忘れないように、を大事に
私は、初心を忘れないようにしています。
私の初心は、私が電子書籍作家として一歩踏み出し、アマゾンに著者ページを作ったときに書いたこの文章です。
「本は語りかける物だと聞きました。メッセージ性のある、興味深い作品を書こうと日々精進しております。
時に、人は悩みます。辛い時にこそ寄り添える、一緒に悩みを乗り越えていけるような存在として、心に残る、大切にされる作品を届け続けたいと思っています」
これからも、この初心に添うような作品を書いていきます。
そして、座右の銘は日頃忘れないようにしたいと思う言葉にしています。
それは『因果応報』です。
悪いイメージのついてしまった言葉ですが、本来の意味は、
『自らの行いは、いいことも悪いことも返ってくる』です。
私がこれを座右の銘にしているのは、『悪い行いはしないように』と自分を戒めるためです。
『いいこと』は自らに返ってくると思った時点で『いいこと』ではなくなります。
『いいこと』をするのは難しく、日々、自らを戒めていないと行えない行為なのです。
『悪いこと』をされたからといって、自らが制裁を下そうとする必要はありません。
そういう行いをする輩には、巡り巡って『返って』くるものです。
『いいこと』を、そのしてもらったと感じる本人にお返ししなくちゃと思う必要もありません。
誰かに『いいこと』を行うことさえできれば、それは巡り巡って、『返って』くることなのです。
……。
まぁ、一種の思想ですね。
色々と思想を読んで、私の至ったところはここでした。
こういう心持でいるのはわりと難しいことなのですが、自分の考えを改めること、視野を広げることが、より生きやすくすることだなぁと思っています。
自分が楽に生きるのは、自分が自分自身の柵をなくすことなのかもしれないなぁと思ったわけです。
話しは執筆のことに戻ります。
今は『エンターテイメントな小説』が多く求められているように思います。
個人的な意見ですが、『エンターテイメント』というと、明るく楽しくというイメージが沸きます。
しかし、野球もエンターテイメントだ! と思えば、明るく楽しいだけがエンターテイメントではないと思うんです。
点差が離れ、絶望的でも勝利を求めて乗り越えようとする。
それから逆転サヨナラ勝ちなんてしたら、もう、喜び方もわからなくなるものです。
ええ、あのクリンナップ三者連続ホームラン、逆転の場にいたので、実感しています。
……野球に例えてすみません。反省。
まぁ、そんなわけで、『エンターテイメント』の解釈も色々できるなと思います。
絶望を想像しながらも、その中でも見いだした光こそ、感慨深いものを味わえる……それも、ひとつのエンターテイメントではないかなと。
私の長年の時間を注ぎ込んでいる長編小説「女神回収プログラム」は、そんな小説です。
本当に長いですが、その分、
「読んでよかった!」
と言って頂けるような作品を目指しています。
「ああ、創作やめたんだ」
と思っていた私が、こうして創作に戻ってきて、なにを削ってでも長編小説を執筆している。
そう思えば、今後なにがあっても、
「私には何よりも大切な長編小説があるさ!」
と、乗り越えていけると思っています。
「女神回収プログラム」をより多く、ひとりでも多くの方に愛される作品となるように――それを目標に完結目指して執筆していきます!
これで、このエッセイは終わりです。
ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。
今度は別の作品で、また、お会いできることを願って。




