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戦場が待っている  作者: 宮原 匠
第1章 久しぶりの集合
4/6

第4部分 課金スキルは欠陥チート級



「スナイパーがいる場所が分かったからあとは任せろ!」


「そりゃ頼もしい」


「裏取り組と、合流できないか?」


「なぜだ?」


「何故って....中央の旗を取るんだよ」


「わかった、合流して旗を取ろう」


「3人は狩っておきたいのだが....」

 出来る限り敵を遠ざけてから旗取りをしたかった。しかしながら、それを行うのはなかなか至難のわざだ。相手も連携が取れるはずのクランなのだから....


「つべこべ言わずいくぞ!」


「最初なんだし別によくね....」


「勝ちに行きたいんだよ、クランの意地もあるしね」


「最盛期は日本の100位以内入ってたしな」


ー・ー・ー


「トロフィーシステム置けよ〜」


「置いた、ん?あっ!上から撃たれてる!」


「やべぇ、俺死ぬ」

 被弾し続けてみるみるHPは減っていった。


「いや、今回は失敗だな」


「はっ!?おいぃぃっ!あれは抜けろよな!!!」


「建物の中の芋がうぜぇ」


「あとちょっとだったのに〜」


「やっぱ被弾すると地味に痛い」


「そりゃそうだろ、現実リアルだったら確実に死んでるぞ」


「課金スキル溜まったからもう一回行くぞ」


《りょうか〜い》


「さっきのでかなり萎えたのか?」


「ああ、あれは当たってたって....」


「リベンジ果たしたらいいじゃん」


「そりゃそうするよ、絶対に仕留めてやる....」


ー・ー・ー


「おお〜それが課金か!」


「シールド....貫通しないのか?」


「当たりどころが悪いとSRだと貫通する」


「マジかよ....ははははっ!!」


「こりゃいいな、スコアが荒稼ぎできる」

 旗取りする場所では、スコアが2倍でカウントされる。スコアリークを発動させるためには美味しい場所だった。


「砂がポジション変えたから注意しろよ〜」


「了解、きおっ....」

 一瞬なにが起こったかは理解不能だった。

 だが、頭をシールドから出していたこともあってSRで、見事に頭を撃ち抜かれ、ワンショットキルされていた....


「伏せろっ!狙われてる」

 仲間が1人やられ、危機感を抱き伏せた。


「一旦立て直す、グレートをたくんだっ!」


「やっぱ立ち回りがうまいやつは重要だな」


「あのままいたら全滅だろうな....」


「敵もグレートたいてるぞ....」


「旗取りしてるみたいなんだけど当たり判定がこない....」


「おい....敵も課金してるみたいだぞ....」

 煙がはれて、姿を現したのは課金して手に入れることができるシールドだった....




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