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24勤目

リンコは野菜に飢えた老齢の獣人達の為にカボチャを振る舞う事にした。

「もう仕方ないなぁ、じゃあ今コレ皆んなで食べよっか?」


獣人達は驚愕し、大いに喜んだ。

「こんな貴重な物を分けてくれるのかい!?」


リンコは少し照れ臭そうに話した。

「もちろん!…実は私も包丁や調理器具持って無いから困ってたんだ」


リンコがここに来てから終始、活気が無かった年老いた獣人達だったがこの時は輝いていた。

「よっしゃ!そうと決まりゃあ、皆んな調理を始めるよ!」


獣人達はカボチャを綺麗に切り分けると大きな鍋に入れ塩と砂糖を加えると徐に火にかけた。


獣人はカボチャの種をゴミ箱へと放り込んだ。


リンコは慌てて種を捨てない様に促した。

「あ、種は捨てないで!私にちょうだい!」


「何かに使うのかい?」

獣人はゴミ箱から種を拾いあげると紙袋に入れリンコに手渡した。


リンコが紙袋を開いて中を見るとそこには数えきれ無い程の種があった。



別段やる事が無かったリンコは調理が終わるまでの間に少しでも種を蒔いておきたい、そう考えていた。

「ウィル…で良いんだよね名前?」


ウィルは素直に返事をした。

「うん、お姉ちゃんは?」


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