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ナナ
気づいたら独りになってて。
怖かった。
でも、その時に差し出してくれた。
貴方の声が痛いほど優しくて。
泣いていた。
そうしたら、貴方が「ナキムシ」だって言うから。
「貴方もだよ。」
なんて言ってみたら。
楽になってた。
笑ってた。
いつもみたいに、ふざけたこと言い合って。
懐かしいなんて言わないで。
今を、そこにある今を握りしめて・・・。
「ほら、息を吸ってはいて。 生きている。 一歩一歩、歩いている。 ただそれだけでいい・・・」
「大丈夫。 僕らはずっとここにいるよ。」
「だから、全てさらけ出してみて。」
「さぁ、胸を張って言えばいいんだ。」
[それが、僕らだ]
ずっと ずっと ずっと・・・。




