1勤目
全国の介護士さんお疲れ様です。
おかげで今日も利用者様は快適に暮らし、ご家族様も安心して仕事に打ち込めるというものです。
しかしながらこの話はその様な社会貢献的な物では無く、下品で幼稚な物になります。
一生懸命書いておりますが文章力も無い為、稚拙な文章です…それでも読んでいただけると幸いです。
評価などもしてもらえるともっと、すごく、かなり嬉しいです。
田畑に囲まれた街路樹の立ち並ぶ車道、行き交う車は疎で何処かホッとする様な地方の路面に建つ古びれたアスファルトの建物
街路樹の紅葉した落ち葉は樹木に養分を送る仕事を終え地面を彩る。
夕陽を浴びた建物にかかる垂れ幕は街路樹の足元を彩る落ち葉同様に赤く染まり緩やかな風で波打っていた。
垂れ幕にはこうある。
『入居者募集中!!』
世界一の高齢化を迎えたここ日本ではそこら中に似た様な建物、介護施設がある。
ココもその一つだ。
その介護施設で走り回る1人のアラフォー女性の姿があった。
黒髪ショートヘアの美人…彼女の名はリンコ35歳。
いや、私の事だ。
何…自分で美人って言ったって?
は?個々のタイプに差があるだけで女は皆美人なんだよ!!
話が逸れた、ちょっと一旦仕切り直すか…
私の名前はリンコ、この介護施設で働くヘルパーだ。
身長は小ぢんまりと可愛い155cm。
体重…は関係なくない?
オイ!セクハラだぞ!
なんてね…現実は忙しくて余計な事考えてる暇もない…
かといって忙しさを言い訳に利用者さんを蔑ろには出来ないし…
万年人手不足な介護施設の古参で有るリンコは、今日も利用者の終わりなき傾聴と鳴り止まないコール音に追われていた。
リンコは仕事の合間を見計らい手洗いに入った。