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詩集<君に届け!>

家族

作者: papiko

家族ってさ

血がつながってるって条件を

当たり前みたいにいうけれど


違うよね

はじめから違う


夫婦に血のつながりはない

親子だって必ずしも血はつながっているとは言えない


じゃあ、何が家族を家族たらしめるのか

それはお互いを一人の人間として認めることができたとき

何物にも代えがたい存在だと知ったとき


人は初めて家族になるんだと不意に思った


旅をして人と出会い

たくさん話をして

思いが通じていく


人はその場所を第二の故郷という


ほらね


血のつながりだけが家族の条件じゃない

なのにどうしてそんなくだらない条件で縛ろうとするの


血のつながりよりずっと強くて確かなのは

お互いを認めたとき

結ばれる絆


血縁は暖かくて

だけどどこか残酷で狭い


それなら自分で選べばいい

自分の家族は

自分で選べばいいんだ


そんなことを考えた

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― 新着の感想 ―
[良い点] 血縁であっても疎遠だったり、冷たかったり。 逆に他人であっても思い合い、信頼して深い絆で 結ばれていたり。 血縁云々はきっと役所の手続き上の処理のために 区分けされているだけな気がします。…
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