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異世界転移 『俺と配下ときゅあーきゅあ』  作者: りんご!みかん!
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第61話 魔力の鮮やかさと、柊ちゃんとにゃんころ



『身に着けているだけで魔力を回復し疲労を取り除くマジックアイテム』


 これは、俺が暇つぶしに作った。

 魔工石の感知ができるため、マジックアイテムの作成は、魔族が得意らしい。

 俺も半分魔族笑笑


 


「あそこ、きれいな魔力を感じるな」



 基本、人には魔力が流れている。

 それをアイサイトを使うと、鮮やか度で感じられる。

 汚いほど、悪いことを考えている、している。


 キュアートさんと俺の魔力は黒色と赤色が混じった状態だが、別に汚くはない、

 鮮やか度でいうと、結構上の方だ。


 さっき助けた冒険者パーティーの魔力も良い鮮やかさがあったため、マジックアイテムを貸した。


 正直、信用はしていないが、俺の作ったマジックアイテムであり、原材料や元手もそんなにかかっていないため、俺の店に届けてくれなく着服されたとしても痛手はない。



 森をまっすぐ進み300mほど進んだ場所に、きれいな色をした魔力を持った何かがたくさん集まっている。

 動いていることから、生き物であると推測できる。

 魔草であれば、動かないからだ。



 草をかき分けること数秒。きれいな魔力の集合地帯へと着いた。


 モンスターと女の子がじゃれあっていた。



「もう、ラビちゃんっ。何してると?」



 なんか、聞き覚えのある声がした。



 ラビちゃんと呼ばれるスモールラビット(うさぎのモンスター)が俺のほうに近寄ってきた。



「あれっ、朝比愛あさひあくん?どうしてここにいると??」


 俺の名前は、朝比愛あさひあ 咲夜さくや


 朝なのか夜なのかどうにかしてほしいと思う名前だよ笑笑




「柊さんも何してるんですか?こんな森の中に」



 柊さん、本名はひいらぎ守里しゅり



 実家が牧場と農園を経営していて、よく小動物に好かれているのを校内で目撃した。



 飼育係もしており、うさぎやかめなどにも好かれていた。


 確か、ショッピングモールで見かけた、白色の野良猫も柊さんによく付いて回っていた。


 柊さんは、ドジっ子で何もない所で良くこける。


 ドジっ子属性なのかな?と言った感じの子だ。



 俺の通う高校に、昼食タイムで弁当を食べに行くお気に入りのベンチの目の前に花壇があった。

 その世話をしているのを見かけ、頭に野良猫を乗せた状態の柊さんに声をかけたのが、始まりだった。

 柊さんは、福岡出身で博多弁を使う。

 高2からの転校生。


「ショッピングモールで肥料や種、農具を購入したあと、イスに座っていたら、いつの間にか寝とってて、起きたらこの場所にいたとよ」


 確かに、周りには収穫したのであろう、大根や、かぶ、きゅうり、トマト・すいかなどがあった。


 ショッピングモールで寝てて、飛ばされたということは俺や藍川さんと同じで24時間ぎりぎりまで滞在したことになる。


 この異世界ソウルにきて、そんなに時期は経っていないはずだ。

 野菜って、そんなに早く収穫できるものなのか??


 それに、日本で見ていた野菜よりもひと回りもふた回りも大きいような気がする。



「しゅりちゃん。ただいまにゃ。あさひあにゃ?」



 柊さんの周りを校内で定期的にうろついていた野良猫が喋っている。

 不思議だ。

 いや、俺も半分人間やめちゃってる感はあるけど。

 

 猫が喋っているからねー。

 語尾は『にゃ』ですね。


「にゃんころちゃん。おかえりー」


「久しぶり。にゃんころ」


 人ではないため、にゃんころには敬語は使わない。

  


「あさひあにゃ。会いたかったにゃ」


 俺の足元をすりすりしてくる。


 それよりも、気になるのだが、



「立ってるね。歩いてるね。喋っているね。洋服着ているね」


 にゃんころは、2足歩行で、しかも洋服を着ているのだ。



「ショッピングモールで買ったのにゃ。守ちゃんとパーティーを組んだのにゃ」


 



☆☆☆☆☆



「それで、化け猫になっていた、にゃんころは魔力を日本でも持っていたため、俺ら人間と違って、この異世界に来てもすんなり魔法が使えたということか。あっ、柊さんありがとうございます」



 お昼の時間になり、昼食をごちそうになっている。


 野菜がたくさん入ったスープを受け取る。

 


「そうなのにゃ」



「それで、この家を守るようにたたずむオオカミたちは、なに?」



「にゃんの、配下にゃ。」


 にゃんころよりも3周りほど大きな狼が畑やこの家を守るようにいる。


 

「この森の中で、ケガしているおおかみを見つけて、いつもの癖でケガしている箇所を舐めたら傷が治ったのにゃ」


 確か、化け猫は妖怪の一種で油や血を舐めると聞いたことがある。


 スプーンですくいスープを飲む。



 『野菜スープ、美味しいなー』



 あれっ?何か忘れているような。


 あっ、屋敷に戻らないと。藍川さんが心配してしまう。



「少し出かけてきます」


 家の外に出て、『パチンッ』、屋敷のリビングに転移する。



「さくくん。お帰りー」


「ただいまです。日本の知り合い見つけてきました」


「えっ?誰がいたの??私の知っている人?」


「柊さんです。よく、花壇を世話していた人です」


「あー、あの女の子ね。いつも、猫を連れていた。今どこにいるの?連れてきた??」


「森の中にいます。にゃんころと一緒に」


「にゃんころって守里ちゃんの周りにいた猫のことかな?」






お読みいただきありがとうございます。

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