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エピソード5 労働

前回までのあらすじ

主人公 六は大きな鬼に地獄で働くことを命じられた。

しかし、働くことが嫌すぎて現在まで家も食もない状態で過ごしてきた。それがいつもの事すぎて慣れていたがついに働かないと行けなくなった。帰り方も分からないままやっと見つけた希望を六はどうするのか。


「働きたくないです…」

言ってしまった。働かないと帰るための手がかりが見つからないのは分かっているのだが、もしここで働いてもなんも手がかりが見つからないかもしれない。

そんなことを思っていると大きな鬼は困った顔をして、炎達の方をみた。

すると、後からこちらを下駄の音が近ずいてくる。

振り返ってみると、身長が同じくらいの人がきた。

(あ、ツノが生えてる。)

そんなことを思っていると、大きな鬼の方へ歩いていった。

「お話中すみません。今の状況を説明していただきたいのですが、今はまだ裁判の時間ではありませんよね?」

と淡々と話して言った。

大きな鬼はその人を見るなりさっきの迫力のあるオーラが無くなり、その人に状況を話し始めた。

話し終わったあと、把握したのかこちらを向いて近ずいてくる。

「君が迷い込んだひとですね。ここまで大変だったでしょ。ゆっくりしていってくださいね。」

と言いながらニコリとわらった。

(目が笑っていない。)と心の中で思ってしまった。

そんなことを考えてる間にまた話し始めた。

「名前がまだでしたね。わたくしは閻魔といいます。一応貴方達の世界で言うところのCEOみたいな立場のものです。」

といいながらお辞儀をした。とても様になっていた。

閻魔といえば大きくてとても怖いイメージしか持っていなかったのでとても驚いた。どっちかと言うと奥の大きな鬼の方が閻魔っぽいと心の中で思っていると、

「何を考えているかお見通しですよ。よく言われるんです。気にしているので言わないでくださいね。」

と言いながら少し睨んできた。

さすが、閻魔という感じのオーラだった。

「話を戻しますが、働くのは嫌ですか?」

と閻魔は聞いてきた。

「嫌とかでは無いんですけど、働いたことがないって言うか…」

そう、もごもごと話していると閻魔は呆れたのかため息をついて、「鏡にたってください」と言った。

言われた通りに鏡に立つと、さっきまで鏡だったのになにかが映り始めた。

そこに写っていたのは昔の俺だった。

思い出したくもない過去の俺。




10年前―




「お母さん!!見て!また僕金賞とったんだ!」と笑顔で金賞と書かれた表彰状をみせた。

「…………」

何も喋らない。

(ただ褒めて欲しかっただけなのに)

それもそうだだって、お母さんは………





「やめろ!!!」

いきなり叫んだ六を見て閻魔や炎達は驚いで六の方を見た。

「俺の過去を見ないでくれ……お願いだ…」

同情してほしわけでも慰めて欲しい訳でもない。ただ、そんな声をかけられて惨めるなるのが嫌なだけなんだ。

六がそこまで取り乱すと思わなかったのか閻魔は謝った。

「すまない。そこまでとりみだすとは思わなかった。君が帰るための手がかりが見つかるかと思ったんだが本当に申し訳ないことをした。」

別にそこまで謝られるとは思っていなかったが、自分も言いすぎたなと思った。

「六ごめんな…閻魔様も悪気があってやったことでは無いんだが、俺からも謝罪させてくれ」

炎と花子も申し訳なさそうな顔をした。

(いや、、ここまでになるとは思わなかったが、、そこまでしなくても、、)

「俺は大丈夫。手がかりを見てけてくれようとしてたんだな。ありがと。」

というとみんな元の顔に戻った。

確かに、元の世界に帰りたい

(いや、俺は元の世界に帰っても居場所なんて)

心の中では帰りたいなんて思っていないのかもしれない。

けど、今は考えることをやめよう。

「それでも困りましたね。普通なら帰り道はあるはずなんです。」

と閻魔は不思議そうな顔をした。

「三途の川をご存知ですか?そこでまだ生きてる人は元の世界に戻されるんです。」

確かに聞いたことがある。三途の川でおばあちゃんが手を振ってるなどもみんな聞いたことがある物語であろう。

しかし、そんなことは自分にはなかった。

「ここに来る前に誰かに会いましたか?」

そう閻魔にここに来る前の出来事を言った。

「謎の女と着物を着た大きな女ですか…聞いたことないですね。私のところにもそんな方々が働いてるとは聞いたことがありません。」

そう言うとまた閻魔は困った顔をした。

「一旦この話は持ち帰って色々調べてきますね」

と閻魔はいって、書類を机に置いた。

色々してもらっているのに俺はほんとうに申し訳ない。

「ま、まあ!!お腹すきませんか!!ごはんでもたべません?」

と口を開いたのは炎だった。

炎は気まずいのかチラチラとこちらを見てくる。

「そうだな。俺もお腹すいた。」

そういうと炎は笑顔になって、ご飯を食べに行くことになった。


社員食堂

「ここが!食堂だ!六!なにかたべたいものはあるか!なんでもいいぞ!」

メニュー以外はふつうの食堂だメニュー以外は、

「俺のおすすめは目玉スープ定食と魔女特製野草カレーだ!」

見るからに禍々しいが空腹で苦しむよりマシだ。

「じゃあ、お勧めしてもらった目玉スープ定食にしようかな」

そういうと炎は「チャレンジャーだねー」といい、頼んだ。

「お待たせしましたー。目玉スープ定食とヤモリの塩焼き定食ですー」

そう言われ出されたのはどう見ても食べていいのか分からないスープが出てきた。

(これ、食べれるのか?)

そう思いながら机に着いた

花子はもうとっくに頼んで食べ始めていて、食べ終わりそうでいる。

「遅いぞ!お前たち!妾はもう食べ終わってしまうじゃないか!」

そう言いながら、口の中いっぱいにご飯を入れる花子であった。

席に着いたあと炎も話はじめ、3人でご飯をたべた。


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