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妄想癖のお嬢様と天然スケコマシ

作者: マルコポッコリ

一応処女作になります。良かったら見てやってください。

「いつも君の笑顔は可愛いね。」


そう言うと何故か隣の席のお嬢様は顔を赤らめながら俯いた。


「(もしやもしやわたくしの事を好きなのでは!?)」


もちろん「勘違い」である。

この男は天然スケコマシであって恋心があって言っているのでは無いのである。


「結婚式はいつ挙げますの?」

「子供は何人欲しいですの?」

「いつからわたくしの家に越してきますの?」

「ここにサインしてもらえますの?」


結果お嬢はいつもヘンテコな方向に拗れてしまいこのような発言をしてしまう。


2月14日つまりバレンタインデー。

拗れに拗れたお嬢は巨大なハートマークのチョコを男に渡そうと。告白してやろうと決意した。だがお嬢が一つだけ失敗した点がある。それは言葉で伝えなかったことだ。


「(流石にハートのチョコを渡せばこの男も勘違いするはずないですわ!)」


だが読者は分かっているであろうこの男である。この天然スケコマシは義理チョコであると勘違いしてしまったのである。


「ありがとう。お返しはちゃんとするね!」


「違いますわ!アナタ好きだから渡したのですわ!」


「え?」


「え?」


男はぶっ倒れた。目覚めるとその告白に関する記憶だけが失われていた。


「いつになったら気持ちが伝わりますのー!!?」


お嬢の挑戦は続く。

お嬢もやばいですが真にやばいのはやはりこの男でした。

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