お調子者な俺は異世界から戻ってからも調子にのります！

彼が自分のキャラ付けを自分で行うとしたら友城　優人のキャラはいうなればお調子者である。

可愛い子がいたらすぐに声をかけ、モテる友人をやっかみ、場をかき乱して盛り上げたりする。
褒められたり、応援されたり、構ってもらうとすぐに調子に乗る。
それはもう再現なく。天井なく。どこまでも調子に乗る。

大体の人間にはウザいと思われる彼ではあるがこう見えて友情に熱い一面もある。

逆に言えば自分の事と知り合い以外は大事にできないどこにでもいるそこらへんにいる奴である。

そんな彼だったがある日、異世界へと召喚され、勇者一行と邪神を封印するたびに出る。

数多の苦難の末に邪神を封印する直前で邪神は自爆するために己が力を解放。
優人は己がなぜこの世界に来たのかを理解し、邪神と共に死ぬ道を選ぶ。

邪神が自爆し異世界に平和が戻る。
優人の死は未来永劫異世界で語られる存在となる

優人が目が冷ますとそこはなんか見たことあるような広い広い原っぱ。
そこで出会った謎の美女。
彼女の正体は自爆したはずの邪神だった。

異世界帰りのある程度強いお調子者と好奇心旺盛な邪神が共に世界の日常と非日常を調子に乗って楽しく生きていく物語。