第6部分 トロフィーシステム
第2ラウンドスタート!
第1ラウンドは、56−75。久しぶりだった事もあり、言うまでもなくにひどい結果だ。
「俺以外の5人で中央の旗をとれない?」
「....そうだな」
「まだそこまで点差があるわけでもないし連携プレーにモノを言わせるか」
「じゃあ、頼んだぞ!」
ー・ー・ー
「こんだけ人数いたら中央の旗は取れるでしょ〜」
「だな、結構な速さで陣地の構築できてるし....」
「あっ....悪いトロフィーシステム置くの忘れてた」
《は....?》
旗を取っている途中に転がり込んでくる手榴弾。重大な失敗を犯した仲間の言ったことを聞いていた人らはその手榴弾に意識を持っていかれる....
ー・ー・ー
「あ〜痛すぎだろ....」
「勘弁してくれ....」
「俺ら2人は死んだが、なんとか耐えた3人は俺たちよりかはマシだろ?」
「まぁ、そうなんだけどさ....」
生き残った3人は、旗を獲得しようとする敵を陰からキルしていた。状況を立て直すためにも、芋となった。
「てか、なんで俺だけしかトロフィーシステム持ってきてないんだよ!」
「トロフィーシステム重いんだよなぁ....」
「わかる、性能は言うことなしだけど重さがねぇ....」
「それな、動きが鈍るから手榴弾かトリップマイン、グレートかの3択なんだよなぁ」
「そんなことよりも、なんとか次で取らないとキツイぞ」
「旗取りは、中央の旗を取ったもん勝ちだしな」
「中央の旗さえ取れれば、あとは奪還しようとしてくる敵を抜いていけばいい」
「切り替えてこか!」
《了解っ!》
声も揃って、ルームにいた時よりも結束力が強くなった気がした。