い無し!
これで万事OK!
…では無いな、そういえばさっきも水鍋にバケツから汲んでたけど、水どうしてるんだろ?
「ねぇウィルここで使ってる水はどうしてるの?」
リンコは作業を終えて成長するカボチャを嬉しそうに見るウィルへ話しかけた?
「え?毎日僕が走って川から汲んできてるよ?」
ウィルは当たり前の様に話した。
リンコは考え込んだ。
毎日年寄りの為走って…くぅ〜泣けるなぁ。
…じゃ無くて、もっと皆んなが快適に過ごせる様にしてあげたいなぁ。
その川から…水引いてこれないかな?
リンコは川から水を引ければ、と考え園芸の加護で何が出来るかを確認した。
「ナレートさん、『園芸』スキルで水路は作れますか?」
ナレートが聞こえた。
『女神の加護『園芸』内の『水路』で移動しながら舗装した溝を足元に無限に設置する事が可能です』
やっぱり!『園芸』有能!
「よし!早い方が良いさっそく…」
って、道がわからないんだった。
後でウィルに道案内頼もーっと…
そうこう考えていると先程まで居た修復跡の目立つ大きな建物のドアが開き、兎耳の老婆が食事の完成を知らせた。
「2人ともカボチャの煮付けこさえたよ!…て何これ!?どうゆう事!?」
老婆は同時に目にしたちょっと前まで荒野が広がっていた所が緑生い茂る風景に変わっている事に驚きを隠せなかった。




