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異世界転移 『俺と配下ときゅあーきゅあ』  作者: りんご!みかん!
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第80話 レシャさんと領地予定地の下見の前に、真祖



 爵位を一応貰えることになった。

 最下級ではあるが貴族の準男爵位。


 準男爵位でも領地がある。

 普通は、村1つ多くて2つ。


 これからは、領地経営をやっていかないといけない。 

 16歳にできるわけ……笑笑


 現在、一度セカドの街のキュアートさんの屋敷に戻り、レシャさんに頼んで、俺の領地になる予定の村まで来ている。


 そう、村である。

 準男爵位で、村が1つから2つ渡されるのに。


 子爵位だった元ここの領主の領地は、村1つ。

 没落一直線であったようだ笑笑

 ワルイドの悪事が致命的だったようである。


 一応、この村は、海に面している。

 そして、大きな山もあり、果実などの採取もできる。


 モンスターもかなり弱い。ファスの街よりも弱いみたいだ。

 森には川が流れている。

 この川水も飲んでもおなかをこわしたりすることもないみたいで、水はきれいであることを確認した。



「領民は、50人ほどでしゅ」


 レシャさんが知っている情報を教えてくれる。

 なんで、こんなにも詳しいのだろうか。


「かなり少ないですね」


「近くは、公爵領があるでしゅ」


 公爵領か、良い人だと良いな。

 まさか、キュアートさんみたいに魔族じゃないよね?

 夜中にこっそり書き換えちゃったりしていないよね?



「ちなみに、公爵領の領主は、魔族ですか?」


「龍族です。あのひとでしゅ、人じゃないでしゅけど、あーでも変身しているときは人なので、この表現で良いのでしゅ?」


「龍族ですか。大丈夫な人なのですか?」


「温厚な人です。ドラゴンの真祖『ドラゴニュートのドラーシァ』さんでしゅ」


「まじですか」


「まじでしゅ」


 確か、『とぶとぶ』の作成者で、面白いマジックアイテムを作る人だよな?


 キュアートさんの知り合いみたいだし、分からないことがあったら助けてもらおう。

 ここら辺の土地だったらキュアートさんよりも詳しそうだし。


 気が向いたら、挨拶に行こう。初日に行くのが正しいのか?それとも、落ち着いてからのほうが良いのか?

 まぁいいか。


 それよりも、税制をどうにかするべきなんだよな。

 たいていの異世界物の小説では、税制を緩和したりするところから始めてるよな。

 読んでいても、『へぇー。すごいなぁー』って感じていたけど、流し読みしていたから、よくわからないんだよね。


 とりあえず視力強化『アイサイト』で、魔力の汚れている者を注意していれば、現代知識で成り上がることも簡単だと、安易な考えをしている俺。

 人間関係は大事だよな。





 急に、俺の領地予定地の村に現れると怪しまれる為、2kmほど離れた距離で、レシャさんに降ろしてもらいそこから歩いてきている。

 それに、領地の村の周りの森とか、モンスターの確認もしておきたかったからね。


 隣の公爵領の街は栄えているようで、そこに俺の予定地村で作ったものを売れば資金には困らないと思う。

 王都との行き来は、サキューナさんからもらった魔法船を使えばよいだろう。


 魔力が汚い者は近づかせないようにしよう。

 いくら俺が強いからと言っても念には念をだ。


 危険性があるのなら、用心に越したことはない。

 いくら真祖吸血鬼のハーフ吸血鬼の俺でも、人生どうなるかわからない。

 寝ている間に何かの秘薬でぽっくり行くこともあるかもしれない。

 

 一応、俺とレシャさんは商人っぽい佇まいをしている。

 商人であれば、警戒も少しは緩和するだろうと考えた。


 荷馬車ではなく、大きめのリアカーだ。

 収納魔法には生きている者は入れれない為、荷馬車はあきらめた。

 馬を入れれないからだ。


 俺とレシャさんの格好は、ごくごく普通の商人成り立てですよ?と言った感じだ。

 


「ななにか、食べ物を分けてくれないか?どら」


 なんか、いかにも怪しい女の子が人道に倒れていた。

 きれいなさらさらの金髪が風が吹くたびになびく。


 童顔の女の子だ。かわいい。俺はロリコンじゃないよ?笑笑

 語尾が『どら』って


「何しているんでしゅ?ドラーシァさん」


「えっ?この人が??」


「その声は、レシャ、どら。なっ、何か食べ物を」


「これ食べますか?」


「いただくどら」


 チョコレートをあげる。


「おいしいどら。これはなにどら?」


「チョコレートです」


「もっと欲しいどら」


 おいしそうに食べてくれるドラーシァさん。

 





☆☆☆☆☆




「それで、どうして倒れていたんですか?」


「ドラーシァさんは、高燃費なのでしゅ」


「そうどら。朝食を抜いたら、ここで力尽きたどら」


 なんじゃそりゃっ


「それじゃぁ、近くのモンスターを討伐して食べればよかったんじゃないですか?」


「弱いモンスターは逃げていくどら。それに、弱い者いじめはしたくないどら」


 真祖のドラゴンさんからしたら、みんな弱いのではないか?


「ドラーシァさんが、まともに戦っているところを見たことがないきゅあとキュアート様は以前言っておられてましたでしゅ」


 レシャさんが教えてくれた。


「レシャさん、ドラーシァさんを公爵領まで連れて行ってもらえませんか?」


 帰りは、自分で転移魔法で帰りますので。


 ドラーシァさんのおなかがさっきから鳴りっぱなしだ。







お読みいただきありがとうございます。

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