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通話

『麻布●ー□ー△にてkとsが密会、ネタ確定』

「△月▼日、■と合流」

デスクには付箋だらけでどれが新情報か分からなくなるがここも私の仕事場でもあり家の一つ


ほとんど立ち寄ることもないけど、ここが私の自宅

築5年5階建てマンション、2LDK

休みになる時が不定期でいつも会社に泊まり込みか先輩カメラマンの自宅で休憩が主。

車中泊もある。

一日中この部屋に居ることはほとんどない。

最後に朝昼晩、家として機能させていたのは2年ぐらい前になるかな。

その当時は今の部署になる前だったこともあり、一般的な人たちとそこまで変わらない生活が出来ていた。

朝に出社し、夜もたまに残業して家に帰宅するという極々普通な生活だった。

部署を異動して以降は毎日バタバタしている。

電話があれば、即準備して現地に赴く。

現地で張り込んでスクープを拾い、会社に着いたら、即入稿準備。終わる頃にはいつも日にちを跨いでいる。

たまの休日も半日のみで留守電があれば、また張り込み。

正直云えば、今の仕事は辞めたいぐらい。


だけど、お風呂に入ってる時は別

湯船に浸かっているときは嫌な事は全て忘れられる唯一の癒しの一時だ。

お風呂からあがり、髪を乾かしてビールを呑む、そして

「あぁー。」

(仕事帰りのサラリーマンのように)

これも癒しの一つ。

"オヤジギャル "少し前に三沙たちに言われた

けど気にしない。

いつものようにビール片手にテレビをつけようとすると、留守電が入ってたことに気づいた、また仕事だな…。

そう思いながら再生した。

『こんばんは、孝輔です。お留守のようなので留守電失礼します。

週刊日京さんと共同の仕事が始まることになりましたので先に伝えさせていただきます。折り返しお待ちしてます。』

p ー p ー

孝輔くんなんで私の電話番号知ってるの?

名刺交換はしてなかったっけ。いやそれより、どんな仕事だろうか。急いで折り返す。

「もしもし、森谷です。夜分遅くにすみません。」

「こんばんは。いえいえこちらこそ、ごめんねこんな夜遅くに」

「それは大丈夫だけど、よく私の編集先知ってたね。教えたっけ?」

「あぁ。こないだ浅草で遊んだ時、繁治と

名刺交換したでしょ?それで知ったんだ。」

「あっ、そうでしたか。」

そういえば、特に理由もなく交換したな。

というかシゲくん何で教えた?別にいいけど…

「さっき留守電で知りましたけど、共同の仕事っていうのは?」

「うん。まだ知ってる人たち少ないけど、今度ウチの会社とそっちの出版社が共同製作で新しい雑誌作るみたいでね、まだ企画だけど。その上で友枝ちゃんとも仕事で交流する時があると思って挨拶しとこうと思ってね。」

「あぁ、そうなの。」

「出来ればでいいんだけど、近いうち時間作れたりできないかな?詳しいことも話したいからさ。」

「うーん、今週だと…明後日のお昼ぐらいなら抜け出せそうね。」

「本当?じゃあ明後日の昼にどっか喫茶店で待ち合わせしようか?なるべく仕事場から近いほうがいい?」

「そうですね…孝輔くん仕事場、どちらだっけ?」

「俺は江古田周辺」

「私は新桜台が近い」

「あ、じゃあ●○にしよう。よく行く喫茶店があるからそこに集合ってことで。」

「分かった。じゃあ、そこで場所は……

了解、じゃあ明後日に、はい、はいおやすみなさい。」

ずいぶんと急な連絡だったな。ま、いっか。

時計を見ると0時になろうとしていた。

明日も早いからもう寝よう。


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