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異世界転移 『俺と配下ときゅあーきゅあ』  作者: りんご!みかん!
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第74話 近衛騎士に絡まれる?決闘??


 とりあえず、王様に『貸し1』ということにした。


 金銀財宝はよくよく考えて、財務を担当する宰相(さいしょう)あたりに怒られるだろうと思ったからだ。王様が笑笑


 大富豪をしていたみな、この屋敷にお泊りすることになった。

 外などを見てみると、近衛騎士だろう者がうようよとたくさんいた。


 王様たちは、明日あす行なわれる、演劇を見にサドンの街まで足を運んだみたいだ。

 王都でも、もちろん行われるようだが、王女のシャルルさんが待ちきれなくて、わがまま言って連れてきてもらったらしい。


「おい、なんで、シャルル様の隣に男がいるんだ?」


 青二才っぽい男が怒った声で周りにいる男性騎士に聞いている。

 女性騎士は少ないな。やはり、男性有利の騎士社会なのだろうか?


 そのなかで、騎士団長をしている女性騎士レピアさん。

 すごく強いんだろうな。



 聴覚強化をしているため、よく聞こえる。


「いやいや、それよりも、今、気になることは歩いていることだろう」


 昨日、風呂に入った後シャルルさんは寝たようで、歩けるようになったことは、広まらなかったのだろう。




「おい、貴様、シャルル様から離れろ」


 青二才っぽい男が剣を持ち俺に怒鳴ってきた。

 騎士って、もっと臨機応変に対応できないのかね?


 シャルルさんが、俺に引っ付いているのは見て分からないのかな?

 めんどくさいな。


「離れろって言ってんだろうが」


 男は、俺の肩を右手で突き飛ばす。

 いかりの気持ちを抑えきれないようだ。


「面白いことになったきゅあ」


 国王様も王妃様もこの光景を見ているはずなのだが、何も言ってこない。

 自分で対処しろということか。 

 キュアートさんは、わくわくとしている。


 キュアートさんも俺も日ごろなら、おこさま体型の時間だが、状況が状況の為、実際の体型で過ごしている。


「おい、貴様、決闘だ」


 俺の足元めがけて白手袋を投げる男。

 これを拾えば、決闘を受諾したことになるんだよなー


 よし、踏むか。


『ぐりぐり』


 手袋を踏む。

 俺悪者みたいだ。


「なっ!!!」


 怒りで胸がいっぱいの様子の男。


 目を一瞬見開いたかと思うと、血走ったような目をギラギラさせてきた。



「きさまぁーーーーーーーーーー」


 声が怒りに震えるのを抑えきれないみたいである。

 睨みつけられる俺。


 俺が決闘を断るかのように手袋を踏む行為がかんに障った様子の周りの騎士たち。

 ご立腹のようだ。


 これは、受けないと後々面倒なことになりそうだ。



「それで、決闘をしたらどうなるのですか?俺の利点は?」


「俺様が勝ったら、シャルル様と離れてもらう。お前が勝てば、何でも言うことを聞こう。俺は侯爵家の長男。将来、侯爵位を授かる男だ。」


「何でもですね?それなら、受けますよ。」


「決闘責任者は、キュアがやるきゅあ」


 キュアートさん、Sランク冒険者として活躍した経歴があることを昨日知った。


「勝利条件を教えてください」


「どうするきゅあ?ものすごく古い慣習で行くなら死ぬまでになるきゅあ」


 おいおい古すぎだろう。


「死ぬまではやりすぎだ」


 少し冷静さを取り戻した様子の騎士の男。


「そうきゅあね。片方が負けを認めた時、決闘責任者が続行不能と認めた時、致命傷を負った時でどうきゅあ?」


「分かりました」


「それでよい」


「武器や魔法の使用は自由で良いきゅあ?」


「はい」


「それでよい」


 今更だが、こいつ、公爵家のキュアートさんにため口。


「さぁさぁ、どっちに賭けるさきゅ?」


 賭博が行われる場合の主催者(胴元)をし始める、サキューナさん。

 ほんと、賭け事好きだよなー。



①まず全ての掛け金を集める。勝負が決してからだと負けた人が払わない可能性があるため

②そこからサキューナさん(胴元)が手数料を取る

③残った金額が賞金となり、それを勝ち馬に賭けた人たちで、賭けた金額に応じて配分する。



 おいおい、王様と王妃様も賭け始めたぞ。

 シャルルさんも、執事やメイドも。


「自分に賭けるのはありですか?」


「だめさきゅ」


 だめみたいだ。




「今から10数える。10数え終わったら、決闘開始きゅあ」



 30mほどの距離を取り、立つ。

 ギャラリーはぎゃぁぎゃぁとうるさい。



 うーん。どうやって倒そうか。

 こういうとき『鬼圧』便利だよな。

 まだ、俺使えないけど。


 『自然とできるようになるまで待つきゅあ』


 とキュアートさんにも言われている。







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