第95話 ハゲチャビン討伐!?と鬼の数え方
~ハゲチャビンの部屋~
「どっ、どういうことだ?」
ハゲチャビン校長は現在、かなりうろたえている。
「だから、無効だと言っているんですよ」
「なにが、無効なんだ?ここに、マジックスタンプの押された借用書がある」
俺が連れてきたこの街の役所の人が、校長の出した借用書を確認する。
「マジックスタンプ押されていませんね。これでは、正式の契約書とは言えません」
「そんなわけあるか……ほんとだ。何故ないんだ。俺が確認したときにはあったはずだ」
校長は、はげ頭をさする。
「マジックスタンプは、一度押すと消せない代物です。それなのに、押されていないということは、契約不成立です。いくら、建物や土地を担保にすると書いてあっても意味はありません。その借用書はタダの文字の書かれた紙きれです」
役所の人は、淡々と言い放つ。
「じゃぁ、俺が貸したお金は帰ってこないのか?」
「まぁ、そういうことになりますね。ご愁傷さまです」
役所の人は、もう話すことはないといった風に、ハゲチャビンの部屋から出て行った。
マジックスタンプは、消せないと言われているが、キュアートさんレベルになると、魔法関連を打ち消すこともできる。
キュアートさんにお願いした。
夜中にナイトメアを使い忍び込み、書類に押印してあるマジックスタンプを消した。
因みに、マジックスタンプや、冒険者ギルドカードなどの○○カードは、キュアートさんとドラーシァさんとの共同開発。魔法船も同じのようだ。
だから、まともなものができたのかーーと思った。
ドラーシァさんの屋敷に行き、マジックアイテムを見せてもらったのだが、とぶとぶの他にも変なマジックアイテムが多かった。
「おいおい、返済の期日はとっくに過ぎているぞ?どういうことだ?払えねぇのか?」
役所の人と入れ替わりに、俺がサキュプゥさんにお願いしておいた者が入ってきた。
巨鬼族の男たちだ。2mのゴリゴリマッチョ姿で現れた。
その数、10鬼。
鬼の数え方って『鬼』であってるかな?笑
後で、キュアートさんにでも聞きに行こう。
「まっ、まってくれ。金は、準備する。準備するから、待ってくれ」
「待てねぇな。払えねぇなら、お前とその部下たちを奴隷落ちさせるだけだ。俺らは、早く金を返してほしいからな。悠長には、まっていられねぇんだよ」
さぁ、何故、ハゲチャビン校長がお金を巨鬼たちに借りたのかは、少し理由がある。
ラフリィさんことミツナちゃんの手腕だ。
源次郎さん(ハゲチャビン校長の名前)と一緒に住む家が欲しいなぁと言って、家を購入させたのだ。 購入してもらった家の登記の名義は、もちろんラフリィさん。
家までの経緯に至るまで、大きな魔法船5億円のものをおねだりしていた為、家を購入する資金がない状態だった源次郎は、偶然、さも偶然のように現れた巨鬼に、お金を借りた。
☆☆☆☆☆
この街の騎士らを呼んで、お金を貸した証明になる書類を見せた。
同時に呼んでおいた、奴隷商人と奴隷落ちの際のお金の話をした。
貸したお金分にはならなかったが、奴隷落ちさせてお金が入ってきた。
もう、利益でしかない。
5億円もの魔法船を手に入れれたし、この街シックスンの街の家も手に入れた。
全部、ラフリィさんがプレゼントしてくれた。
魔法船、領地に持って帰ろう。みんな驚くぞ笑笑
サキューナさんからもらった船よりも大きい。
なんか、船を使って商売がしたいなぁ。
俺の村になにか良いものがあれば客寄せできるんだけどな……
すでに、着手しています笑笑。
ハゲチャビン校長と同時並行でドラーシァさんと一緒にいろいろとやっていました。
~キュアートさんの部屋~
「鬼族は、人間と友好関係にある者は1人、2人と数えるきゅあ。でも、一般的なのは、1匹、2匹きゅあ。そのほかにも1鬼、2鬼という数え方もあるきゅあ」
「人魚族はどうなるんですか?」
「人魚は、上半身は人間、下半身は魚の形きゅあ。基本的に1人、2人きゅあ。因みにケンタウルス族も1人、2人と数えるきゅあ」
ケンタウルスは、上半身が人間で、下半身が馬だったよな?
悪魔は、1匹、2匹。天使は、1人、2人と数えると、ネットニュースで見たことがある。
お読みいただきありがとうございます。




