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異世界転移 『俺と配下ときゅあーきゅあ』  作者: りんご!みかん!
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第87話 鉱山到着



『ナイトメア』


 深夜、ナイトメアを発動し、レシャさんに乗って、鉱山に向かった。


 この国には大きな孤島の鉱山がいくつかあるようで、領民の話では、ここにいるはずだということで『ミニュ鉱山』へとやってきた。




「ここで、待っていれば良いしゅ?」


「はい。お願いします」


 レシャさんに待つようにお願いした。


『アイサイト』を使い、孤島を歩く。


 この島には、モンスターはいないようだ。

 3つの建物に人がいる。


 1つは男性。2つは女性。3つ目は監守用の建物だろう。

 鉱山とは、地下から有用な鉱石・鉱物を掘り出したり(採掘)選鉱(選掘)したりする所だ。





「サキューナさんありがとうございます」


 先にレシャさんと一緒に到着していたサキューナさん。

 監守用の建物に入り、看守等を眠らせてほしいとお願いしてある。


「どういたしましてさきゅ。約束は憶えてるさきゅよね?」


 ここで、採掘してある鉱石を持っていいと伝えてある。

 まぁ、俺の島じゃないから許可を出したところでって感じなんだけどね笑笑


「じゃぁ、資料燃やしちゃいましょう」


 ここに連れてこられた鉱山奴隷の者の名簿があるはずだ。



「おっ、あったあった。」


 きちんと整理され置いてあった。




☆☆☆☆☆




「それで、だいじょうぶなんですか?サキューナさん」


 サキューナさんは、家の宝、家宝を何故か持ってきていた。


「大丈夫さきゅ。ママにバレなきゃ大丈夫さきゅ」


 なんか、フラグみたいなことを言うサキューナさん。

 完全にばれるなこりゃ。


「俺としては有り難いですけど」


 『スリープスリーピー』と言われる楽器のハープ型の家宝。

 この音色を聞いたものは眠ってしまうらしい。


 俺が到着する前に使ったみたいで、俺には効果はない。


 この『スリープスリーピー』眠らせたものを、自在に操れるという代物。

 まぁ、魔族には効果が薄いらしい。



「レシャさんのところまで動かせばいいんですよねさきゅ?」


 燃やす前に名簿を確認したところ、ラクト等パーティーの名前を発見した



『ニヤッ』


「サキューナさん。この、ラクト、ルラ、レリィ、ソフィーのなかで攻撃魔法使いのルラ・レリィにこの武器を持たせて、動かしてもらってもいいですか?」


 魔法使いの者に杖を持たせるようにお願いした。


「分かりましたさきゅ」


 少し疑問顔のサキューナさん。

 監守以外の鉱山奴隷がレシャさんの下へ集まった。


『アイサイト』


 魔力の鮮やかさを確認し、レシャさん列車鬼姿に乗せていく。


「あなたの名前はなんですか?」


「アリールゥです」


 スリープスリーピーにより、寝ている状態でも受け答えはできるようだ。

 次々に、列車に乗っていく。


 魔力の鮮やかな者の乗車が完了した。

 無実の罪で鉱山奴隷となった、村の人たちは全員汚れていない魔力だった良かった。


 

「この者たちは、残していくでしゅ?」


「はい。魔力の汚れている者は連れて行けません。犯罪者の可能性が高いですから」



「それでは、よいしょっと」



 たくさんの、モンスターの骨と、鉱山奴隷の者からすこしずつ破った布地を、レシャさんに空中に飛んでもらってから辺りにばらまく。



「ジャイアントファイヤー。ギガントサンダー」


 火魔法と雷魔法を使い、鉱山を焼き払う。

 


「サキューナさん。スリープスリーピーの解除お願いします」


「わかりましたさきゅ」


 





「火が火が上がっているぞ」


「だっ、脱獄だ」


「おい、ここに杖を持っているやつがいるぞ」


「こいつらが、火魔法で火を放ったんだ」


 聴覚強化で、監守たちの声を聞く。


「わっ、私たちは何もしていない」


 ショートカットの赤髪の火魔法使いのルラさんが動揺している声が聞こえた。


「じゃぁ、なんで杖を持っているんだ?」



 面白いことになりそうだ。




☆☆☆☆☆




「皆さん、無実の罪で鉱山奴隷になった方ですよね?」


「はっ、はい」


 温かいスープにパンを渡し、質問を始めた。


「あなた方を助けたいと思っています。ですが、今は、脱獄状態です。とりあえず、あなた方の大半は、同じ村出身のようですので、ひとまずセカドの街に連れて行きます。事態が収拾する頃を見計らって各街や村、国にお届けしたいと思っています」


「あの、どうして、そんなに優しくしてくれるのですか?」


「えっと、俺の領地の者たちの悲しんだ顔を見たからですかね。他にも思いはあります。正直に申し上げますが、最終的に俺の領民になってくれると嬉しいなぁーって感じです」


 冗談交じりに、言った。


 散々、鉱山奴隷として、働かされて、心身共にぼろぼろだろう。

 男性に限らず女性も、手や肌、その他もろもろぼろぼろな姿だ。



 抱き合って泣いている者たち。

 偽善者と思われるかもしれないが、直ぐに行動に起こしてよかったと思う。

 普通は、もっと期間を取って、念入りに策を講じるべきなんだろうが、後悔はしていない。



お読みいただきありがとうございます。

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