第58話 魔王城付近のダークネス・フォレスト
「ダークネス・フォレストって、Sランクモンスターがいる場所ですよね?」
森の中に転移した3人
「そうきゅあ。魔王城が近くにあるきゅあ」
今、なんていった?魔王城??
「魔王城ですか?」
「そうきゅあ。あれを見てみるきゅあ」
巨大な塔が何本もあり、高くそびえる城壁が見えた。
「大きいですね」
「あっ、レイーシュがいるきゅあ。手を振っているきゅあ」
どうやら魔王に気づかれたみたいだ。
『スッ』
「びっくりした」
急に目の前に、女の子が現れた。
まるで転移魔法を使ったかのように急に現れた。
3つの角が頭に生えている。
髪の色は、ミルクティーカラーの可愛らしい女の子だ。
「初めましてなのじゃ、レイーシュ・デビルなのじゃ」
「あっ。初めましてです。サクヤです」
「ティナでス」
急に、自己紹介タイムに入った。
「キュアちゃん。会いたかったのじゃ」
「レイーシュ、元気そうで良かったきゅあ」
「何しに来たのじゃ?」
「キュアの血族と狩りに来たきゅあ」
俺は、キュアートさんの処女の血を身体に含んで、吸血鬼になっている血族である。
日本の法律で使われる血族とは別の言葉の意味という解釈をしなければならない。
「驚いたのじゃ。したのじゃ?初めては、痛かったのじゃ?」
女の子がそんな、はしたないことを言うんじゃありませんと、注意したくなるような会話が始まった。
「痛くはなかったきゅあ。優しくしてくれたきゅあ」
ポッと顔を赤くして赤裸々なことをいうキュアートさん。
それから、なぜか、ガールズトークが始まった。
俺とティナさんは隣で、蚊帳の外状態だ。
暇なので、魔王城とその近辺の情報について、キュアートさんの書庫にあった本の情報をスマホで確認する(写真で記録してある)
魔王城と言われる付近には、高ランクのモンスターがはびこる暗闇の森『ダークネス・フォレスト』やアンデッドがたくさんいる墓場『フリートオーフ』がある。
ダークネス・フォレストとフリートオーフには、Cランク〜Sランクのモンスターがいる。
割合として、Cランクが60%、Bランクが35%でAランクが4%そして、最後にSランクが1%いるようだ。
Sランクのモンスターには、アンデッドのホーラファイドスケルトン(骨)や、ローバストバジリスク(ヘビ)などなどがいる。
他にも色々といた。
ローバストバジリスクは、最恐最悪のモンスターと言われ、視線を合わせると、石化させられ、ローバストバジリスクの吐く息は、猛毒であると言われている。
その魔王城には、魔王城の城下街『デビル・フォートゥリィス』がある。
城下街には様々な種類の魔族がいるようだが、高ランクの魔族が主に住んでいるようだ。
低ランクでは、この付近では生きていけないのであろう。
城下街の外にいるモンスターも強いから、魔王城に辿り着けないのかな?と推測した。
巨大な塔が何本もあり、高くそびえる城壁がある。
魔王城に、攻め込むには正規のルートの門から入る以外、厳しそうだ。
一般人なら。。。
魔王城の姿は、魔王の住む城とひと目でわかる風体をしていた。
魔王城の最上部には3つの角らしき形のものがある。
3つの角は魔王の証なのであろうか?
魔王城、防衛力がすごそうだ。
魔王城からは、城主の権威を伝える姿がピリピリと伝わってくる。
その、魔王城と打って変わって、門の前には、とても美しい優美な気品と風格のある姿の銅像がる。
この銅像だけ、白色と金色でできている。
思わず、吸い込まれそうになるほど素晴らしい出来栄え。
ほとんど、魔王城の外見は黒色と紫色でできている。
黒と紫で統一されている城の、姿は、力強さが感じられる。
☆☆☆☆☆
「外れたきゅあね」
「もうちょいなのじゃ」
現在、俺は魔法を使って、モンスター討伐に励んでいる。
魔王こと、レイーシュさんは、結界魔法が得意のようで、現在、空中に浮かせた結界の中で、テーブルとソファーを出し、ティナさん、キュアートさんと紅茶を飲みながらくつろいでいる。
あとで、教えてもらおう
俺は、現在氷魔法を自在に操る実践練習をしている。
飛ばした後の魔法は本来、まっすぐ直線に進むのだが、キュアートさん曰く練習すれば飛ばした後の魔法をコントロールすることが可能なのだとか。
現在追尾型氷魔法、アイスランス(氷の槍)で逃げ惑うモンスターを攻撃している。
「もっと、身体の力を抜いて、シャープに手を動かすきゅあ」
キュアートさんが助言してくれる。
因みに、この技は、キュアートさんと魔王の血族しか体得していないすご技の1つらしい。
キュアートさんは手を使って追尾型魔法を使わない。
目線だけで動かす。キュアートさんのすごさが分かる。
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