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異世界転移 『俺と配下ときゅあーきゅあ』  作者: りんご!みかん!
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第86話 藍川さん等到着と面接と、鉱山奴隷


 




 藍川さん等の乗る大型船や俺の配下の者たちが村に上陸してから1ヶ月後、来客があった。


 この一ヶ月で、村の者たちの家を補強しまくった。

 村の前の森も開拓して、村も広くした。


 そこに取りあえず、お店のテナントが入れるように家を建てた。

 ひとまず、俺の配下たちにさまざまなお店の店員として配置している。


 今では、数は1店舗しかないが、街と変わらないほほどの種類があると思う。

 宿屋、武器屋、防具屋、日用雑貨店、などなど。





 来客の者たちは、どうやら、船で来たようだ。


 取り次ぎをしたファリアさんの話では、子連れや老若男女さまざまいるとのこと。


「怪しいですよね?」


「確かに、予想としては王様の息がかかった者じゃないかな?」


「どうしますか?」


「会ってみます。魔力の鮮やかさで対応するかその場で決めます」


 謁見室という名の大きめのリビングに呼んだ。


 リビングには、ソファーにゆったりと座る俺に、メイド長のシャボンさん、ファリアさん、アリアさん、藍川さんがいる。

 クルミラさんは鍛冶なうで、ティナさんはお昼寝なうだ。


「こんにちは。アサヒア準男爵です」

 

 各々挨拶・自己紹介を始めた、魔力の鮮やかさは悪くはない。

 藍川さんがお茶とお茶菓子を人数分持ってきて話は、本題に突入する。


 ふぅー。やっぱり緑茶だよね

 落ち着く。


「それで、この村に来た用件は、雇用ということで良いのでしょうか?」


 みんな頷く。


「誰の差し金ですか?」


「差し金などでは、ありません」


 1人の執事らしき男がそういう。


「まぁ。別に差し金でも構いませんけどね」


 魔力の鮮やかさは合格だから。


 それと、雇用してもこの屋敷で勤務はさせないつもりだし

 絶対服従なら別だけど。


「では、この書類にサインをお願いします」


 雇用書にサインを書いてもらう。




「では、シャボンさん。この人たちを領主の屋敷Pパート2に連れて行ってください」


「分かりました~」



 因みに、この領主の屋敷に残ってくれた5人のメイドは俺がうっかり置いてしまっていた特性ドリンクを飲んでしまい絶対服従だ。


 いやぁー、うっかりしちゃったよ。

 てへっ。


 領主の館Pパート2は、主に仕事部屋である。

 そのため、別に問題ない。

 今後は、領主の屋敷P2で表立った仕事をする


 それ以外のプライベートはもともとあった領主の屋敷である。



 ちなみに、領主の屋敷は一度粉々に潰して土・岩魔法で建築した。

 なんか、気持ち悪いなと思ったからだ。

 



☆☆☆☆☆



「すみません、どうして、若い男性女性がこの村にはいないのですか?」


 俺の村(アサヒ村)には、俺の後から来た者を除き、0歳~5歳と40歳~お年寄りばかりだ。


 若い人がいなさすぎる。

 書類には目を通したが、領民の移動の動きについて、記載されている資料を見つけることができなかった。


「みな、鉱山奴隷として連れて行かれました」


「なっ!!!」


 近くにいたお年寄りのおじいさんに聞いた。

 驚きの言葉が返ってきた。



「すみません。皆さんを、広場に集まるように伝えてください」


 おじいさんにそう告げて、一度、屋敷に戻った。


 村から、街に発展(認定)するためには、1つに人員(領民)が必要である。

 2つ目は、王様から指定されている街の要件を満たすこと(一通り、無いといけないお店などである。酒屋などはなくても良いとされている。強大なモンスターに襲われても、ある程度はしのげる外壁なども要件である。騎士の数も要件とされている。)

 3つ目は、王様からの認定である。

 王様から準男爵から男爵へと爵位をあげるためにクリアすることを紙で送ってもらった。


 奴隷は物と言う扱いであるが、街と名乗る許可を得る際には、人として数えられる。

 街になるには最低でも1000人は領民がいないといけない。


 現在の状態は人員不足・領民不足である。

 村を守る騎士は一人もいない状況だ。

 とりあえず、領民については、国王?の差し金で来たであろう執事さんに相談してみた。



 「どのような考えをお持ちですか?」



 と聞かれた。まるで、試すかのようだった。

 俺は意見を仰ぎたかったのだが、ひとまず、模索中ですとだけ伝えた。


 もう、この人らはあてにしないと思った。

 

 とりあえず、考えているのは、他国や他の領地の引退した騎士や魔法士などの囲い込みだ。

 安月給で、暮らしていた騎士なんかは貯金があまりないと聞いている。


 年老いて行けば、特に動きが悪くなり、役職などについていないと、給料は下がると聞いている。

 退職金という考えもない。


 俺の配下は、

『藍川さん』料理・調味料

『ファリアさん』 料理・知識・子供たちへの勉強を教える

『クルミラさん』 鍛冶

『アリアさん』 回復魔法・治癒(医術)貢がせ係り

 お願いして、医術をスマホで勉強するように伝えてある。

『シフアさん』 残飯処理係・クルミラさんの手伝い・子供たちの戦闘練習(最近、子供たちは手癖の悪い子になってきた笑笑)

『ティナさん』 村の警備

『シャボンさん(その他4名)』メイド


 料理人は藍川さんを含めると6人もいる。

 正直多い。メイドさんたちには護身術として、短剣を忍ばせたりといった具合に、暗殺術を学ぶように言ってある。スマホを渡した。スタンガンも渡してある。





☆☆☆☆☆




「すみません。お待たせしました」



 スマホを片手に、領民の集まる広場へと来た。



「いえ、滅相もございません。お話とは何でしょうか?」


「前領主の非道な行ない、鉱山奴隷として鉱山に連れて行かれた者に関してです」


 皆、悲しそうな顔をする。

 孫や娘、息子など連れて行かれたのだろう。



「助け出します。自分が伝えたかったことはそれだけです」


「そっ、そんなことが???」


「はい。その代わり、絶対に黙っていると約束してください。正攻法では助けれないと思いますので、少し荒っぽくいかせてもらいます」


 多分、王様に進言したとしても対応が長引くだけだ。

 実際に、悪いことをしてなく鉱山奴隷になったという確証がない限り、鉱山奴隷(生きたままの死刑、無期懲役)は逃げ出すことなど不可能だ。


 今までで、鉱山奴隷から罪を免除され解放された記録はないことは、ファリアさんに先ほど戻った時に聞いた。


「ぜっ、ぜひ、娘をお願いします!!!」



 皆が俺のことを期待した眼差しで見る。



「では、髪の色・目の色や特徴と名前、連れて行かれた時期を教えてください」


 さぁ、頑張るか


お読みいただきありがとうございます。

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