エピソード3 謎の場所
周りを見渡して歩いていると何かとぶつかった。
すみませんと顔を上げると目が無い女がいた。正確には目はあるが無いように見えるのだ。目の奥に引きずり込まれるような。なにか不気味な雰囲気だ。目が離せない、動けない、何も考えられない、そうなっていると後ろから目を覆われた。
「さとちゃん!!め!普通人間にしたらダメでしょ!!しかも生きてる、生きてる!?」
後ろから大きな声が手を覆う角度から見ると自分より大きい。振り返ると、角の生えた鬼だった。
目無し女は謝りながら鬼を見ていた。
すると鬼は自分の方を見て言った。
どこから来たの?まだ生きてるよね?と色々起きすぎていたが、さっきのことを思い出した。あの女!!当たりを見渡すともう、居なくなっていた
逃してしまった。帰り道も分からないのにそう思っていると鬼はなにかに気づいたのか自分を持ち上げ走った。なにするんだ!と声を上げるがなにか焦っているようだった。走り終わると自分を下ろしていった。
「帰り方わかる?分からないならこれ付けて!」
とつのを渡された。あとは服装と言いながら小屋に入っていった。すぐ出てきて服を渡された。それは幼稚園以来の来たことがなかった着物だった。俺は着物の着方が分からないと言ったら着せてやると小屋にいれてもらった
小屋に入ると色んなものが置いてあった。それはとても華やかでキラキラしていた。俺が手にしたことないいろんなものすると、奥の飾りが目に止まった。
「これなに?」と鬼に聞くと笑顔で死者の遺品といった。なぜ、死者の遺品がこんなにあるのか分からなかったが、そんなに深くは聞かなかった。
「これと、あとは自分でつけてね!気に入ったものあったらつけていいから!付けすぎは目立つから気をつけてね!」
そう言うと辺りを見渡し最初の目に止まった飾りを取った。
「それ気に入ったか!!綺麗だもんな!」
と笑顔で言ってこちらを見てきた。あまり人や動物に興味がなかったが、怖い。俺にもこんな感情があったなんてと驚きつつ、ついていった。
「おなかすいたか??やっぱ最初は怖いよな!!帰れるといいな!けど、どこから来たかわかんねぇな!!!かはは!!!」
とマシンガントークをされ喋るすきがない。
何時間歩いただろうか、疲れ切っていると着いたぞと言われ息をのんだ。
それは異質で綺麗で不気味で美しい建物。
『地獄へようこそ!!少年!』




