〜魔界大魔王ポンコツ過ぎて異世界転生へ〜
XXX年△年○日
ここに大魔王キール様ポンコツショタちゃん現る!!
大魔王天才児なのに。。!?
XXXX年△年○日 魔界~~
…コソコソコソコソ
魔物A『おい,聞いたか?また魔王キール様が大公爵様達を困らせてるらしいぞ』
ガヤガヤ…
魔物B『あらら~またかぃ~?』
コソコソ…
魔物C『お!聞いたぞ聞いたぞ~〜!
勇者は封じ込めたが勇者を率いるパーティーメンバーや勇者の国が活性化してるせいで今度は、
オレら魔界全体危うくなるらしいぜぇぇ〜~?』
魔物D『らしいなぁ?新たな勇者が攻め入るから転生魔法を試み勇者の国から人残らず封印できる力や転生魔法?てやつを世界各国の魔術からやり手、魔法書を集めさせている様だな』
魔物E『クック笑、駄々こねて公爵様方に叱られてるてよまーたかってなぁ?』
魔物A『だがキール様がやる事は大きい事が多いからなぁ、、また魔界や世界ごと破壊されねぇか心配だぁ…』
〜ガヤガヤ〜
この頃,魔界では誰にも負けない魔界1魔王1帝王1の強者で見た目は幼い姿が愛らしぃ、
綿菓子みたいなふわふわプリチーな小動物級のショタ姿が素敵な最強のお姿…。
そして仕事に関してはポンコツなこのお方…笑
この魔界屈指の最強魔王こそ。
〜〜
魔界全体に愛される大魔王キール--。
魔界全体を愛し支配し魔界を潤し癒し魔界ごと従わせ魔界経済から教育まで回しているッッ!
力や頭脳、身体能力、魔界一の天才児!
~人間界では12歳くらいの男児の姿から~
~人間界に降りればすぐに全生き物に愛されるお方である~
ーーそしてそんなキール様の、コレクションは勇者を封じた“勇者像”ですがーー。
このお方とてつもないドジっ子さんで…(やれやれ)
1日1回は、封じ込めた勇者を解かして元に戻してしまう始末です。
そんなキール様を魔界中みんなが今噂してるある事が冒頭であったう・わ・さ・気になりますね…?
さぁさぁ今魔王城ではどうなってるんでしょうか…?
ーーーーー魔王城ーーーーキール城ーーーーーーー某時刻ーーーーー
『うーー〜ッーるさぁ〜〜ッぁあいッッっ!!!』
ぷくっと桃色に膨れたもちもちすべすべの両頬
そして白く薄長くとんがったお耳まで先端が桃色で。
綺麗な紅色とコールドブルーのオッドアイである瞳も。
その上から伸びる細長い薄っすら白い睫毛も。
少し見える鋭い白く光る歯も。
立ち上がってもご自分の座席や座椅子から少ししかお顔が見えないお姿もとても愛らしく魅了的すぎて全く緊張感がなくわきあいあいといつもの会議が始まっている魔王城で御座います。
(ーあ、どうも,私魔王キール様が主人。魔界1対応に使える執事1のズボラ執事アスールと申します。以後お見知り置きをー)
ぁぁ、、ぁあ!!なんて憤怒していても…何故こんなにこんなにっ、
全く説得力がなくっっ、、とても愛らしいのでしょうか…(小声)
〜〜
(ーうフフ,理解しておりますわざと聞く私も大概ですね。ー)
『(コホンッ)何か、お気に召されない部分がございましたでしょうか。魔王キース様。』
ニコニコと笑顔を絶やさずお聞きする。
『嗚呼っ!!大アリだぞ!?アスール!!
何故,僕自身次の異世界転生や魔法で必要になってくるんだ!?そしてそのニヤけずらを止めろいますぐにだっ!!』(シャーっ)
(-それだけは納得いかないという顔で睨みつけてくるまるで手慣れていない人間界の子猫の様にー)
『コホン。魔王キース様。キース様自身が勇者を封じ込めた様に、また勇者の国や勇者パーティーの活性化を防ぐには強力な魔力を持ったものが必要だから異世界転生や魔術を使いこちらの世界へ招くと言ったではありませんか。
その強力な魔力のエネルギー源はこちらではキース様自身ですので一緒に儀式を行う際居て下さなければいけません。
キース様以上は不可能でも,平均より上の魔力が高い方をこちらへ連れてこなければ異世界転生させる意味もないわけです』
(ーなんて,すぐにニヤけてしまう顔を笑わない様にするのは大変ですね。ー)
『そうだとしてもだっ!!一度もやった事ない儀式を成功させるには負担がデカ過ぎるだろ僕が!!魔王の僕に何があったらどうするつもりだッッ!!』((むぅ〜〜))
〜ぷくーとまた頬を膨らませ、足をバタバタして座椅子に座りくるくる回る憤怒の姿のキース様〜
『ですがキース様は魔界中の憧れるご存在!この機会にまた余計活躍すれば魔界の株も魔界人たちの株もタダ上がりでございます。また何かあればすぐに融通もきき魔界は潤います。それに、キース様は最強なのですよ?万が一なんてあり得ません。それは昔以上にキース様が頼り甲斐のあるところ見てみたいですねぇ今一度?』
〜どうですか⁇そろそろチラチラ見てくる気配ですが〜
『…チラチラっ…、ふぅんん?。っ、』
ーキタっ〜〜っっ!!!喰いついたかわぃっ!!ここは逃しませんからね強く出ますよ私ー
『カッ!!!…!!!!
これをやりこなせるのはこの魔界王きってに天才児!!
全魔界の憧れキース様しかおりませんッッ!!!』(キメ顔)
ーさぁ、どうでしょうかー
『ふふんっ??そこまで言われたらぁ??まっ、下僕達の言葉を聞いて実現してこそ?天才的魔王キース様だしなぁ??僕しか的確がいないみたいだしねぇ〜やるしかないかぁ?』
ーフフ…のかったみたいですねぇえ??
ニヤけ顔が止まりませんッッ‼︎
流石計算通りちょろポンコツ可愛いキース様ー
『流石でございますっっ!!!よっ!!魔界一!!帝王一!!世界一!!!キース様ばんざーい!!!』
〜ーウォオオオウ〜ッッ〜!!
流石ーー‼︎ヒューっ!!〜ー
キース様〜〜〜ッッ!!!!!
ぱちぱちぱちッッ‼︎‼︎〜ヤンヤンヤと私含め大公爵から使い魔や家来全員が拍手から歓声へ送るこれがいつもの流れだった〜〜〜〜〜。
ーこれが後々,後悔する様になるとはこの頃の私どもは思いも思いませんでしたー。
この後悔から,まんまといい様に載せられてキース様儀式へ参戦していきます。
魔界の命運は!?完璧に儀式が完成するのか!?はたまた、勇者の国からまた新しき勇者が襲ってくるのか!?防げれるのか!?
…続く。
続く。
作品をご覧いただき有難う御座います。
ゆっくりマイペースに上げていくためご了承下さいませ。