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地図が苦手な理由

私は地図や地理が苦手です。

方向音痴だからとか、社会という教科が苦手だからとか、色々と理由を考えましたが、数年前にしっくりきた理由を見つけました。


日本地図を習う時期に、多分、私は小学校に行かなかったんです。



……ええ、学校に行くのが辛くなって、私は家族にバレナイように三ヶ月間、小学校に行きませんでした。

あれは、小学生四年生でしたね。


母親は七歳になる前にいませんでしたし、父親は早朝に家を出ていました。

……今思えば、別に早朝であって深夜じゃないんでまぁ、そんなに早朝っていうか、普通って感じですけど。

さて、父親への悪態はさておき、

兄は高校、姉は中学に行っていました。


私は祖母に『学校に行ったフリ』をしていたんです。


祖母は私が家を出た後に仕事に行っていたので、行くフリはしていたんですね。

いや、もちろん、その前は仮病を使っていましたが、祖母が休ませてくれなくなったので、苦肉の策を強行したわけです。


しかし、祖母も簡単に騙されるわけでもなく。

仕事に行く前に、わざわざ外階段を昇って、二階の我が家が『空』になっているのかを見に来ていました。


私は……


それを見越して押入れに隠れていました(爆)。



さて、そんな三ヶ月後。

父親にバレるわけです。

三者面談という名前の通告で。


そこで、父親は私にプチンとくる言葉を言いました。

「友達がいないからお前はゲームばかりしていたのか!」

と。


……はぁ、ちげぇし!

ゲームは単に好きだからしていただけだし!

学校?

行ってやるよ!

明日から一日も休まずに行ってやる!



翌日から私は、ひとりぼっちになる学校に休まずに行きました。

席替えをしても、椅子をとられ、かわいそうにと声をかけられ、笑われる教室という悪夢を過ごしました。



……父親への反抗でしたけどね!(笑)


今となっては、いい経験です。

お蔭で何があっても、逃げなくなりました。


影でこそこそ言うような輩には、

「なにか言いたいことがあるなら、正面切ってハッキリ言えよ」

と言えるほどのメンタルになりました。




ちなみに、私へのいじめの発端は、両親の離婚でした。

小学二年生くらいからそんな噂が流れ、ひそひそと囁かれていたわけです。


まぁ、陰でなにかしら言われていることを知りながら放置し、いじめが加速することが起こります。

それを作ったのは、ある人物でした。


四年生になったとき、知っていたひとりの人物が転校してきました。


私はその人物と、友人経由で知り合いました。


「学校に友だちがいなくて、引っ越してきた」

という理由も知っていて一緒に遊んでいた人物でした。


偶然同じクラスになったので、クラスになじめるように何かグループになるときには積極的に誘っていました。


けれど、その人物が私は遊ぶときはお金をもってこないとか、なんだか色んなことを周囲に言ったそうです。

そうして、私はハブラレた……と。

まぁ、私に信用が皆無だったということですね!


片親でボロイ家に住んでいれば、周囲も納得したことだったのかもしれないですけど、当時の私は残念ながら、そういう人間関係しか築けなかったということです。



後々になって、私をハブいたうちの何人かから聞いた話です。

え?

いや、締め上げてはいない(笑)。

みんなに個別に聞いてみたら、気まずそうに教えてくれました。


聞いたときには、

「そうか」

と、残念でなりませんでした。


友人と遊ぶときに引っ越してきたと聞いて、いじめられていたと聞いて、私は可哀想だと思っていました。

いじめるのは、周囲が悪いと思っていたんですね。私は。

しかし、その人物の場合はそうではなかったのかもしれないと思うことが、数年後に起こりました。


それは、中学校で起こっていました。



今思えば、因果応報とは、よく言ったものだと思います。


中学一年生の途中から、その人物は不登校になっていました。

結局、卒業式になっても、その人物は来なかったようです。


原因はわかりませんが、私にしたようなことを誰かにして、居づらくなったのかなぁと、なんとなく思ってしまったんです。




何十年経った今でも、たまにその人物を思い出しては、どうしているかなと思います。

母親と、同じ名前だったんですよね。ああ、漢字は違いましたが。


そうして、思い出すと、こう思うんです。

どうか、今は幸せに生きていますように……と。



あ、私は友人は男女どちらでも気にならない人です。

結婚してからは配偶者に気を遣って異性とは友人にならないように気をつけていますけれど、二十歳過ぎてからも男女問わず遊んでワイワイするのが好きな奴でした。



まぁ、そんなこんなで私は地理が苦手です。

中学一年生のときにテストに出ると言うので、必死に覚えて乗り切りましたが、まったく身につきませんでした。あはは。


そういえば。

中学生のときにも似たようなことがありました。

一年のときにめっちゃ仲良くなった友人が、二年になって他の友人も増やす私を妬んだようで、また、あいつはお金を持ってこないとかなんとか……。

そのときは、新しく仲良くなった友人の態度が急変したので、聞いてみたら教えてくれました。


しかも、

「自分と友人になる前からめっちゃ仲のよかったAが言うことだから、本当だと思った」

ということまで教えてくれて、その友人たちとは卒業してからもしばらく交流がありました。

苦手な歴史を教えてもらったり、イラストを見せ合ったり、たくさん遊んで楽しい思い出ばかりです。


ちなみにAとは、

「謝ってくるまで口きかねぇ」

と激怒していたら、クラスでは私がAをいじめていると言われ……まぁ、そんな外野の声はシカトです。


結局、Aから歩み寄ってくることはなかったので、そこで縁は切れました。


私はAと仲のよかったころに約束していた髪型に、約束をしていたタイミングでしましたが、まぁ、Aは忘れていたでしょう。

Aが同じようにすることも、私になにかを言ってくることもありませんでした。


結果、約束は守ったという私の自己満足。

まぁ、あの約束も守ってよかったなと思っています。

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