竜崎最狂伝説
ガソリンスタンドを出て竜崎さんと話をしているのだが・・・
「これからどうするよぉ?」
「今から本屋に行って地図とか安全そうな所が書いてある本を探そうと思います」
「安全な場所を見つけてからどうするつもりだぁ?」
「そこで暮らそうかと・・・」
「暮らすには何がいるかわかってるよなぁ?」
「は、はい衣食住が整えられるギリギリラインのところで住もうと思います」
「街から離ず安全な所ねぇ・・・自衛隊の基地とかには行ったのか?」
「い、いえ現在こんな状況で自衛隊とか警察、公的機関が機能しているように見えないんで」
「まぁ行かないのは正解だぁ俺は自衛隊の基地から逃げてきたんだからなぁ」
「基地から逃げてきたんですか!?」
「そうだぁ俺は元自衛隊員のレンジャー部隊で現在無職だぁ」
「え?レンジャー部隊だったんですか?なぜやめてしまったのですか?」
「イラクに行ってファルージャで自爆テロ被害の援助に回っていてそこの近くですぐにテロにあったんだぁ」
「それで俺は怪我をして国に戻され仕事を辞めて今に至るってわけだぁほかにも色々理由はあるんだが、一番堪えたのがこの事件だぁ」
「す、すみませんなんか辛い過去を聞いてしまって・・・」
「いやぁ気にすんな俺には酒の肴程度だからなぁ今生きればいいんだよ今」
「あ、ありがとうございます」
そしてそんなこんなあって本屋についたワケだが・・・
ゾンビが多い・・・ちょっと多いとかじゃなくてかなり多い
車二両で出ているからかなり目立つし
「なんかおおいなぁ」
「ですね」
他のところに行くか・・・
「ここの近くに本屋ってほかにありましたっけ?」
「知らねぇなぁ」
ですよねー
「本は諦めますか・・・」
「待てニートこれなら入れるかもしれんぞぉ」
「幸いこの本屋と他の建物がアーケド街みたいな感じに屋根どうしが連なっているぞぉ」
「屋根伝いに行ってベランダにある小さな窓から入るんですね」
「そうだぁ、そこから入り中のクリアリングをしてから本をさがそうぅ」
「わかりました!」
そう言い自動販売機の上に乗り配管的な物をつかみ登った
ハァハァ・・・死ぬ・・・きつい・・・もうダメ・・・
「こんな所でへばるとかだらしがねぇなぁ」
レンジャー部隊のムキムキなおっさんに言われたくない
「まぁここまで来れたんだあとは楽だぞぉ」
まってもう少し休ませて・・・
「五分ください・・・」
「あ、あぁ」
ふぅ・・・やっと呼吸が楽になってきた
「お?そろそろいくかぁ?」
「はい!行きましょう!」
そう言い屋根伝いに歩いた
しばらく歩くと目的の場所までついた。
「ここからこの建物内にはいるぅ」
「中のクリアリングをした後に本を回収そして脱出するんだがぁなにか聞きたいことはあるかぁ?」
「ありません」
「ならいくぞぉ武器はボウガンに近接格闘として俺の持ってきた特殊警棒を貸してやるぅ」
「ナイフならあるんですが・・・」
「ナイフなんて使ってどうするぅ?相手は痛みで怯んだり出血で死んだりしないんだぞぉ・・・あぁもう死んでるか」
「わ、わかりました」
ボウガンはいつでも撃てるようにして、警棒もいつでも取り出せるうちにしとこう
「では行くぞおぉ」
「はい!」
ガシャーン
大きな音と共にガラスが割れたそして中に入ると一体のゾンビがいた
「・・・・」
ゴリュゥ!!!
竜崎さんが無言でそいつの頭を捻った
230度くらい頭が回転して相手は動かなくなった
「いやぁーおじさんびっくりしたわ」
俺はあんたの行動にびっくりした
そして静かに一回に降りるとゾンビが2名ほど立っていた
そして竜崎さんが無言で合図を出した
どうやら竜崎さんが右のやつをボウガンで撃ち左のゾンビをおれが殺るようだ
頷いたら竜崎さんも頷き返してくれた
五秒カウントしてくれるらしい
5
4
3
2
・
・
ババシュ!
どうやら竜崎さんも俺も一撃で殺ったようだ。
ゾンビから矢を引き抜きクリアリングをする
どうやらこれで全員のようだクリアリングが終わったようなので地図を探す
まっ○るという地図と関西版まっ○る、観光案内書をゲットした
次はサバイバル本とか毒キノコの見分け方、食べれる野草図鑑など色々もらっておく。
四足のさばき方って言う面白そうな本も見つけた。
竜崎さんは、何してるかと見に行くと外を見ていた。
「おう、おわったかぁ?」
「はい、終わりました」
「よぉし、じゃあ戻るかぁ」
そう言い二階に上がり、ベランダから屋上に履い登った
死ぬ・・・やっぱりきつい・・・呼吸が・・・
「おいおい・・・」
そんな会話をしつつ車までもどると何やら人影があった
「糞!マジ糞!なんで開かねえんだよ!窓ガラスも割れねぇし!」
当たり前だ防弾ガラスを素手で割る訳が無い
こいつの他にもう一人いるみたいだがどうしようか
竜崎が小声で「奥のやつをボウガンで殺ってくれ手前は俺が殺る」
そう言いまたカウントを始めた
1
バシュ!
俺がボウガンを撃つと同時に竜崎さんが飛び降りた
矢は相手の蟀谷にヒット一撃で崩れた
竜崎さんの方は・・・
「ごめんなさい!許してください!俺たちも逃げるためだったんです」
「そんなことは聞いていないよぉ~お前以外に他に仲間は何人いるのかなぁ?」
竜崎さんが相手の腕を曲げちゃいけない方向に曲げている
「ふ、二人だけです!は、はなしてくださ」
ゴシュ!
竜崎さんが相手の首を切ったようだしばらく痙攣して動かなくなった
「こいつら二人だけって言っていたけどどうやら本当だなぁ」
「え?なんでわかるのですか?」
「こんなヘタレが他の奴らを匿うと思うか?」
「んー・・・思いませんね」
「だろ」
そう言い俺たちはまた移動した
「そろそろいい時間だし拠点に帰ります」
「あぁそこで俺もほんとに暮らしてもいいんだなぁ?」
「こちらからお願いしたいくらいですよこれからよろしくお願いします!」
「こっちから願いたいくらいだぁ」
そう言い俺たちは帰路についた・・・・
「そういえば竜崎さんの車って荷台にバイクとか載せれますか?」
「俺の車の部類はピックアップトラックっていうやつだから乗るぞ」
「では!一台載せたいバイクがあるんですが!」
「ああいいぜぇ!」
そして少し寄り道をして帰ることにした
待ってろよ俺のバイク!!!
いやー!ほんとうに嬉しいことがあるとやる気が出ますね!
感想書いてくれた方ありがとうございます!モニターの前で土下座しそうな勢いです!!今回も量は少ないですし、薄いです誤字脱字も多々あると思いますが、これからもよろしくお願いします!!!!