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異世界転移 『俺と配下ときゅあーきゅあ』  作者: りんご!みかん!
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第37話 義手完成・アルミ合金の盾



「完成しました」



「完成しましたです」



 顔や服をすす(煤)?で黒まみれになっている2人がニコニコ顔で現れた。



 義手の指もきちんと動いている。




 どうやら、本当に完成したようだ。



 

 感動の後、2人に水浴びをしてくるように告げ、2人が戻ってきてから夜食を食べた。


 ティナさんも夜食の時に起きてきたのでみんなで一緒に夜食を食べる。



  今日はすき焼きのようだ。


  卵は、高価のようで、1つ200円もしたらしい。


  買い物をしてきた藍川さんがそんなことを言っていた。



 『1つ200円なのよ?1パックじゃないのよ?おねぇちゃん、びっくりしちゃった。』



 と教えてくれた。



 異世界⇒生卵⇒賞味期限の管理⇒卵が腐りかけ(衛生的なこと・血が混ざっている…………なども考えて、藍川さんは、今回、異世界で購入しなかったようだ。


 今回、すき焼きで食べるときの卵は、ショッピングモールで購入しておいたものを使っている。


 栄養が高いことから、ショッピングモールで卵を買っておいたのだそうだ。


 俺は、購入していない。


 

「はふっ、はふっ、おいしいです」


 確かに、おいしいが食べすぎじゃないだろうか?


 俺の3倍は食べているシフアさん。

 小さな身体のどこに入っていっているのだろうか?

 


 すきやき、食後のデザートのアップルパイを食べ終え、皆にリビングまで集まってもらい今後の話をすることにした。


「見ての通り、クルミラさんの義手も完成しました。この街にいる理由もEランクダンジョンを制覇する以外になくなりました。それで、次の街セカドの街に行こうかと思っています」


 みんな、俺の言うことをうんうんと頷き聞いてくれている。


「セカドの街でプリンを売っている店があると、この街の商業ギルドの掲示板でも見ています。自分は、いろいろなご当地料理を食べたいと思っています。そのため、この街から離れようと考えていますが、みなさんどうしますか?」


 正直、付いてこないなら、付いてこないで良い。


 信用されているだろう、付いてきてくれるであろうなどという期待はしていない。



「お姉ちゃんは付いていくよ。お姉ちゃんだからね。それに、私もご当地料理気になるし」



 俺の耳元で、学校の人たち探すつもりでしょ?と小声で藍川さんが言ってきた。

 


 配下(奴隷)のみんなは、俺についてきてくれるみたいだ。



 1人、奴隷ではないシフアさんも『ことみちゃんと一緒にいるとおいしいものが食べれるから付いていく』と食べ物に吊られてついてくるようだ。


 ホントに、食い意地のはっている子だ。



「じゃぁ、皆さん、いつこの街を離れても良いように準備をしておいてください」



 お話を終えて、みんな各々動きだした。



 藍川さんは、ティナさんのために軽く夜食を作るみたいだ。



 クルミラさんは、今日は寝らずにアルミ合金の盾を作るみたいである。

 


 ファリアさんは、藍川さんと一緒に料理の研究。


 アルミ合金の盾が完成したら、俺の戦闘も楽になると思う。


 ハンマーや刃物等の攻撃に対しても十分な強度を発揮してくれると考えている。






☆☆☆☆☆





 「トイレ行きたい」

 

 寝る前に飲んだ紅茶がいけなかったんだろうか?無性にトイレに行きたくなった。

 トイレでおしっこする夢を見た。


 目が覚めてもトイレに行きたいと思うことから、漏らしては居なくてほっと安心。


 念のため毛布をめくり、下半身を濡れていないか確認したが大丈夫であった。


 この年で、お漏らしは笑えない。


 トイレに行こうと1階に向かうと玄関前のダイニングキッチンから複数の声が聞こえた。


 みんな、まだ起きているのか?




「あら、どうしたの?さくくん。眠れないの??」




 俺の姿に気づいた藍川さん。



 藍川さん、ファリアさん、ティナさんの3名は椅子に座り、テーブルに置かれているクッキーを口にしていた。


 ティナさんには、玄関前で待機して警備するようにお願いしているためさぼっているわけではない。


 ティナさんは、ファリアさんに教わりながら、字の勉強をしているようで、子どもが書いているような字で『あいうえお』と書かれてあった。



「トイレで起きました。藍川さんとファリアさんは、寝ないんですか?」

 


「お姉ちゃんは、そろそろ寝るよ?さくくん一緒に寝ようね?」



 藍川さんの言葉はスルーする。



「私は、朝まで、起きていようと思っています。」



 ファリアさんは、勉強を教えてくれるのだろう。

 正直、ファリアさんは何も仕事がない。


 強いて言うなら、知識を蓄えて、俺が質問したときに答えることだろうか。



「この足音は、クルミラさんとシフアさン」



 『ぴょこぴょこ』と可愛らしく猫耳が動いたかと思うと、文字を書きながら、ティナさんがそう教えてくれる。



「あぁー、シフアもクッキー食べたいです」



 シフアさんが暗闇から姿を現した。


 一直線にクッキーの前に来て、手づかみで口にする。

 


「おいしいです。甘いです」



「ジャムをつけて食べるとおいしいよ」



 藍川さんが、シフアさんに教える。



「おいしい。甘い。しあわせ味です」



 すぐに、藍川さんの発言を実行に移したべるシフアさん。



「ご主人様、完成しました」



 アルミ合金の盾が完成したのだろうか?早すぎない?


 ドワーフに伝わる秘術でもあるの?

 


 アルミ合金の盾を手に持つ。


 あらかじめ見せてもらっていた設計図通りに、取っ手があり片手持ちタイプ。


 覗き口があり、前方も確認できる。


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