第73話 爵位と紋章の説明と大富豪
「紋章をどうするか考えておいてくれ」
国王にそう言われ、受諾した。
今回俺は、準男爵位をもらえることになった。
準男爵は、一世代限り、俺以外の者は世襲できないということだ。
一世代だけの貴族と言える。
貴族の爵位には上から順に
⇒公爵(この小説では、王族の血族という解釈でお願いします。⇒えっ、公爵家増えすぎない??笑笑)
⇒侯爵(重要な地域を任せられた軍事力を持つ爵位)
⇒辺境伯(辺境を守る伯爵)
⇒伯爵
⇒王領伯爵・地方伯爵・宮中伯爵(王領伯爵・地方伯爵・宮中伯爵のこの3爵位は領地による地力がない為、争いなどに負けると没落してしまう危険性もある)
⇒子爵(伯爵令息が爵位を継ぐまで名乗る爵位だったり伯爵家の分家の当主が名乗ったりする。仕事としては、伯爵などの下で小都市(都市伯)や城(城伯)の管理を任される。)
⇒男爵(独立した一人前の男ということである。領地を持つが下級貴族達の爵位。村や街を治めるその他大勢の貴族。男爵位から下は上の爵位から馬鹿にされる)
⇒準男爵、準騎士爵、準魔法士爵(この3つは何かしらの功績をあげたものが慣れる爵位である)
それぞれの爵位は王から勅許状を受けて認められる。
なお王が交代したりすると忠誠を誓いなおして領地と爵位を認めて貰わないといけない。
爵位の他に、紋章の問題がある。
紋章は個人識別のために使われ紋章はその一族固有のものであり同じ図案を別の貴族が使ってはいけないというルールが有る。
そのため、紋章学という授業を貴族や大商人の娘、息子たちの通う学園で受ける。
この異世界では、国王やその血族の公爵家が王冠の描かれた紋章を使っている。
そのため、それ以外の貴族階級の者は王冠を紋章に用いてはいけない。
「どうしたらいいですかね?あっ、8切りです」
何故か、国王、王妃、王女様、キュアートさん、サキューナさん、レピアさん、俺で賭けありの大富豪が始まった。
「何がだ?」
俺の隣にいる国王のレックスさんがトランプとにらめっこしながらいう。
「紋章ですよ」
「王冠入れちゃいますか?」
俺が胡坐しているスペースに入り込み大富豪をしているシャルルさんが言う。
入れちゃいますか?って、いれたらまずいんだけど。
こうもりの絵っていうのもありだと思うんだけど、動物やモンスターの絵はいろいろと危ない気がするんだよなー。
モンスターによって、亡き者にされた者もいるだろうし。
しかも、俺、絵が下手いからな。
自分では描かないだろうけど。
こうして欲しいって伝えるのも、うまく言葉にするの苦手だし。
もういいや、イニシャルで、朝比愛 咲夜だから、ちょっといじってAS Or SAで良いだろう。
あつ、でも、どうしようかな。ギリシア語に嵌っているから、これにしようかな?Σ(シグマ)
「決めました。あっ、5飛びなんで王様出せませんよ?次は王妃様が出す番です」
「ぐぬぬ。それで、何にするんだ?」
「Σ(シグマ)です」
紙に書いて、見せる。
「この文字は、王都で最近学問として挙げるか議論になっている文字ではないか」
あっ、やっぱり王都には黒髪黒目の奴らがいるんだな。
「黒髪黒目の人の言い出した文字ですか?」
「おーそうだ。黒髪黒目の者らは、良い者も多いが、意味の解らんことを言って、暴れたり偉そうな態度をする奴も多くてな。学問にするかどうか議論が分かれておるのだ。あやつらは、ニホンと呼ばれる国から来たらしいが、そんな国、我は知らぬ」
おいおい。国王に偉そうな態度取ったら首ちょんぱを言い渡されても文句は言えないはずだぞ?
それにしても、ギリシア文字を広めようとしたものがいたことにびっくり。
「あっ、王様、次も5飛びなんで出せませんよ?」
「お主は、我にいやがらせしておるのか?」
「いえ、偶然ですよ。偶然」
「あっ、自分上がりました。一番ですね」
☆☆☆☆☆
最下位は国王になった。
「何をお願いしようかなー」
悩む。王様だからな。
何でもありだよね
金銀財宝。
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