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異世界転移 『俺と配下ときゅあーきゅあ』  作者: りんご!みかん!
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第108話 会議の続きと社交シーズンと舞踏会

今回『4200字ほどです』


「じゃぁ、天使の実については、適当に誰かにあげてください。あくまで、あくまで自己責任ということだけ伝えてくださいね。得られる能力が未知数ですから」


 あくまで笑、天使の実だけど。

 この件は、終わりと締めたところで、



「はいっ」


 ファリアさんが挙手した。

 多分、学園のことだろう。


 アサヒ街にも最近学園が完成した。

 8歳~14歳までの6年制だ。


 15歳から成人と言えるため、14歳から15歳の間に女の子は花嫁修業をしてもらおうと考えている。

 資格的な感じにして、花嫁ランクとかにすると面白いかなぁーと思ったからだ。

 花嫁ランクと言っても、料理は下手だが、洗濯は得意。優しいなど、何かしらで良い所を評価する仕組みである。


 別に、女性の社会進出に文句があるというわけではない。

 結婚したくないならしなくても良いと思うし、したいならすればいいと思う。


 ただ、この異世界では、結婚したいと思う女の子が圧倒数をしめるため、後押し出来たらいいなぁとい花嫁修業について考えた、だけである。

 


 大工さんたちには旅館建築をお願いしているため。学園は俺が土魔法・岩魔法で作った。

 ファリアさんには、学園の理事長を任せてある。



「どうぞ、ファリアさん」



「子供たちの教育についてです。領民は、無償ですので半強制的に領民の子供には、通ってもらっています。そろそろ、朝と昼の給食の導入を考えています。それと、夜に大人たちに、希望制にて勉強を教えています」


 朝食を食べたほうが良いというのを聞いたことがあるので、朝食と昼食の2食の給食パターンを提案した。

 夜食までしてしまうと、家族での団欒だんらん交流を阻害するかもしれないと思い、今回はやめておくこととした。



 流石に、子どもと一緒に学ぶのは恥ずかしいかな?と思い大人たちは、夜中にお願いすることにした。



 俺の管轄する領地の税率は3割。

 3つほど村を作ったが、そこも3割。


 正直、自分の使う分は自分で稼げるし、セカディアチェリーのお金も入ってくるから困っていない。

 

 上司(他の上級貴族)や大商人に媚びたりすることもないため、プレゼントなどにお金は使わない。

 下級貴族はお金を大商人よりも持っていないことが多い。


 なんだかんだで、キュアートさんを大切にしている俺は、他の女性に貢ぐようなことはない。

 キュアートさんへのプレゼントも毎月欠かさずプレゼントしている。

 毎月渡して分かったことは、高い物よりも気持ちが大事だということだ。


 瓶の中に船を作る『ボトルシップ』はとても喜ばれた。


 かなり、時間がかかった。

 シフアさんは、ちょちょいと作っていたけど。


 ボトルシップ以外に喜ばれたのは、俺とキュアートさんの2人の姿を絵描き鬼さんに描いてもらって、それをパズルに加工したことだろうか。

 面白いと言って喜ばれた。






 

 税率に関して、ゲスゲス子爵の際は8割だったのを3割に直ぐに変えたため、大変喜ばれた。

税率1割にしようかなと独り言を言った際に、皆に全力で全力で止められた。


 領民からも心配された。良い領民たちだ。

 今後、何かしらが起きて、上げなければならなくなった時に、多くの不満が出るという意見を言われた。


 冗談のつもりだったのだが、さすがに1割とかにしたら、他貴族に目をつけられてしまう。


 税率3割というのや住みやすい環境という情報が流れ大勢アサヒ街に領民になりたいと押し寄せてきたが、その都度、俺が魔力の鮮やかさで判断したため、変な輩は入ってきていない。と思う。


 この街の平均月収は、20万~30万とかなり高い。

 ファスの街は10万~20万 


 セカドの街は、俺が社長のセカディアチェリーの高給料によって、15万~25万とギャスラインのときに比べて上がったようだ。


 それに、税率について過去のきつさを知っている者なら良いが、今後、その子供たちの代になったときに、税率1割から3割にあげるとなったら、かなりの不満が出る恐れがあると言われ、納得した。


 ドラーシァさんやキュアートさんの領地も俺と同じで税率を少し下げたと聞いた。 

 ドラーシァさん、キュアートさんは、公爵家であるため、大幅に下げることはできず、兼ね合いが難しいようだ。

 公爵家以下の貴族に影響を与え兼ねないためである。







☆☆☆☆☆




「あのぉー。パーティーはしないのですか?」



 会議を終え、お食事タイムに入った。

 王様、王妃様、シャルルさん達が顔を出していたようで、会議が終わり次第、部屋に入ってきた。


 俺の隣にいるシャルルさんがそう発言した。

 側にいる、王様や王妃様もうんうんと頷いていた。


 


 今まで、パーティーをしたいという配下は居なかった。

 もともと、貴族とかではなく平民が多かったからというのもある。

 

 パーティー会場や多目的ホールとかの建設予定はないが、結婚式場は今後作ろうかなとは思っている。

 ほら、やっぱり、大事じゃん。そういうの。

 


「すみません。お誘いを受けたことがありませんので……」


 悲しそうに続けて言葉を発するシャルルさん。



 いやいや、無理だから。

 あぁいうの、緊張するだろうし。


「パーティー会場がありませんので」


 わざと、屋敷を広く作っていない。

 パーティーをしたいと言われた時の対策を予めしておいた。


 だって、テンプレじゃんっ。

 貴族になったら、なんだかんだで行かなくちゃいけない、開催しないといけないのが。


 テンプレは、消化したいよ?

 消化したいけどさ、嫌なテンプレあるじゃんっ


 まぁ、確かに、最近テンプレに出会ってはないけど。

 似たようなテンプレはあったな。


 ゴブリンに襲われそうになっている女性騎士を助けた。

 助けた場所から、街までが遠かったから、ゴブリンから救出して、女性騎士がおなかを空いていそうな感じだったため、食べ物を与え、飲み物にこっそりスリープポーションを混ぜて眠らせて、街まで抱きかかえて連れて行ったよ。


 



「えー」


 シャルルさんが驚きの声をあげる。


「それなら、パーティ会場が建設できるまで、他貴族のパーティーに参加するが良い。それに社交シーズンに入るからな。どっちにしろ、出なければならないぞ。サント国最初の社交会場所は王都だ」


 王様が口を挟む。


 社交シーズン。

 やっぱりあるよね。


 船がないからいけませんとか言い訳できないよね。

 船の存在はバレている。それに、魔法船をいくつか持っていることもばれてる。

 これだけ、会いに来られたらね。しかも、大きな船すぎて、漁師の船ですっていう言い訳も厳しい。



 キュアートさんは船を持っていない。

 転移魔法があるから必要ないのと、セカドの街は海に面していないからだ。


 今日会いに来たのは、社交シーズンについて知らせるためだな。

 行くとしても、俺踊れませんよ?


「キュアートさんも参加するんですか?」


「参加するきゅあ。たくさん、食べて飲むきゅあ」


「ただ食いの季節がやってきたどら」


 ドラーシァさんもどうやら参加するようだ。

 まぁ、この二人の間に座っていれば問題ないかな?


 なんだかんだ、寂しくなったのか、サキューナさんもサドンの街に戻ってきてサキュプゥさんの指導の下、領地経営頑張っているみたいだし。

 参加するだろう。


 レイアートさんのところも参加するだろうな。

 断るの苦手そうな人だったから。


「分かりました、行きます。自分が不在でも配下のみんなは仕事をこなしてくれると思いますので。そこは良いとして、住むところとかってどうなるんですか?」


 毎日、転移魔法で帰る予定だから、正直、領地に関しては問題ないだろう。

 住む場所どうしようか。


 お付きの者と言うことで20名くらいは連れて行きたい。

 高級宿屋の予約とかしといたほうが良いのかな?


「住むところなら王都の一等地にあるだろう」


「ありましたっけ?購入した覚えは……あっ」


 トランプで大富豪?した時に、もらったような?

 あれっ、違ったか?シャルルさんの足のお礼だったな。


「それで、先ほどから、言おう言おうと思っていたのだが、この街、天使の実を食べたもの多くないか?」


 国王が、シフアさんのイルカとアリアさんのきつねの精霊を見ながらそう言った。


「そうですか?すみません。他の街にあまり行かないので気づきませんでした」


 裁縫鬼さんの能力は、天使の実。

 絵描き鬼さんの能力も天使の実の能力ということにしている。

 



 そして、俺とキュアートさんの転移魔法も天使の実の能力であるとしている。

 いやぁー。便利だ。

 とりあえず、今後、困ったら天使の実のおかげにすればよいのだから。


「天使の実について、まとめられた資料によると、良い者たちが集まる村や街付近に天使の実が落ちていることが多いようだ」


 へぇー。それは知らなかった。

 ということは、王様から見たら、この街は良い者たちが集まると言いたいのだろう。

 そして、その良い者たちを集めた領主である俺を褒めてくれているのだろうか?



 






後日、社交界について、サキュプゥさんに話を聞いた。



①王様が主催する社交シーズン始まりは王都で行われるがそれ以降は、リゾート地でやる場合もある。過去には毎月行っていた王様もいた。

②舞踏会は行われたり行われなかったりする

③屋敷の中に劇場がある者もいて、舞踏会がない場合は、大抵が劇を見る。

④当主でない子供は政治には関係ないため、娘ならば母親や監視役と共に、息子なら監視役付きで社交に興じる。

⑤ティーパーティー(女性がメイン)・ダンスパーティー・ディナーパーティー(晩餐会ばんさんかい)といろいろある

⑥舞踏会は、男女がダンスをする場。踊りはするが、お見合いも兼ねていると言える。

⑦社交界デビューした令嬢たちが、将来の夫を見つけるため、ドレスを着て化粧をして立ち振る舞う場。

⑧王都主催などの格式高い舞踏会では、招待状に招待客の爵位(未だ爵位を受け継いでいない子供には、○○の長男などと記載されている)と名前が書かれている

⑨上記の場合、曲名や順番も招待状に記載されているため、予め踊りたい相手の名前を書く。女性のみ記載可。

⑩舞踏会当日は、招待客の中で最も地位が高い男性と女主人(娘)が踊り始める。そして、夜の間、男女が次々とパートナーを変えて、踊り語らい、結婚相手を見つける

⑪決められていた曲数を超えても終わらず、残りは、男性が女性に対してパートナーの申し込みを始める。

⑫モテない令嬢は悲しむこととなる。


 




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