第93話 アリアさん(貢がれ担当?)の話①
誤字報告 メッセージで受け取りました!
ありがとうございます!
変更済みです!
「こんなにもプレゼントされてしまいました」
クルミラさんとシフアちゃんに偶然会いました。
「やっぱりかわいいと得だね。アリアちゃんっ」
健気にシフアちゃんがそんなことを言います。
プレゼントされるのもいい事ばかりではないのですよ?
周りの女性陣からは睨まれているように感じますし。
過去に、私に夢中になったらしい男性の方が彼女よりも私に高価なものはプレゼントしてしまい、カップルの関係を壊してしまったことがあります。
私は、正直、幼少期のころから可愛かったです。
自分で言うのもなんですが……
私の家系は可愛いキレイな魅力的な人が生まれることが多いようです。
身の危険を感じることも幼少期のころからありました。
奴隷狩りに会い、奴隷商店に売られそうになったこともあります。
なぜか、その際にキツネさんが現れて、助けてくれました。
私は、奴隷狩りに会ってから、自己を守る手段を得るために、森の中でモンスターを討伐するようにしました。
死にそうになるとキツネさんがふいっと現れ、助けてくれました。
「クルミラさんとシフアちゃんはなにしてたんですか?」
「シフアとクルミちゃんは串屋で食べてて、今から、ショッピングするところ」
クルミラさんもシフアさんの言葉に頷いています。
「そうなんですね。じゃぁ、私は、隣街に行こうと思っていますので、失礼しますね」
「はぁーい」
「気を付けて行ってきてくださいね」
シフアちゃんの間延びした声に、クルミラさんの心配する声を聞きながら、ドラーファの街を後にしました。
☆☆☆☆☆
ドラーファの街の隣街、アサヒ村とは反対方向の街は、150kmほどの距離があります。
マウンテンバイクに乗って進むと、8時間~9時間はかかる計算です。
ですが、休憩を挟んだり、長時間そんなに自転車のペダルをこぐのは身体的に辛いものです。
そこで、咲夜さんが提案したのが、風の魔工石を使うことです。
実際、魔工石というものは、燃費が悪いのと、1つ1つの品質が異なるため、マジックアイテムに魔工石をはめ込んでも、威力が高まりすぎたり、思った以上の威力が出ないという欠点があります。
そこで、クルミラさんが作った新しい金属?の研磨剤が役に立ちました。
本来、魔石から、魔工石にする場合は、いろいろな道具で削るのですが、高ランクの魔石ほど硬く、削るのが困難になります。
ですが、今では普通にすべての魔石を魔工石に均等な最高品質で作れるようになっています。
主に咲夜さんの作るものだけですが。
魔族は魔工石の扱いになれていると聞きます。
咲夜さんに『どうして、そんなにきれいに作れるのですか?』ときいたところ、何となくわかるんですよ?と返事が返ってきました。
フィーリングというやつですね。
流石、私の夫です。
現在、風の上位属性の嵐の魔工石を使って、進んでいます。
目的地である、サファイアの街は、宝石であるサファイアがダンジョフロアボスからとれる街です。
フロアボスを討伐すれば絶対取れるわけではありません。
絶対取れるのであれば、市場にあふれかえってしまいますよね笑笑
街の中にダンジョンがある面白い街です。
咲夜さんは『あっ、そういう系のダンジョンか。』と言っていました。
私は、サファイアをダンジョンでゲットして、咲夜さんに渡すために今回1人で向かっています。
側近配下(藍川さん・クルミラさん・ファリアさん・シフアさん・ティナさん・私・シャボンさん)の7名で、毎月、咲夜さんにどれだけ上納できるかを競い合っています。
1位 シフア (魔工石の作成)
手先が器用なシフアさんは、魔石を魔工石にする作業をしています。
魔工石屋の店長を咲夜さんから任されています。
シフアさん、集中型のようで、魔工石の作成を行うときは集中して一気にするのですが、しないときは全くしません。
子供たちと、村の中を追いかけっこして遊んでいます。
シフアさんは、まだ10歳です。
15歳で成人ですから、遊びたいのは分かります。
咲夜さんも特に、怒ったりはしないです。
流石、私の夫です。
2位 アリア (貢がれた物をそのままお渡しとポーション作成)
2位が私です。貢がれた物をそのまま咲夜さんに渡しています。
それと、ポーション作成をしています。
咲夜さん的には、医学の教本(ダウンロードしてあるためスマホで閲覧可能)を読みながら、細かく効くポーション作成を行なって欲しいみたいです。
一応、ポーション屋の店長を任されています。
私が、任されているポーションは、主に、治癒や解毒などの改善する系統です。
3位 クルミラ (武器・防具・農具・新しい金属の研究)
武器屋・防具屋・農具屋・お酒屋をクルミラさんは任されています。
今後、甘いお酒を造るようで楽しみにしています。
4位 藍川 ことみ (食べ物関係)
藍川さんは、他の街に自身の作った調味料を売って利益を出しています。
アサヒ村で、料理屋の店長をしています。
5位 ファリア (ポーション関係)
薬草学の研究をしているファリアさんはポーション作成をしています。
咲夜さんが時折、採取してくる、魔草をいろいろな組み合わせでキュアートさんの著書に記載されていないものを作っています。
成果は、あまり出ていません。
他の安価の素材でできる攻撃力上昇ポーションFランクを高価な素材で作ってしまったりとむしろマイナスの状態です。
6位 シャボン (回復関係)
癒し鬼のシャボンさんは、ドラァーシアさんの部下が数年前に発見した温泉?に入るようになり、癒しの力が使えるようになりました。
普段は、無償で、アサヒ村の人のケガを治しています。
私、回復用員だったはずなのですが、立場を取られちゃいましたね笑笑
今日は、咲夜さんと一緒にドラァーシアさんの屋敷に顔を出しているはずです。
治癒院の院長を任されています。
シャボンさんは一応、癒し鬼のリーダーだったようです。
現在、各地に散らばっていた、癒し鬼の者たちにアサヒ村に来ないか?という話をレシャさんと共にしており、続々と治癒院の人員は集まっています。
7位 ティナ (村の門番)
ティナさんは、村の警備です。
夜、いつも違う鬼さんたちと話をしています。
なにか、秘密の特訓をしているようです。
『『縮地法』『鬼火』『鬼水』『兜割』『巨鬼化』を覚えましたでス』
と以前教えていただきました。
咲夜さんは、かなり驚いていました。
よしよしと頭を撫でていました。
羨ましい限りです。
鬼さんたちは、鬼族のリーダーであるようで、完全に人間に変化しています。
たまに、お子さんを連れてくることがありますが、その時は姿を隠蔽する魔導具を装備してきているため、村の人たちにはバレていません。
鬼族の方は、毎回なにかしら、お土産を持ってきてくれるため、村の人たちは歓迎しています。
お読みいただきありがとうございます。




